仕 様 書 本仕様書は,京都市(以下「甲」という)が京都市魚アラリサイクルセンタ ーで製造される魚粉を買受業者(以下「乙」という)に売却する業務に関し, 必要な事項を定めたものである。なお期間は平成27年4月1日から平成 27年6月30日までとする。予定数量は約324トンである。 1 売約する魚粉の主な成分は以下のとおりとする。 (1)水分 : 10%以下 (2)粗脂肪 : 10%以下 (3)粗タンパク : 60%以上 なお,上記成分については基準値とするが,変動が生じた場合でも 乙は遅滞なく魚粉を全量引き取ることとする。 また,飼料添加物としてエトキシキンを0.01%程度含有するも のとする。 2 魚粉の荷姿は1㎥のフレキシブルコンテナバック(500㎏)とする。 3 魚粉の引渡し場所は,京都市魚アラリサイクルセンター(京都市伏見 区横大路千両松町205番地)において甲が指定する場所とする。 4 積込みは,本施設の天井クレーン又はフォークリフトで行うこととし, 運搬に使用する車両は,魚粉運搬専用車又は積載物及び施設を汚損しな い車両を用いるものとする。車両の形状は平ボディ車とする。 車両の選定に当たっては,別添資料「トラックスケール」 「製品搬出室」 及び次に記載するフォークリフト仕様を参照すること。 フォークリフト仕様 小松フォークリフト(株) 最大荷重 3.5トン フォーク長 1,670mm 4-2 FD-35AT-16 最大掲高 4,000mm アタッチメント 回転フォーク 天井クレーンを使用する場合,その操作は甲が2階で行う。 乙は玉掛け作業の有資格者をもって1階で細心の注意を払い,積 込み作業を行うものとする。 4-3 フォークリフトを使用する場合,その運転は甲が行い,乙は細心 の注意を払い,誘導等積込み作業を行うものとする。 5 魚粉の引渡しについては,甲からの連絡により,甲乙協議の上,概ね 週2回(土日を除く)の頻度で設定する。 6 乙は魚粉の積込み,その他作業において次の事項を遵守しなければな らない。 (1)甲の職員の作業に支障をきたさないよう注意を払うこと。 (2)魚粉の積込み,運搬車両の進入・退出その他の作業に当たっては, 甲の職員の指示に従うこと。 (3)魚粉が輸送中に飛散しないように注意を払うこと。 (4)作業に伴い甲又は第三者に損害が生じたときは,乙が責任を負うこ と。ただし,甲の故意又は過失による場合を除く。 7 乙は,魚粉の売却事務において,次の事項を遵守しなければならない。 (1)魚粉搬出量については,毎月月末を締め切りとし,翌月5日までに 数量確認書を甲に提出すること。 (2)甲は数量確認書に基づき,納入通知書を発行するので,発行日から 14日以内に代金を納入すること。 (3)京都市契約事務規則及び関係法令を遵守すること。 8 残渣(フレキシブルコンテナバック及びその内袋)については,乙の 責任において適正に処理を行うこと。 9 本仕様書に定めのない事項については,その都度甲乙協議により定め る。
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