仕様書(PDF:307KB)

仕様書
1 業務名称
東工場ごみピット受付案内等業務
2
東工場各施設ごみピットを適正に運営するために搬入者等の受付案内等
を行う。
業務目的
3 履行場所
堺市東区石原町 1 丁 102 番地
4 履行期間
平成 27 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで
5 契約金額
初年度の契約金額を契約期間内の毎年の契約金額とする。
6 業務実施日 本市が指定する日(設備点検等に伴う搬入停止日)を除く毎日。
7 業務時間
その他
8 配置箇所
午前 11 時 00 分から午後 5 時 00 分までとする。ただし、安全案内業務に
ついては午前 8 時 30 分から午後 5 時 00 分までとする。
(搬入受付時間は、午前 11 時 30 分から午後 4 時 30 分まで。)
なお、年末年始の業務日及び業務時間については変更する場合がある。
その際、発注者及び受注者双方協議して定める。
搬入車両混雑により業務時間を超過する場合は臨機に対応すること。
業務遂行にあたり、従事者を下表のとおり配置し、業務を実行すること。
なお、繁忙期である年末(以下「年末繁忙期」)については配置箇所(搬
入車両滞留場所 1 ポスト)を追加すること。
業務内容
通常
年末繁忙期
第一破砕施設案内業務
【1ポスト】
プラットホーム
参考 3 人
【1ポスト】
プラットホーム
参考 3 人
第一工場・第二工場案内業務
【2ポスト】
プラットホーム
参考 3 人
【1ポスト】
正門・受付付近
参考1人
【2ポスト】
プラットホーム
参考 3 人
【1ポスト】
正門・受付付近
参考1人
【1ポスト】
搬入車両滞留場所
参考2人
安全案内業務
年末繁忙期とは、本市の指定するおおむね6日間とする。
9 業務内容
9-1 第一破砕施設案内業務(11:00~17:00)
(1)自己搬入者(事業系,家庭系)の対応及び案内について
自己搬入者とは、廃棄物を排出する者が自ら廃棄物の処理を申し出て、自己の所
有する車両等により自ら本市処理施設へ搬入する者をいう。
ア、搬入者をピットゲートに誘導案内
①安全に搬入者の誘導を行うこと。
②家庭系搬入者については車両にかかわらず、簡易ベルトコンベア付ピットゲー
ト及びダンピングピットゲートを優先させること。
(ただし、ダンプ車については本市が確認しダンプさせるのかを決定する。
)
イ、ファイルの確認
ファイルとは、本市が受付を行った時に、自己搬入者に渡す行先などを記載した
ファイルであり、そのファイルには廃棄物搬入許可書及び計量時に発行されるバ
ーコードが添付されている。
①行先施設の一致の確認・搬入受付計量済の確認・事業系又は家庭系の確認・粗
大ごみ又は一般ごみの確認を実施し、ファイルと一致しているかを照合するこ
と。
②上記ファイル確認後、不一致であった場合は廃棄物を投入させずに待機させ、
直ちに本市に連絡すること。
ウ、廃棄物の確認
①搬入者に廃棄物を確認することを伝え、受入基準等(別表1)に適合しない物
があるかを確認すること。
②受付検査(本市)より連絡があった場合は(受入基準等に適合しないもので持
帰り物など)
、適切に対処すること。
③受付検査(本市)より連絡がない場合でも、受入基準等に適合しないものが確
認された時は、持帰りさせること。
④連絡がない場合の持帰り物について、本市が用意する案内チラシがあるものに
ついては、案内チラシを搬入者に渡すこと。本市が用意する案内チラシが無い
ものについては、受入基準等に適合していないことの案内を行うこと。
⑤持帰り物について、判断に迷う場合は本市に連絡すること。
⑥ダンボ―ルなどに入っている廃棄物について、中身の確認をすること。
エ、廃棄物の投入
①投入については、搬入者自身で行わせること。
②ふとん、カーペット類等別置きさせる物については、搬入者に対して置き場所
の指示案内を行うこと。
③やむを得ずピットに直接投入させる場合は、必ず安全帯を着用させるか、場合
によってはプラットホームフロアに一旦仮置き後、受注者によるピット投入等
の対策をとること。
④搬入者の安全を最優先させること。
⑤クレーンが投入ピットゲートに接近している時は、廃棄物を投入させないこと。
オ、料金所への案内
①搬入終了後、合流等搬入経路上に注意が必要であることを伝えるなど安全に料
金所まで行けるよう案内すること。
