埼玉県分の労働力調査の結果について（平成26年平均）（PDF：401KB）

埼玉県分の労働力調査の結果について
平成２６年平均
労働力調査の概要
【調査の目的】
我が国における就業・不就業の状態を明らかにし、国の経済政策や雇用対策などのた
めの基礎資料を得ることを目的に昭和 21 年 9 月より毎月実施している。
【調査の対象】
総務大臣の指定する国勢調査の調査区内の世帯から無作為抽出を行い、その世帯員を
対象に実施する。
【調査の期日】
毎月末日（12 月は 26 日）現在で行われ、毎月の末日を最終日とする一週間（12 月は
20 日から 26 日まで）の就業状態について調査している。
【主な調査事項】
配偶関係、在学・卒業など教育の状況、就業・不就業の状態、所属する事業所の名称
や事業の種類、所属する企業の従業者数、仕事の種類、一週間の就業時間ほか。
【都道府県別の集計を利用する上での留意点】
労働力調査は、都道府県別に表章するように標本設計を行っておらず、標本規模も小
さいことなどにより，全国結果に比べ結果精度が十分に確保できないとみられることか
ら，結果の利用に当たっては注意が必要となる。
埼玉県総務部統計課人口統計担当
1
ご注意
本報告書では、統計法第 33 条に基づき、総務省統計局から提供された調査票情報
の集計結果を利用し、男女別、年齢別等の分析を行っています。
労働力調査は、毎月、全国の約４万世帯に居住する 15 歳以上の者を対象に実施して
いる標本調査です。埼玉県では、毎月、約 1,800 世帯を対象に実施しています。標本
調査においては標本誤差が発生しますが、全国結果に比べて都道府県別結果の標本誤
差は大きなものとなっていますので、注意が必要です。
１労働力人口
平成 26 年平均の労働力人口は昨年から 5.3 万人増加し 380.4 万人となった。平成 25
年に引き続き、２年連続の増加となった。
（千人）
3,850
労働力人口の推移
3,815
3,804
3,800
3,753
3,751
3,750
3,739
3,700
平成２２年
２３年
２４年
２５年
２６年
男女別にみると、男性は 224.9 万人となり、平成 25 年に比べ 2.7 万人増加した。女
性は 155.5 万人となり、平成 25 年に比べ 2.6 万人増加した。
男女別、労働力人口
男
女
単位：千人
平成22年平成23年平成24年平成25年平成26年
2,304
2,262
2,229
2,222
2,249
1,511
1,491
1,511
1,529
1,555
2
平成 26 年平均の労働力人口の構成割合をみると、男性が 59.1%、女性が 40.9%とな
った。平成 25 年から平成 26 年にかけて男性の割合は 0.1%ポイント減少し、女性は 0.1
ポイント増加した。男女共に 35～44 歳の年齢区分が最も大きくそれぞれ 15.0%、9.7%
となった。
全労働力人口に占める男女別年齢階級別の割合
総数
男
性
女
性
平成２２年
２３年
２４年
２５年
２６年
平成２２年
２３年
２４年
２５年
２６年
60.4%
60.3%
59.6%
59.2%
59.1%
39.6%
39.7%
40.4%
40.8%
40.9%
１５～２４２５～３４３５～４４４５～５４５５～６４
６５歳以上
歳
歳
歳
歳
歳
4.3%
12.1%
14.9%
11.6%
12.0%
5.6%
3.9%
11.9%
15.3%
11.7%
11.9%
5.5%
4.1%
11.3%
15.4%
12.0%
11.4%
5.5%
4.1%
11.1%
15.1%
12.4%
10.5%
6.0%
4.0%
10.8%
15.0%
12.6%
10.3%
6.4%
4.1%
8.1%
9.3%
8.1%
7.2%
2.8%
4.0%
8.1%
9.4%
8.1%
7.4%
2.7%
3.9%
7.9%
9.8%
8.6%
7.2%
3.0%
4.0%
7.9%
10.1%
8.9%
6.9%
3.0%
4.3%
7.6%
9.7%
9.2%
6.7%
3.4%
男女別、年齢階層別、労働力人口の推移
単位：千人
（再　掲）
総　数１５～　２５～　３５～　４５～　５５～　６５歳　１５～
２４歳３４歳４４歳５４歳６４歳以　上６４歳
２２年
3,815
321
770
923
750
729
323
3,492
２３年
3,753
298
751
928
743
726
307
3,446
男２４年
女２５年
3,739
298
717
