﹁市民の力を活かすまちづくり﹂ … 平成 年度 26 [前 編] 10 市が掲げる3つのフラッグ(政策の基本理念)の1つ目が「一人ひとりに役割と居場所のあるまち」 つながり です。かつては地域にいる誰もが持っていた役割や居場所を取り戻し、みんなが互いに助け合い、生 きがいを持って暮らせるまちを目指しています。 そんなまちを作っていくために、市では、各分野で市民のみなさんの力を活かしたまちづくりを進 めようとさまざまな取り組みを進めています。ちょうど1年前の広報紙でもこうした取り組みを紹介 しましたが、さらに、この1年間の状況や新しい取り組みなどについて、今月号と来月号に連載し、紹 介します。 市民主体の防災訓練 各地域における防災力の向上や、 昨年度の訓練で見つかっ た課題への対応などを目的として、すべての小学校区で市内 一斉に訓練を行い、 3,000人以上が参加しました。 訓練の内容は、市であらかじめ決めたものではなく、自治 会連合会や区などが主体となって計画段階から検討し、 訓練 を実施しました。 平成26年度の訓練では、 ①避難行動要支援者 (高齢者や障がい者など) への対応の充実、 ②大学生 ボランティアとの連携、 ③参加者体験型訓練の充実、 の3点に重点を置いた訓練を実施しました。 【安心安全課】 自主防災活動の推進 大規模災害の発生に備え、 自分の身を自分で守り ( 「自助」 ) 、 地域や隣近所の人々が集まって、 互いに 協力し合う ( 「共助」 ) 力が求められています。 自治会等が主体となって自主防災講習会が各地で実施さ れ、 平成26年度は、 40回以上、 延べ1,900人以上の市民が参加しています。 【安心安全課】 自主防犯ボランティア 団体の設立・活動支援 自主防犯活 動団体を立ち 上 げ たい 、活 動を続けてい きたいという 団 体 に 対し 、 支 援活動を 行っています。立ち上げのアドバイスや活動資 機材の貸与、 市セーフティパトロールとの合同パ トロールなどを行っています。また、防犯ボラン ティアのスキルアップを目指した防犯ボランティ ア養成アカデミー講座などを実施しています。 現在、市登録自主防犯団体は26団体あり、 様々な活動を行っています。今後も、地域の防 犯力を高めるため、様々な形で支援を行う予定 です。 【安心安全課】 2 015 年 3月号 交通安全キャンペーン 各 季 節の 交 通安 全 運 動 期 間 に合 わせて、市民 への 交 通 安 全 啓 発 を目 的に、様々な キャンペーンを行っています。 平成26年夏の交通安全キャンペーンでは、 尊い命を奪う飲酒運転の根絶を目的に、愛知 淑徳大学の学生ボランティアに協力してもら い、啓発グッズの配布や、市内店舗へ店内で の飲酒運転根絶啓発グッズの設置及び来客 への呼び掛けを依頼しました。 今後も、大学や市民団体、市内店舗等と協 力し、地域ぐるみで交通安全啓発を行ってい きます。 【安心安全課】
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