(2)搬入用 IC カード(以下カードという。
)の貸与を受けている者(以下、
「カード貸
与者」という。
)の対応について
カード貸与者についてはカードでの計量受付(搬入許可)となり、本市での搬入受
付を行わないので、自己搬入者のようなファイルは持っていない。
①カード貸与者であるかの把握確認を行うこと。わからない場合は、カードを確
認するなどの対応を行い、搬入許可されていることを把握すること。
②カード貸与者の安全の確認を行うこと。
③カード貸与者に対して、粗大ごみであるかの確認とその内容について確認し、
第一破砕施設に捨てることが適切であるのかを確認すること。適切でない場合
については、廃棄物を投入させず直ちに本市に連絡すること。
④カード貸与者の目視検査を行うこと。明らかに受入基準等に適合しないものが
確認された場合については、搬入者を待機させ、直ちに本市に連絡すること。
⑤自己搬入者の対応を優先とする。
9-2 第一工場・第二工場案内業務(11:00~17:00)
・第二工場案内業務
(1)自己搬入者(事業系、家庭系)の対応及び案内について
ア、搬入者をピットゲートに誘導案内
①安全に搬入者の誘導を行うこと。
②家庭系搬入者については車両にかかわらず、ダンピングピットゲートを優先さ
せること。
(ただし、ダンプ車については本市が確認しダンプさせるのかを決定する。
)
イ、ファイルの確認
①行先施設の一致の確認・搬入受付計量済の確認・事業系又は家庭系の確認・粗
大ごみ又は一般ごみの確認を実施し、ファイルと一致しているかを照合するこ
と。
②上記ファイル確認後、不一致であった場合は廃棄物を投入させずに待機させ、
直ちに本市に連絡すること。
ウ、廃棄物の確認
①搬入者に廃棄物を確認することを伝え、受入基準等に適合しない物があるかを
確認すること。
②受付検査(本市)より連絡があった場合は(受入基準等に適合しないもので持
帰り物など)
、適切に対処すること。
③受付検査(本市)より連絡がない場合でも、受入基準等に適合しないものが確
認された時は、持帰りさせること。
④連絡がない場合の持帰り物について、本市が用意する案内チラシがあるものに
ついては、本市が用意する案内チラシを搬入者に渡すこと。案内チラシが無い
ものについては、受入基準等に適合していないことの案内を行うこと。
⑤持帰り物について、判断に迷う場合は本市に連絡すること。
⑥ダンボ―ルなどに入っている廃棄物について、中身の確認をすること。
エ、廃棄物の投入
①投入については、搬入者自身で行わせること。
②鉄類等別置きさせる物については、搬入者に対して置き場所の指示案内を行う
こと。
③やむを得ずピットに直接投入させる場合は、必ず安全帯を着用させピット投入
させるか、場合によってはプラットホームフロアに一旦仮置き後、受注者によ
るピット投入等の対策をとること。
④搬入者の安全を最優先させること。
⑤クレーンが投入ピットゲートに接近している時は、廃棄物を投入させないこと。
オ、料金所への案内
①搬入終了後、合流等搬入経路上に注意が必要であることを伝えるなど安全に料
金所まで行けるよう案内すること。
(2)搬入用 IC カード(以下カードという。
)の貸与を受けている者(以下、
「カード貸
与者」という。
)の対応について
カード貸与者についてはカードでの計量受付(搬入許可)になるので、自己搬入者
のようなファイルは持っていない。
①カード貸与者であるかの把握確認を行うこと。わからない場合は、カードを確
認するなどの対応を行い、搬入許可されていることを把握すること。
②カード貸与者の安全の確認を行うこと。
③カード貸与者の適時目視検査を行うこと。明らかに受入基準等に適合しないも
のが確認された場合については、搬入者を待機させ、直ちに本市に連絡するこ
と。
④カード貸与者の粗大ごみ搬入者に対しては、粗大ごみであるかの確認とその内
容について確認し、第二工場破砕施設に捨てることが適切であるのかを確認す
ること。適切でない場合については、廃棄物を投入させず直ちに本市に連絡す
ること。
⑤自己搬入者の対応を優先とする。
・第一工場案内業務(11:00~13:30)
(1)カード貸与者のピットゲート案内について
第一工場の案内業務については、おおむね年間30日程度を予定しており、配置
については、発注者及び受注者双方協議を行い決定する。
①「東工場委託業者ごみ搬入先割振り表(本市が用意)