943
770
695
317
3,422
3,751
303
713
945
800
649
340
3,411
２６年
3,804
315
701
941
830
645
373
3,431
53
12
-12
-4
30
-4
33
20
２２年
2,304
164
462
567
441
456
215
2,089
２３年
2,262
147
447
575
439
448
207
2,055
男２４年
性２５年
2,229
152
421
575
449
425
206
2,022
2,222
153
417
568
466
392
225
1,996
２６年
2,249
153
411
570
481
390
243
2,005
27
0
-6
2
15
-2
18
9
２２年
1,511
157
308
356
309
273
108
1,403
２３年
1,491
151
303
353
305
278
100
1,391
女２４年
性２５年
1,511
146
295
368
320
270
111
1,400
1,529
150
296
377
335
258
114
1,415
２６年
1,555
162
290
370
349
255
129
1,426
26
12
-6
-7
14
-3
15
11
26-25年
26-25年
26-25年
3
２就業者
（１）就業者数
平成 26 年平均の就業者数は 367.4 万人と 8.7 万人増加した。労働力人口とともに、
平成 25 年に引き続き、２年連続の増加となった。
（千人）
3850
3815
3800
労働力人口と就業者数の推移
3804
3753
3750
3739
3751
3674
3700
3650
3616
3577
3600
3565
労働力人口
3587
就業者数
3550
3500
3450
3400
平成22年
23年
24年
25年
26年
年齢階級別就業者数をみると、15～24 歳が 1.5 万人、35~44 歳が 0.6 万人、45～54
歳が 3.7 万人、65 歳以上が 3.7 万人、平成 25 年に比べ、それぞれ増加した。25～34
歳が 0.5 万人、55～64 歳が 0.2 万人減少した。
(千人）
年齢階級別就業者数
1000
900
800
700
平成22年
600
平成23年
500
平成24年
400
平成25年
300
平成26年
200
100
0
15～24歳 25～34歳 35～44歳 45～54歳 55～64歳
4
65歳以上
男女別就業者数をみると、平成 25 年に比べ、男性は 4.6 万人増加して 217.1 万人、
女性は 4.1 万人増加して 150.3 万人となった。年齢階級別では、平成 25 年に比べ、25
～34 歳では、男性が 0.3 万人、女性が 0.2.万人、それぞれ減少した。45 歳～54 歳では
男性が 2.3 万人、女性が 1.4 万人それぞれ増加している。また、65 歳以上では男性は
2.3 万人、女性は 1.6 万人増加した。
男女別就業者数の推移
（千人）
2500
2181
2153
2120
2125
2171
2000
1435
1500
1424
1445
1503
1462
男
1000
女
500
0
平成22年
（千人）
23年
24年
25年
26年
年齢階級別就業者数（男性）
600
500
22年
400
23年
300
24年
200
25年
100
26年
0
15～24歳 25～34歳 35～44歳 45～54歳 55～64歳
（千人）
65歳以上
年齢階級別就業者数（女性）
600
500
22年
400
23年
300
24年
200
25年
100
26年
0
15～24歳
25～34歳
35～44歳
45～54歳
5
55～64歳
65歳以上
就業者数の推移
単位：千人
下の表は、各年の全就業者に占める男女別年齢別階級別就業者数の割合を求めたもの
である。平成 26 年平均の就業者の構成割合を見ると、男性の割合は 59.1％、女性の割
合は 40.9％となった。女性就業者の割合が年々増加している。
全就業者に占める男女別年齢別階級別の割合
総　数
１５～　２４歳
２５～　３４歳
３５～　４４歳
４５～　５４歳
５５～　６４歳
（再掲）
６５歳　１５～
以　上６４歳
平成22年
100%
8.0%
19.8%
24.3%
20.1%
19.1%
8.6%
91.4%
男平成23年
女平成24年
100%
7.7%
19.6%
24.9%
