ビジネスサポート研究会会報誌「ビジネスサポーターズ」２０１５年２月号ビジネスサポーターズ２０１５年２月号会社経営ビギナーズ暁瑠凪の月読みビジネスサポート研究会 1 編著ビジネスサポート研究会会報誌「ビジネスサポーターズ」２０１５年２月号目次ビジネスサポーターズ２０１５年２月号 ◇会社経営ビギナーズ会社法務「インサイダー取引」・・・３知的財産権「知財経営その４（従業員の発明）」・・・４家族法「遺言 ⑧」・・・５ ◇暁瑠凪の月読み・・・６ ◇広告・・・７ 2 ビジネスサポート研究会会報誌「ビジネスサポーターズ」２０１５年２月号【会社法務】＜インサイダー取引＞現代はコンプライアンスの時代だと言われておりますが、企業にとってのコンプライアンスとは？具体的にはどう言う事をしたらコンプライアンス違反となるのでしょうか？よくある身近な事例を取り上げてお話をしたいと思います。今回はインサイダー取引のお話です。金融商品取引法では、上場会社等にかかる重要事実を知った会社の関係者やその会社関係者から重要事実を知った者が、会社が重要事実を一般公表する前に、その上場会社等の株式等の証券を売買する事を禁止しています。これを現実の話しに例えると、上場会社の経理担当者が、当該会社の株式を持つ自分の妻に対して、業績悪化で経常利益計上額を大幅に下方修正しなければならない等と愚痴をこぼしました。内部情報の漏洩です。その結果、妻は株式を売却しました。妻の株式売却が、会社による重要事項の一般公表後であればインサイダー取引にはなりませんが、公表前に売却した場合には、インサイダー取引規制に違反する事となり、情報を漏らした経理担当者、そしてその妻までもが、罰則を受ける事があるのです。夫婦の間でも、秘密にしなければならない事は秘密にしなければならない。秘密にしなければならない事を理解することが、正にコンプライアンスそのものなのです。皆さんもくれぐれも気をつけて下さい。行政書士佐藤真一 3 ビジネスサポート研究会会報誌「ビジネスサポーターズ」２０１５年２月号【知的財産権】＜知財経営その４（従業員の発明）＞会社の社員が発明の対価を巡って会社を訴えるというニュースをテレビやネットで一度は見た事があると思います。中には非常に高額な発明の対価が認められるケースもあり、一時はセンセーショナルに伝えられていました。ところで、社内業務の一環として上司が指示を与えて、会社の設備を使用して、会社のスタッフにも手伝ってもらって発明した社員がなぜ会社を訴えられるの？確かに発明によって新製品が製造可能になるけど、リスクを背負って GO サインを出すのは経営者だし、製品を売るためには営業部の努力や宣伝活動、量産化に向けて改善を繰り返した現場のスタッフも多大な貢献しているはずなのに、「なぜ発明者だけ優遇されるの？」と思った方、『知財経営に向いておられます。』実は、特許法の規定もありますが、それよりも発明というものの本質の問題になります。突っ込んで行くとかなり専門的な話になりますので、ポイントのみ解説して行きます。そもそも発明は契約等と違って生身の人間のみがなしえる行為です。生身の人間のことを法律では「自然人」といいます。自然人の対概念が「法人」です。法人は他人との契約や、特許出願の様な許認可申請をすることはできますが、技術的思想の創作である発明をすることはできません。すなわち、法人が発明者となることはできません。そこで、法人は特許出願をするため、発明者たる従業員から対価を払って発明の権利（特許を受ける権利）を譲り受けます。これが「発明の対価」です。すなわち、発明の対価は給与や賞与等の「労働の対価」とは性格が全く異なるものですから、金一封等のお給料の延長という感覚でいると思わぬリスクを負うことになります。そこで最近の企業では、発明者との訴訟リスクを回避するために予め「職務発明規定」に発明の対価についての条項を事細かに定めておくというのが一般的となっています。知的財産コンサルタント 4 永井康介ビジネスサポート研究会会報誌「ビジネスサポーターズ」２０１５年２月号【家族法】＜遺言 ⑧＞遺言の取消・撤回遺言を作った後に気が変わったり、状況が変化したりして、内容を変更したくなった場合は、遺言の作成後に取消・撤回ができます。この方法には大きく分けて 2 通りが規定されています。