」に従い、カード貸与者の
搬入を監視すること。
②「東工場委託業者ごみ搬入先割振り表」にないカード貸与者が来た時は、
「東工
場委託業者ごみ搬入先割振り表」に記載されている施設を案内すること。
③第一工場に搬入するカード貸与者であるのかを把握確認すること。わからない
場合は、カードを確認するなどの対応を行い、搬入許可されていることを把握
すること。
④適時ごみ投入ピットゲートの案内及び誘導を行うこと。
⑤ピットゲートのトラブル(ピット満杯等)時は、カード貸与者を待機させるな
どの対応を行うこと。
⑥適時目視検査を行うこと。明らかに受入基準等に適合しないものが確認された
場合については、搬入者を待機させ、直ちに本市に連絡すること。
⑦搬入者の安全を確認すること。
9-3 安全案内業務(8:30~17:00)
(1)搬入時間案内について(8:30~11:30)
①来場者の行先案内を行うこと。
②自己搬入者等に対して搬入時間(11:30~)及び入場待機可能時間(11:00~)の案内
を行うこと。
③必要に応じて本市が用意する案内チラシを渡すこと。
④必要に応じて臨海工場の案内をすること。
(案内チラシに地図等記載)
⑤またその案内した搬入者数(帰宅車両台数)を日報にて報告すること。
(2)出入り口付近の安全に関する案内について(11:30~17:00)
当施設出入り口(石原町1丁交差点)が、T字交差点になっており施設側の歩道
を搬入車両が横切り出入りする。
信号機が赤点滅時に搬入者が退場するが、信号機を守らないことや、優先である
歩道の歩行者等との接触が考えられる。
①退場待機位置(停止線)の案内を行うこと。
②信号機の赤点滅の案内を行うこと。
③歩行者等優先及び注意の案内を行うこと。
④出入り口において搬入者が入退場する時、安全に入退場できるように誘導及び
案内を行うこと。
⑤接触等トラブルが発生した時は、安全の確保を行い、直ちに本市に連絡するこ
と。
(3)年末繁忙期の安全誘導案内について(予定時間 8:30~17:00)
①搬入車両滞留場所で、自己搬入者の誘導案内及び整理を行うこと。
9-4 各業務の苦情トラブル対応について
①搬入者の苦情等のトラブルあった場合、適切に対応を行うこと。
②内容等を記録し、本市に連絡を行うこと。
③処理困難事案については、直ちに本市に連絡するなど適切に対応を行うこと。
9-5 付帯業務
①第一破砕の簡易ベルトコンベアの設置、運転、収納(防水シートをかける)を
適時適切に行うこと。
②ピットゲート、簡易ベルトコンベア、ダンピングボックス、散水装置等を適切
に運転すること。
③必要に応じてプラットホーム近辺における車両等の案内及び清掃を行うこと。
④災害発生時には、本市と協力して搬入者の避難・誘導を行うこと。
⑤ピット火災、搬入者転落等事故が発生した場合、非常ベルを使用するなどの対
応を行うとともに、直ちに本市に連絡し必要な措置をとること。
9-6 その他
①この仕様書に定めのない事項については、本市と受注者が協議して定める。
②業務期間中の受注者は必要な限りで業務員の控室等、市の施設の一部を使用す
ることができるものとし、光熱水費についても無償とする。
③受注者は、業務の実施にあたり、故意または過失により本市又は第三者に損害
を与えたときはその損害を賠償しなければならない。
④受注者は、本業務の施行にあたっては、関係法令を遵守しなければならない。
10 業務確認(検収)
①毎日業務終了後、業務日報を提出すること。
11 業務の検査
①受注者は、毎月業務完了後、業務完了届を提出し、検査を受けること。
12 業務責任者
①業務責任者を選出し、本市の承認を得ること。
②業務責任者に異動があるときは、事前に本市に連絡し承認を得ること。
13 現場責任者
①当業務従事者の中から現場責任者を選出し、本市の承認を得ること。
②現場責任者に異動があるときは、事前に本市に連絡し承認を得ること。
③現場責任者は現場業務に関して業務責任者を代理し、現場で指揮監督を行う者
とする。
14 廃棄物に関する講習会等の受講
①業務責任者及び現場責任は廃棄物の知識を習得するため、廃棄物に関する講習
会等を受講し、修了書の写しを提出すること。
例)特別管理産業廃棄物管理責任者に関する講習会等
②受注者は、この契約に基づく受託業務に従事する者が廃棄物について正しい認
識をもって当業務を遂行できるよう、廃棄物にかかる研修を実施すること。ま
