兵庫県パリ事務所(PDF:326KB)

兵庫県海外事務所トピックス
兵庫県パリ事務所 Vol.11
2015.2.27
パリで阪神・淡路大震災復興 20 年「記憶と追悼のコンサート」を開催
1月 19 日(月)
、当事務所は、阪神・淡路大
震災からの復興を様々な形で支援いただいた
フランスの方々に対する感謝を込めて、所内
「ひょうご交流センター」において「記憶と追
悼のコンサート」を開催した。
このコンサートは、フランスを拠点に世界で
活躍するラテン音楽グループ『ロス・コヤス
(LOS KOYAS)
』の協力により実現。ラテン・ア
メリカとの縁を持つメンバー全員が、日本と同
じく頻発する地震や風水害等の自然災害の猛
威と闘う試練を経験していることから、震災復
震災 20 年に込めた兵庫県知事メッセージをご紹介
興 20 年の節目に、犠牲者を追悼し友情と連帯
の気持ちを音楽に託して伝えたいとの思いで
演奏のお申し出をいただいた。
コンサートには、震災当時、被災児童をフラ
ンスに招待して心のケアにご協力いただいた
仏国際セキュリティー・コミッティー、被災地
支援のための物資救済や義援金集めに奔走い
ただいた日仏文化芸術友好協会、パリ兵庫県人
会、パリで支援Tシャツを企画・デザインいた
だいたデザイン会社 Teal green 他、これまで
様々な形でご支援いただいた多くの仏国内の
方々、在仏日本国大使館や OECD 代表部等の政
府関係者に加え、訪仏中の原テツアキ兵庫県議
『ロス・コヤス』による演奏風景
会議員も駆けつけ、約 60 名の方々に参加いた
だいた。
演奏に先駆け、震災 20 年に込める井戸兵庫県知事のメッセージをご紹介するとともに、被
災者とともに復興に奔走し昨年 11 月に急逝された貝原俊民前知事への追悼にも触れて、これ
までのご支援に対する感謝の気持ちをお伝えした。
コンサートでは、
『ロス・コヤス』の各メンバーが様々な楽器を持ち替えながら、南米各国
から厳選した 14 曲を演奏、アンコールに唱歌「ふるさと」を披露して聴衆を感動させた。
演奏後、隣室に掲示した復興 20 年のあゆみを伝えるパネルや資料を自由に見ていただきな
がら演奏者と参加者が触れ合う交流会を開催し、参加者から沢山の感激の声とともに、20 年
の歳月の速さと美しく復興している兵庫県への応援の声をいただいた。
問い合わせ先
兵庫県パリ事務所 所長 横川 太
TEL:+33(1)42-97-42-82 FAX:+33(1)42-97-42-92 E-mail:[email protected]