20.0%
19.5%
8.4%
91.6%
100%
7.6%
18.8%
25.4%
20.8%
18.8%
8.6%
91.4%
計平成25年
100%
7.8%
18.7%
25.2%
21.6%
17.5%
9.2%
90.8%
平成26年
100%
8.0%
18.1%
24.8%
22.1%
17.0%
10.0%
90.0%
平成22年
60.3%
4.0%
11.9%
15.1%
11.8%
11.8%
5.7%
54.6%
平成23年
60.2%
3.7%
11.6%
15.5%
11.9%
11.9%
5.6%
54.6%
男平成24年
59.5%
3.8%
11.0%
15.5%
12.1%
11.4%
5.6%
53.9%
平成25年
59.2%
3.9%
11.0%
15.3%
12.5%
10.6%
6.0%
53.2%
平成26年
59.1%
3.9%
10.6%
15.1%
12.8%
10.2%
6.5%
52.6%
平成22年
39.7%
4.0%
8.0%
9.2%
8.2%
7.3%
2.9%
36.8%
平成23年
39.8%
3.9%
8.0%
9.4%
8.2%
7.6%
2.7%
37.1%
女平成24年
40.5%
3.8%
7.8%
9.8%
8.7%
7.3%
3.1%
37.5%
平成25年
40.8%
3.9%
7.8%
9.9%
9.1%
6.9%
3.1%
37.6%
平成26年
40.9%
4.1%
7.5%
9.7%
9.3%
6.8%
3.5%
37.4%
6
（２）就業率
就業率をみると、男性が 69.1％で、平成 25 年に比べ 1.3 ポイントの増加となった。
女性が 47.6％で、同じく 1.2 ポイントの増加となった。年齢階級別では、男女とも、ど
の階級でも前年に比べ増加している。最も増加した年齢階級は、全体では 55~64 歳で
2.9 ポイント増、男性では 35～44 歳で 2.6 ポイント増、女性では 15～24 歳で 3.8 ポイ
ント増であった。
100
年齢階級別就業率（男性）
（%）
80
平成22年
60
平成23年
40
平成24年
20
平成25年
0
数 15～24歳 25～34歳 35～44歳 45～54歳 55～64歳 65歳以上
総
100
（%）
平成26年
年齢階級別就業率（女性）
平成22年
50
平成23年
平成24年
0
平成25年
総
数 15～24歳 25～34歳 35～44歳 45～54歳 55～64歳 65歳以上
就業率の推移
平成26年
単位：%
7
３完全失業者数
平成 26 年の完全失業者数は、13.0 万人となり、前年に比べ 3.4 万人減少した。男女
別内訳は、男性は 7.8 万人、女性は 5.2 万人だった。
年齢区分別にみると、25～34 歳の区分の完全失業者数が 3.4 万人とどの年代の区分
よりも多い数となっている。35～44 歳の区分が 3.1 万人とこれに続いている。
男女別にみると、男性は 25～34 歳の区分が最も多く 2.1 万人となり、女性では、35
～45 歳の区分が最も多くなり 1.5 万人となっている。
単位：千人
平成２２年
２３年
２４年
２５年
２６年
男女計
199
176
174
164
130
男
123
109
108
97
78
女
76
67
66
68
52
年齢階級別完全失業者数の推移（男女計）
（千人）
60
50
40
平成22年
30
平成23年
平成24年
20
平成25年
10
平成26年
0
15～24歳 25～34歳 35～44歳 45～54歳 55～64歳 65歳以上
年齢階級別、男女別、完全失業者数（平成26年）
（千人）
25
21
20
14
15
10
10
16
16
15
9
男
9 9
女
4
5
5
1
0
15～24歳 25～34歳 35～44歳 45～54歳 55～64歳 65歳以上
8
４完全失業率
平成 26 年平均の完全失業率は、3.4%となり、前年より 1.0 ポイント低下した。
年齢区分別にみると、15～24 歳の区分の完全失業率が 6.3%と最も高い。
男女別にみると、男性が 3.5%、女性が 3.3%となっている。
完全失業率の推移
（％）
6.0
5.2
4.7
5.0
4.7
4.4
4.0
3.4
3.0
2.0
1.0
0.0
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
完全失業率の推移
単位％
（再掲）