１遺言による撤回遺言者は、いつでも、遺言の方式に従って、その全部または一部を撤回することが出来る（法 1022）。遺言の撤回は放棄できない（法 1026）として、遺言者だけの権利を明示しています。撤回とは将来に向かって効力を消滅させる一方的な意思表示です。前の遺言成立から効力が発生するまでのいつでも可能です。ただし、撤回方式は遺言によらなければなりません。公正証書、自筆証書、秘密証書でも可能ですが、同じ方式または、公正証書が最適です。２法定撤回遺言による撤回が無くとも、当然に撤回の効力を生ずる場合があります。それは、次の事例となります。（1）前後遺言の抵触前の遺言に抵触する内容の遺言を、その後に作成したならば抵触する部分について撤回したものとみなされます（法 1023-1）。このため、作成日付が大切な要素になります。（2）生前行為による撤回遺言の作成後に、遺言内容にある対象物等を生前贈与したりして対象財産が他の法律行為と抵触する場合をいいます。（3）遺言書・目的物の破棄遺言者が、故意に遺言書、または遺言書にある目的物を破棄した場合、その部分について遺言を撤回したものとみなされる（法 1024）公正証書遺言は原本が公証役場にあり、遺言者の手元にないため遺言による撤回しかありません。今回で「遺言」シリーズは一旦終了します。行政書士牧野直明 5 ビジネスサポート研究会会報誌「ビジネスサポーターズ」２０１５年２月号【暁瑠凪の月読み】第２２回＜月の影響＞皆様こんにちは。西洋占星学研究家暁瑠凪です。ビジネスの一助になるよう天体のひとつ、夜空を照らす女王たる「月」の活用法について伝授させて頂きます。月の動きで毎日の星占いや体調・心理などを古くから研究、検証しています。満月・新月は月に１回ほど起きる現象でございますが、昔から言われている内容が、事件事故・体調不良・物が落ちやすくなる（墜落・落石・落下・沈没など）と満月の時、特に起こりやすいと言われています。また、止血もしにくいのです。と言うことは出来れば手術などは避けたいとなります。新月時は物事のスタートに良い、老舗の創立日はこれに当たる事が多い。 (もちろんただ長く続けばよいわけではないので他の惑星の配置も重要ではありますが) では下記記載の判断方法を参考にしてください。＜判断方法＞ ◆上弦～満月会社のイメージＵＰ戦略など高姿勢の活動を推し進めるです！などなどお月様の影響は人間にとって影響大なのでございます。来月もお月さまからメッセージをいただきましょう～では本日はここまでです。今後ともよろしくお願いいたします。西洋占星学研究家 6 暁瑠凪ビジネスサポート研究会会報誌「ビジネスサポーターズ」２０１５年２月号【広告】小林マネジメントサービスあなたの会社の総務部です暁瑠凪【星脳】西洋占星学研究家就業規則・助成金申請個人鑑定・法人鑑定東京都目黒区自由が丘 1-22-21 命名・商号鑑定・開運アドバイスペルレ自由が丘 206 鑑定スケジュールは下記ＨＰで ℡ 03-5729-7322 行政書士佐藤真一事務所休日夜間相談できます http://akatsukiruna.jimdo.com/ 企業法務・事業承継建設業許可・風俗営業許可東京都目黒区目黒 2-4-28 飲食業許可・理美容所許可目黒フラワーマンション 502 お気軽にご相談ください ℡ 03-6452-3701 牧野直明行政書士事務所許認可業務のことなら ℡ 03-3711-6106 藤巻司法書士事務所登記のご相談承ります田村経営コンサルティング事務所会社設立・不動産登記物流改善・業務改善東京都目黒区緑が丘 3-2-4 東京都千代田区神田東松下町メゾン緑ヶ丘 202 19-1 ｽﾃｰｼﾞﾌｧｰｽﾄ神田 Ⅱ -301 ℡ 03-3724-1177 貴社の経営改善に貢献します ℡ 03-5294-7123 永井康介行政書士事務所知的財産コンサルタント株式会社 GLOBALPRO ウェブマーケティング知財業務のアウトソーシングＨＰ・コンテンツ等の作成東京都目黒区 1-4-22 東京都江戸川区北小岩 8-5-4 ロイヤルヒルズ 802 ℡ ℡ 03-6452-3248 03-6811-5630 http://global-pro.jp 広告募集しております。ビジネスサポート研究会ＨＰより、お問合せください。 7