長 瀬 印 刷 ㈱( 本 社・ 福 島 県 い 、長 わき市小名浜字渚廻 瀬喜一社長)は、 「箔押し+オフ セット印刷」によるフルカラー 印刷や 第 回デザイングランプリ TOHOKU で東北地区印刷 協議会会長賞を受賞したポスターと長瀬社長 新技術・設備を積極的に導入し 新商品の開発に取り組む 「 私 の 仕 事 の こ だ わ り は、 依 頼 さ れ た仕事にできるだけ とは言わない こと」 (長瀬社長) 用品(うちわ・扇子・タオ 印 か ら 書 籍、 事 務 用、 証 券、 カ ー ド、 販促・ ル・ 手 ぬ ぐ い な ど ) 、 小 物( 名 刺・ は がき・各種賞状など)など非常に多岐 にわたっている。 年の新工場建設を機に、ハ 印刷 イデルベルグの菊四裁判 色 ( 印刷をスタートさせた。これ 年に社長に 年創業の老舗の ことは、後々必ず自分たちの強み、財 るべきだと思う。そこで試行錯誤した 字になってもいいから、チャレンジす ビジネスにリスクは付き物。一旦は赤 長瀬社長は「高額な印刷機の導入や 新 た な 商 品 開 発 に は リ ス ク が 伴 う が、 の幅も飛躍的に拡大した。 の対応が可能になり、また、特殊印刷 により、以前にも増して多様な原反へ 的な ニスコーター付) 」 を 導 入 し て、 本 格 機「 ス ピ ー ド マ ス タ ー S 4 M 52 U V U V 箔、 立 体 的 に 見 え る 画像が変化するチェンジング印 刷、透明(透かし)印刷、ブラッ ク ラ イ ト 印 刷 な ど、 独 自 の ノ ウ ハウで培った様々な特殊印刷技 術 を 用 い て、 加 飾 効 果 の 高 い 年 賀 状 や ポ ス タ ー、 高 度 な 偽 造 防 止策を付与した商品券や地域振 興 券 な ど を 製 作 し て い る。 同 社 の強みは箔押しや光沢加工など も 含 め 印 刷・ 製 本・ 加 工 の す べ P R 2 0 0 7 U V 就任した長瀬社長はいち早くデジタル も生まれない。考え方によっては、最 産となる。チャレンジしなければ、何 開発に取り組んできた。営業品目は商 加工技術・設備を導入し、新たな商品 ル、クリアファイル圧着機など様々な 穴開け、計数機、伝票の丁合・マーブ 方の設備を備えている印刷会社は少な とくに力を入れてきたのが、箔押し である。オフセット印刷と箔押しの両 う。 ンバリング、 ミシン/ジャンプミシン、 初の赤字は授業料のようなもの」とい 化や 加工化を進めると同時に、ナ 長瀬印刷は 印刷会社である。 N O 1 9 2 3 1 9 8 9 てを自社内で完結する一貫生産 体制を構築していることである。 高い技術力と柔軟な対応に加え、 年に市内の印刷会社で 取 得 す る な ど、 セ キ ュ リ テ ィ も 確 立 し て お り、 同 業 者 か ら の 仕 事依頼も増えているという。 14 U V 51 - 2 3 D いち早くプライバシーマークを 2 0 0 9 見たくなる触りたくなる表面加飾 特集 オフセット印刷と箔押しを融合 商品加価の向上と差別化を図る 長瀬印刷(福島・いわき市) Feature article 印刷界 2014.7 24
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