宮崎県花き共進会農林水産大臣賞受賞 お お の黒の容器ではなく、小売り業者のニーズ 趣味はバス釣り。暇があれば野尻湖に行 き、リフレッシュしている。4「縞模様の evolve もすごくきれいで好きなんだよね」 さん (花農家) な お の り 進化をイメージするために、ビオラと羽を 4 持つ天使でデザインした。 ご い 人 は 県 内 に も 多 く い る。 生産できない新しい品種への 発の誘いがあった。安定して 1つも同じものはなくていい 進化し続け美しく咲いて欲しい 追いつけるようにもっと勉強 ベ 赤、黄、青や紫など鮮やか に咲き乱れるビオラの新品種 ル 挑戦はリスクが大きい。初め ボ をしていかないと」。 エ 「evolve」。昨年開発さ 人参加していたが、1年 たつと5人、2年たつと1人 花農家大牟田尚徳さん、 歳。 せている。開発したのは若手 し か し、 仕 事 を 通 し て 出 会った人たちに少しずつ影響 味がなかった。 た。そのため、花には全く興 家の手伝いをする程度だっ 完全オリジナルの品種の完成 か っ て き た 」。 そ し て、 昨 年 た。継続していくうちに、ど し て、 遊 び 心 を も っ て や っ に な っ て い た。「 利 益 は 別 に は れ、冬から春にかけて見頃を 大牟田さんが就農したの は、 歳のとき。初めは、実 で栽培状況を発信し現場の見 され夢中になっていった。「い に行きついた。 迎えるこの花が、市場を賑わ える工夫もしている。これら つの間にか花が好きになって 新品種の開発に加え、小売 店や消費者にインターネット 営部門で最高賞の農林水産大 もっと見たい。そう思うよう 続ける)」という言葉からとっ こばやしびと Vol.49 歳のと うやったらうまく咲くかが分 の取り組みが認められ、2月 い た。 そ し て、 こ の 世 界 を 20 日、宮崎県花き共進会の経 21 「 e v o l v e 」 は「 k e e p e v o l v e( 進 化 し 38 小人 に な っ た 」。 そ し て 林 臣 賞 を 受 賞 し た。「 私 よ り す 13 方とギャップを感じた」と当 い る 姿 を 見 た。「 自 分 の や り ルの品種を作り挑戦し続けて せて変えている姿やオリジナ 取りなど花ひとつひとつに合 人が、水やりや温度調整、草 で、全国でも凄腕と呼ばれる 話 す 機 会 が 増 え た。 そ の 中 荷や商談で全国の多くの人と き、家業を継いだ。自然と出 に花と向き合えるんだよね」。 きいが、だからこそより緻密 いけない。プレッシャーは大 「 今 回 の 賞 を も ら い も っ と いいものを作っていかないと い」という思いがこもっている。 せて美しく進化し続けてほし ていい。自然のままに交配さ た。「 1 つ も 同 じ も の は な く 時を振り返る。 そんなとき、県から品種開 まることを知らない。 美しく進化し続ける花のよ うに、大牟田さんの進化は止 27 た 多いときは 8000 鉢することも。 2 通常 む に応え色つきのポットも使用している。3 大牟田 尚徳 1 1 つ1つ手作業で不要な花を摘む様子。 18 2015.3 19 KOBAYASHI と嬉しそうに話す。5 evolve のラベル。 5 1 2 3
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