ここが転換点。

ここが転換点。
↑
↑
↑
↑
↑
2000年
2005年
2010年
2015年
2020年
「最後のバブルの到来」と「時代の終焉」
今から話すことはある種の人たちにとっては「チャンス」であり、また別のある種の人たちにとっ
ては「備えをするタイミング」です。
どちらにしても、「ここが転換点」であり、「ここが分岐点」であるということが重要です。
どちらの道を歩むのか?を決めるタイミングです。ちなみにですが、「どちらが良い・悪い」と
いう話ではないので、そこは各々の判断にお任せします。「僕はこっちに行きますよ」という話は
出てきますが、それが正解ではありません。
さて。
何から話そうか、どこにフォーカスしようか、結構悩みましたがオーソドックスな話題から始め
ることにしました。
ネットビジネスの次の5年間を予測してみよう。
まず、一番多くの人が気になっていることは、
「これから新規参入して成功できるのか?」だと思います。
まずはこの疑問から答えていきましょう。
答えは
YES
です。
まあ、当たり前のことですが、どんなに市場が成熟しようとも新規参入の余地はあります。利権
が絡むような市場の場合は新規参入は難しいですが、インターネットは自由市場ですから、利権
でガチガチに固められている、というわけではありません。
だから新規参入でも成功する可能性は十分にあります。
ただし、これまでのように簡単ではなくなります。
僕も含めてこれまでネットビジネスで成功してきた人たちは「ネットビジネスバブルの申し子」
だったわけですが、これからの時代を生きる人は「最終バブル世代」になります。つまり、バブル
の影響を一番受ける世代だと言えます。
バブルとは何か?
簡単に言えば「需要に対して供給が追いつかない状態」のことです。
例えば、「妖怪ウォッチ」が流行っていますが、転売業界では関連グッズを買いあさり、高値で
転売をしています。1000円で買って1万円で売る、ということが簡単にできてしまう。
これはまさにバブル状態ですよね?需要は高いわけですから、供給側は高値で販売することがで
きるし、メーカー側の供給能力にも限界があるので、グッズの余りもほとんどありません。
これを他の市場に当てはめてみれば、
・引越しの需要は高いが、マンションの空き部屋が少ない
・うなぎの需要は高いが、最近は漁獲量が減っている
・公共事業の需要は高いが、建設会社は少ない
などなど、「需要が高く、供給が少ない」という状況が作れれば、商品の価格が上がり、利益も
増えるということが簡単にわかると思います。これが、これまでのネットビジネス業界の状況で
す。
バブルは自然発生的にも生まれるし、意図的に生み出されることもあります。アメリカ主導の「テ
ロとの戦い」だったり、「エネルギー戦略」などは、意図的に生み出されているバブルだと言え
ます。
戦争は高い需要で、兵器、人材、技術、あらゆるものを消費します。雇用を生み、技術を高め、
勝てば敗戦国に賠償金までふっかけられるし、あらゆる財産を合法的に奪い取れる。
石油にしても、石油製品を国家戦略として多く生めば、必然的に石油の需要は高まり、バブルが
生まれるわけです。
需要と供給のバランス。
この関係性に注目してください。生まれた需要が自然発生的か、意図的かは関係ありません。僕
は別にアナーキストでも陰謀論者でもないので、冷静に市場を見て、どこにバブルが生まれそう
か、どこに利益を生む余地があるか?を考えているだけです。
需要と供給のバランスをコントロールする側の人間もいますが(闇の帝王的な 笑)、僕らはそっ
ち側にはなかなか回れないので、まずは「状況」を見て判断するべきです。
終わるバブルがあれば、始まるバブルもある。わざわざ「需要が低く供給が多い」ような焼け野
原に行く必要はないわけです。あるいは、既に自分がその焼け野原に立っているのなら、他のライ
バル(供給)が飢えて死んでいくのを「じっと待つ」というのが最善の戦略です。
ただ、僕の場合は待つのは嫌なので、もしも自分が焼け野原に立っていて、それでもそこを復興さ
せたいと思うなら、他のライバルが餓死するまでの間に他のことで成功して、資金や人脈など、
必要そうなリソースを増やすということに尽力すると思います。
で、話が少し逸れましたが、
ネットビジネスの業界は次のバブルが最終バブルである、というのが僕の予想です。この最終バブ
ルが終わったら、一旦焼け野原になるだろう、と。僕はこの業界は嫌いじゃないですが、執着す
るほどでもないので、転換点を冷静に見ることができますが、盲目になっている人は要注意です。
最終バブルとはどういうことか?
