フォトコンテスト フォトコンテスト 厳島湿生公園

第4回
厳島湿生公園
フォトコンテスト
入選作品紹介
厳島湿生公園の魅力を多くの方々に知って
いただくために、フォトコンテストを実施し
ました。
今回は13作品の応募があり、その中から
入選した4作品を紹介します。
応募された作品は、農村環境改善センター
玄関ホールに展示しています。
問合せ
まち整備課 管理計画班 ☎(81)3901
【最優秀賞】 「静寂」村中 修身 さん (中井町)
【 入 選 】
「今年もきれいだねー。
」
相原 政宏 さん (中井町)
【 入 選 】
【優秀賞】 「朝の光」
小崎 敬司 さん (二宮町)
こんないきものみつけたよ
「雪の湿生公園」
野村 昌弘 さん
(平塚市)
~ 生物多様性だより
生物多様性だより ~
№ 11
§春に鳴く虫 〜クビキリギスとキンヒバリ〜§
秋はコオロギやクツワムシなどの鳴く虫が多く、町中にぎやかになりますが、実は春に鳴く虫もいるのです。
春一番に鳴くのはクビキリギスというキリギリスの仲間。4月上旬から「ジー・・・」と長く続けて鳴きま
す。少し背の高い草原にいて、大きな鳴き声を頼りに草の間をそっと探すと長いヒゲが動いているかもしれま
せん。一般的には緑色をしていて体長が6、7センチあるので見つけやすいと思います。
次に、キンヒバリという小さなコオロギの仲間。その名前の通り、透き通るような金色をしています。そし
て鳴き声は、「リーッリッリッリッッリーッリッリッリッッ…」と長く続けます。「ッッ」と突っかかるように
鳴くのが特徴で、とてもか細い声なので聞き漏らしてしまうかもしれません。鳴く虫の中で、名前の一部に
「ヒバリ」と付く種類は、みな鳥のヒバリのように美しい声で鳴きます。このキンヒバリは湿った場所に生え
る背の高い草の根際にすんでいます。
厳島湿生公園では池の中で伸びる草から声が聞こえますが、姿を見るのは難しいでしょう。
昨年、役場前に広がる田んぼの小さなヨシ原でも声を聴くことが
できました。他にも鳴く虫が増えてくると、キンヒバリの鳴き声は
かき消されてしまいますが、初夏まで聞くことができます。
3月末の暖かい夜ならば、春に鳴く虫の音が
聞こえてくるかもしれません。
(生物多様性調査会 昆虫担当 高橋)
キンヒバリ
世帯と人口
平成27年2月1日現在 (前月比)
世帯数 3,421世帯 (+11) 男 4,872人 (+6)
人 口 9,749人 (+3) 女 4,877人 (− 3)
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