た市に研修報告書を提出すること。
③講習会及び研修等にかかる費用については、受注者負担とする。
15 業務協議の出席
①業務責任者は本市の監督員または、検査員等の開催する受付案内業務協議に出
席して、指示、指導を受ける。又、業務改善を指摘された場合は業務改善対策
の報告書を指定された期日までに提出しなければならない
16 業務計画書の提出
受注者は次の書類を作成して本市に提出して承認を得るものとする。なお提出日時
等については本市と受注者が別途協議して決定する。
①業務計画書(本受付案内業務のマニュアル等)
②業務責任者届
③従事者名簿
④緊急連絡体制表
⑤その他必要な書類
17 業務従事者の服務規律等
①受注者は、業務従事者の服装、態度言葉遣い、特に搬入者との対応等の教育訓
練に万全を期し、服務規律の維持に責任を負うものとする。
②受注者は業務上知り得た秘密を他に漏らしてはならない。契約の終了後及び解
除後も同様とする。
③受注者は業務を行うにあたり、業務従事者が着用する制服を本市に通知し、名
札等を携行させるものとする。また必要に応じ、安全衛生用具等を用意するこ
と。
④各施設プラットホーム及び控室等は、常に整理整頓するとともに、搬入者等に
不快感を与えないよう努めること。
18 暴力団等の排除について
18-1 入札参加除外者を再委託先等とすることの禁止
①受注者は、堺市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札参加除外を受けた者
又は同要綱別表に掲げる措置要件に該当する者を、再委託先並びに受注者及び
再委託先の資材、原材料の購入契約その他の契約の相手方(以下「再委託先等」
という。
)としてはならない。
②これらの事実が確認された場合、本市は受注者に対し、当該再委託先等との再
委託契約等の解除を求めることができる。
18-2 再委託契約等の締結について
①受注者は、再委託先等との再委託契約等の締結にあたっては、再委託契約締結
時には本市の契約約款に準じた暴力団排除条項を加えることとする。
18-3 誓約書の提出について
①受注者は、堺市暴力団排除条例第8条第2項に規定する暴力団員又は暴力団密
接関係者でない旨の誓約書を提出しなければならない。ただし契約金額(税込)
が500万円未満の場合、もしくは受注者が国若しくは地方公共団体その他公
共団体又は本市の外郭団体である場合はこの限りでない。
②受注者は、契約金額(税込)が500万円以上となる再委託先等がある場合に
は、これらの者から堺市暴力団排除条例第8条第2項に規定する暴力団員又は
暴力団密接関係者でない旨の誓約書を徴収して、本市へ提出しなければならな
い。
③受注者及び再委託先等が当該誓約書を提出しない場合は、入札参加停止を行う
ものとする。
18-4 不当介入に対する措置
①受注者は、この契約の履行にあたり、暴力団員又は暴力団密接関係者から、暴
力団を利することとなるような社会通念上不当な要求又は契約の適正な履行を
妨げる行為(以下「不当介入」という。
)を受けたときは、直ちに本市に報告す
るとともに、警察に届け出なければならない。
②受注者は、再委託先等が暴力団員又は暴力団密接関係者から不当介入を受けた
ときは、直ちに本市に報告するとともに、当該再委託先等に対して、警察に届
け出るよう指導しなければならない。
③本市は、受注者が本市に対し、①及び②に定める報告をしなかったときは、堺
市暴力団排除条例に基づく公表及び入札参加停止を行うことができる。
④本市は、受注者又は再委託先等が不当介入を受けたことによりこの契約の履行
について遅延等が発生するおそれがあると認めるときは、受注者が①に定める
報告及び届け出又は②に定める報告及び指導を行った場合に限り、必要に応じ
て履行期間の延長等の措置をとるものとする。
19 留意事項
①業務遂行にあたり、受入基準及び搬入禁止物について熟知すること。
②本市発行の「資源とごみの出し方便利帳」や「粗大ごみ出し方マニュアル」を
熟知すること。
③本市が用意する案内チラシについて熟知すること。
④廃棄物処理法に基づき業務を遂行すること。
⑤本市のホームページ等を閲覧し、本市が発信する情報を常に確認し業務を遂行
すること。
⑥搬入者の安全については特に注意すること。
⑦自己搬入者、カード貸与者の区別ができること。
⑧搬入者に対しては、
「親切、丁寧、
」を心掛け、礼儀正しく対応すること。