一世風靡した「ネットワークビジネス」が、今はひっそりとしか存在していないのと同じことで、
「ネットビジネス」や「アフィリエイト」などの言葉自体が、あと数年で死語になる、というこ
とです。
死語になるプロセスは簡単で、国民の認知度がある一定数を超えると、そこでバブルは弾け飛び
ます。例えば今、ネットビジネスの業界で何が起こっているのかというと、普通に「アフィリエイ
ト」という言葉が通用するようになってきたということです。
「ご職業は?」と聞かれた時に「アフィリエイターです」あるいは、「Youtuberです」と言って
も、結構通じてしまう世の中の到来です。一昔前までは、「それってなんですか?」と聞かれてい
たのに、もう聞かれなくなってきた。
これはつまり、まだまだ多数派ではないにしろ、結構な人数の人がネットビジネスを知っている、
ということです。
「なんだ、いいことじゃないか。」
と思う人もいると思いますが、勘がいい人はわかりますよね?「これから先、数年が、ネットビ
ジネス需要の最盛期になる」ということです。バブルが生まれ、そしてバブルはやがて弾けていき
ます。
過去、数々の小さなバブルが生まれてきましたが、次のバブルは最大級で、弾けた時に残るのは「
された」という人々の声と、「気付かないうちに詐欺の片棒を担いでしまった」という自責の念。
そして、世間一般に認知される「ネットビジネス=詐欺」というイメージです。
バブルに乗るか?違う道を行くか?
昔ながらの例え話で言えば、
「ゴールドラッシュの時に一番
かったのはシャベルを売った人間だ」ということです。
これが正しいか、間違っているかは別として、ネットビジネスのバブルは「ネットビジネスを始
めたい人」にとっては、ゴールドラッシュよろしく的な、
「掘ってる奴が多すぎて全然、金が出てこないよー」という状態です。
でも、道具を売ってる側としては
「ここを掘れば絶対に金が出てくるから。この道具で、ほら、掘れ。今がチャンスだぞ!」
というわけです。
当然ですが、
かるのは道具屋であって、実際に掘ってる側ではない。もちろん、金とは違って
「全く出ない」ってことはないので、新規参入者でも成功する人は成功すると思います。問題はそ
の「割合」です。
ゴールドラッシュ的な感覚で、「一発当ててやろう」とか、「楽して大金を手に入れてやろう」的
な気持ちで参入した奴らのほとんどは上手くいかないでしょう。
最近で言えばまさに「Youtuber」なんて最たるものですね。
「猫の動画で食っていこう」的な発想だと、餓死するだけ(苦笑)
「お腹が減ったなら、Youtubeに動画をアップして、お金を稼げばいいじゃない」という時代は
もう終わっています(苦笑)というか、あったのか?そもそも(笑)
いや、これって笑い話ではなくて、実際に最近の小学生のなりたい職業にYoutuberが入ってきて
るわけで(苦笑)これはかなり末期だと思うんです。
で。
道具屋にとっては、次に来る最終バブルは稼ぎ時なんで、めちゃくちゃ
かるはずです。そして必
ず、脚光を浴びて、テレビや本など、もっと売れるはず。
バブルが膨れ上がれば上がるほど、破滅のスピードも上がり、被害者も増えるわけですが、ビジ
ネスマンは聖人君子じゃないし、慈善事業かでもないわけなので、「自分が売り抜けた後のこ
と」なんて考えなくてもいいわけです。
重要なのは需要と供給です。
需要があるところに供給すれば
かる。ただの必然です。
道具屋・情報屋の矜持
とはいえ、僕自身も道具屋であり、情報屋なわけで、それなりのプライドもあれば矜持もありま
す。「弾け飛んだら焼け野原クラスのバブル」が到来しようとしている中、僕はそれに乗るべき
か、それとも違う道を行くべきか?考えた結果、当たり前のことに帰結しました。
道具と情報は売り続ける。ただ、それだけでは足りないから、環境も提供する。ということです。
可能性はまだまだあるわけです。問題なのはそれを「夢の方法」として売ること。誰でも成功で
きる時代は終わって、真価や実力が問われる時代になるわけです。
「ここを掘れば金が出る」という位置情報と
「これで掘れば効率的」という便利道具だけで成功できる時代は終わったのです。
まだ道具と情報だけで成功できると思っていたら、それは道具屋、情報屋のカモになるってこと。
プライドも矜持もない奴らのカモになるぐらいなら、お願いですから新規参入なんて考えないで
ほしい。被害者が増えて、一定数に達したところで、一気にイメージが悪くなっちゃうんで(苦笑)
僕は少なくとも真面目にやってるわけです。本気で自由を勝ち取るために、その手段としてネット
ビジネスやマーケティングを教えている。本気でやれば、道具や情報は超強力な武器になります
から。
一流か、二流か
道具と情報だけを手に入れて、一流のプレイヤーの仲間入りしたと思ったら大間違いです。一流と
二流の実力差は天と地ほどかけ離れています。
今までのような「おこぼれを狙うスタイル」つまり、セミナーとかで勉強して、それを実践して成
功しようってスタイルではもう一流のプレイヤーには絶対に追いつけない。一流と二流の「差」
は、これからさらに拡大していきます。
じゃあどうすればいいのか?
答えは簡単で、自分が今はまだ素人だとしても、新規参入者だとしても、一流のプレイヤーになる
ことを前提として活動することです。
一流と二流の差は何か?
