平成27年度「運転免許技能試験官専科教養」に係る実技研修の 受託実施可否の確認について 警察庁交通局運転免許課 警察庁では、平成27年度に行うみだしの専科教養を計画しております。当該専科 教養においては、自動車を使用した実技研修を研修機関に委託して行っております が、このたび、平成27年度に行う専科教養の研修機関を選定するにあたり、実技研 修の実施が可能な研修機関の有無について確認することとし、当該実技研修の実施 が可能であり、受託の意向を有する研修機関があればその旨を通知していただくこ ととしましたので、ご案内します。 1 専科教養の概要 運転免許試験場や運転免許センター等において運転免許技能試験業務に現在従 事している運転免許技能試験官に対して、運転免許技能試験に関する高度な知識 や技能、大型貨物自動車、普通自動車及び大型自動二輪車に関する高度な運転技 能、また、新規試験官に対する指導技法等を修得させることを目的とします。 研修は、平成27年11月9日(月)から11月13日(金)までの5日間実施し、研 修生は約51名です。 2 研修実施に必要な条件 (1) 実務に直結した研修が実施できること 研修の内容、カリキュラム等については、運転免許技能試験の実務の実態等 を勘案し、高度な技能及び知識を必要とする者を対象としたものが求められま す。 研修を効果的、効率的に進めるためには、安全運転に係る知識及び技能はも とより運転免許技能試験について精通し、これらの運用に優れた経験及び実績 を有する指導員が適正人数(6名以上)配置されていることが求められます。 (2) 技能試験コース及び公道走行と同様の状態での実際的な研修ができること 運転免許技能試験と同様の状態での実際的な研修を行うために、下記の施設 と器材を保有していることが必要となります。 ア 運転免許技能試験に関する実技研修を行うことができる場内試験コース及 び模擬市街路コース(大型貨物自動車、普通自動車及び大型自動二輪車に対 応していること。) イ 自動車に関する運転知識及び車両特性を習得するため、限界走行、緊急ブ レーキ、緊急回避、低ミュー路走行及び高速走行(概ね120km/h)の体 験ができるコース(大型貨物自動車、普通自動車及び大型自動二輪車に対応 していること。) ウ 標準試験車両相当の自動車として、大型貨物自動車を6台以上、普通乗用 自動車を10台以上及び排気量700cc以上の大型自動二輪車を30台以上(普 通自動車及び大型貨物自動車については、補助ブレーキ、補助ミラー等を装 着していること。) エ 運転技能及び知識に関する理論研修を行うための教室等の施設と教育機材 として、51名の人数に対応できるもの (3) 宿泊施設等を備えていること 研修生は全国の都道府県警の警察職員を対象に、5日間の日程で研修を行い ます。前記研修を効果的に実施するため、研修施設には研修生全員(51名)が 宿泊できる施設(入浴施設、食堂等)を備えていることが必要です。 3 通知の方法 これらの条件の下で、上記の研修の受託実施が可能であり、その意向を有する 方(研修機関の代表者、若しくは担当者に限ります)は、施設概要等参考となる 資料を添えて、平成27年3月6日(金)までに郵送若しくはメールにてご提出下 さい。なお、電話による問い合わせ先は下記のとおりですが、研修機関と関係の ない個人からの問い合わせや意見等については受け付けておりませんので、あら かじめご了承をお願いします。 【意向の提出先】 1 郵送の場合 〒100−8974 東京都千代田区霞ヶ関2−1−2 警察庁交通局運転免許課専科教養担当 2 インターネットの場合 [email protected] 【問い合わせ先】 電話:03−3581−0141 交通局運転免許課専科教養担当
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