総　数１５～　２５～　３５～　４５～　５５～　６５歳　１５～
２４歳３４歳４４歳５４歳６４歳以　上６４歳
平成22年
5.2
9.0
6.9
4.8
3.2
5.1
3.4
5.4
男平成23年
女平成24年
計平成25年
4.7
8.1
6.5
4.1
3.6
4.1
2.6
4.9
4.7
8.7
6.4
4.1
3.6
3.7
2.8
4.8
4.4
7.6
6.0
4.2
3.1
3.4
3.2
4.5
平成26年
3.4
6.3
4.9
3.3
2.2
3.1
1.6
3.6
平成22年
5.3
11.0
7.1
3.9
2.9
6.1
4.2
5.5
平成23年
4.8
8.8
7.2
3.5
3.2
5.1
2.9
5.0
男平成24年
4.8
9.9
7.1
3.7
3.8
4.2
3.9
5.0
平成25年
4.4
9.2
5.8
3.5
3.4
3.3
4.0
4.4
平成26年
3.5
6.5
5.1
2.8
1.9
4.1
2.1
3.6
平成22年
5.0
7.0
6.5
6.2
3.6
3.3
1.9
5.3
平成23年
4.5
6.6
5.6
5.1
4.3
2.5
2.0
4.7
女平成24年
4.4
7.5
5.4
4.6
3.8
3.0
1.8
4.6
平成25年
4.4
6.0
6.1
5.3
2.7
3.5
1.8
4.7
平成26年
3.3
5.6
4.8
4.1
2.6
1.6
0.8
3.6
9
女性は年齢が上がるにつれて完全失業率が低下している。女性は 65 歳以上の区分
の完全失業率が 0.8%で最も低いが、男性では、45～54 歳の年齢階級が 1.9%と最も低
い。
（%）
7.0
年齢階級別完全失業率（平成26年）
6.0
5.0
4.0
男
3.0
女
2.0
1.0
0.0
15～24歳 25～34歳 35～44歳 45～54歳 55～64歳 65歳以上
10
５非労働力人口
非労働力人口は増加傾向にあったが、平成 26 年は前年に比べ 3.6 万人減少し、249.2
万人となっている。
非労働力人口の推移
（千人）
2600
2492
2500
2453
2450
2400
2528
2527
2550
2365
2350
2300
2250
2200
23年
平成22年
24年
25年
26年
男女別・年齢階級別にみると、男女共に 65 歳以上の人数が最も多く、連続して増加
しており、平成 26 年平均では男性が 54.1 万人、女性が 80.7 万人となっている。
非労働力人口の推移
単位千人
総数
男
女
計
男
女
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
１５～　２５～　３５～　４５～　５５～　６５歳　２４歳３４歳４４歳５４歳６４歳以　上
2,365
424
152
196
119
331
1,142
2,453
438
152
206
130
334
1,192
2,527
441
154
219
134
329
1,250
2,528
430
136
203
130
322
1,307
2,492
411
134
188
130
281
1,348
793
222
19
15
7
70
459
845
235
23
15
12
78
482
899
231
29
30
17
83
508
910
225
22
30
16
92
525
890
221
21
18
16
73
541
1,573
202
133
181
112
261
683
1,608
204
129
191
118
256
710
1,628
211
125
189
117
246
742
1,617
205
113
173
115
230
782
1,602
190
113
170
114
208
807
11
年齢階級別、非労働力人口（男性）
（千人）
900
800
700
600
500
400
300
200
100
0
15～24歳
25～34歳
平成22年
35～44歳
平成23年
45～54歳
平成24年
55～64歳
平成25年
65歳以上
平成26年
年齢階級別、非労働力人口（女性）
（千人）
900
800
700
600
500
400
300
200
100
0
15～24歳
25～34歳
平成22年
35～44歳
平成23年
45～54歳
平成24年
12
55～64歳
平成25年
65歳以上
平成26年

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