それは、「次の時代を作る側」か「時代を追いかける側」かの違いです。セミナーで情報を学ん
だり、道具を買ってるだけでは二流で、そこから自分なりの仮説を立てて、新しいことにチャレ
ンジするのが一流です。
学ぶだけでも、真似するだけでも、もう追いつけない時代がやってきたわけです。
どうしますか?
一流と1.5流に囲まれて過ごせ
ホームスタディコースで成功できる確率はもう相当低いと考えたほうがいいです。道具も情報も多
くの人は必要十分に持っている。才能がある人はそれだけでも成功できるわけですが、これから
重要になるのは「環境」です。
※勉強が無駄、というわけではなく、それだけでは足りない、ということです。
環境が悪いと一流にはなれない。
だから道具や情報に金をかけるのはやめて、環境に金をかけるようにするべきです。
自分と同じように一流になろうとしている人間と、既に一流のプレイヤーとして活躍している人間
が集まるコミュニティに属することです。無理矢理にでもいいから、トップ集団と合流しないと、
二流の集団の中にいるとどんどん引き離されることになります。
二流のリーダーが道具と情報を売り、大
けするのがこれからの時代の流れなので、しょうがな
いといえばしょうがないんですが、それでいいんですか?と(苦笑)
一流のリーダーになりたいなら、あるいは自分自身が一流のプレイヤーとなりたいなら、環境を
意識することです。一流の環境を提供すること、一流の環境に身をおくこと。成功の可能性を高
める方法はこれしかないと思います。
二流の集団にいる限り、ある意味成功は事故や偶然でしかないので。
具体的なビジネスモデル・環境の話
では、具体的にどんなビジネスモデルを構築すればいいのか?あるいは、どんな環境に身をおけ
ばいいのか?ということですが、キーワードは「道具も情報も基本は無料」です。
どうせ無料化するんで(苦笑)さっさと無料で配ってしまいましょう。また、受け取ってしまい
ましょう。
重要なのは「環境化している部分で金をもらう・払う」ということです。情報だけ、道具だけに
は、基本的に金を払う必要はありません。顧客・自分にとってそれが環境と呼べるものだとした
ら、そのビジネスはやるべきだし、買うべきです。
例えば、
・通信講座を受講することで継続的に知識もモチベーションも上がる
これは環境で、
・マニュアルを買うことで知識が増える
これはただの情報。
・自己啓発セミナーに参加することで一瞬だけモチベーションが上がる
これも環境とは言えません。
環境というのは「継続性」が重要で、継続的に何かが高まるようなものです。何も高まらなく
なった瞬間に、その環境は卒業すべきものとなります。
他にも、
・そのコミュニティに入ることで継続的に情報と出会いが増える
これは環境で、
・コンサルタントのアドバイスを受けるだけ
これは依存に近いものです。
一見すると、ブランド力が高ければ高いほど「その人のアドバイスが受けれる」というのは価値
が高そうに見えますが、ミーハー心を満たすだけなので、幻想は一瞬で終わります。
提供する側も、受け取る側も、継続性を意識してください。
一流になるには継続的に戦うことが必要なわけですから。一瞬のモチベーションや満足を期待し
てはいけない。「誰に学ぶか」は、入り口やキッカケとしては重要ですが、それが一番に来ると
宗教的になっていきます。
だから、「和佐大輔に会いたい」とか言われるんですが、僕はそんな気持ちで来て欲しくないわ
けです。それだけで一流になれるわけないんで。「和佐大輔にも興味あるし、この環境は自分に
とって相応しいものだ(望むものだ)」と思った時に、来て欲しいのです。
「継続的に参加者にとっての価値が高まり続ける環境」を提供すること、そして、参加すること。
これが、バブルで大
けする道具屋・情報屋にならない方法であり、カモられない方法です。そし
て、一流のプレイヤーへの唯一の道でもあります。
環境を提供するビジネスはバブルを生む
多くの場合の「一流になるための環境」は、人数制限がかかるため、続ければ続けるほど、価値
が高まれば高まるほど、バブルが生まれやすくなります。つまり、需要が高まる、ということ。
これは別に狙ってやるわけじゃないですが、人気の寿司屋の予約が取れないのと同じことです。
環境的価値が高まれば高まるほど、予約が取れなくなり、参加費も高くなっていくわけですが、
ここでも分岐点があります。
完全予約制、カウンター8席の高級寿司屋路線を走るか、
高級寿司屋プロデュースの回転寿司チェーン店を展開するか、です。
前者も素晴らしいし、後者も世の中にとって必要かもしれません。どちらもあり得る。重要なの
は「バランス」です。高級寿司屋の味がどこまで劣化するか?それを許すか?ということ。
徹底的にこだわるなら、1店舗だけの予約が1年先まで埋まるような店を目指せばいいですが、
普通の一般人には手が届かなくなってしまいます。
僕は庶民派なんで、誰でも手が届く様にしたいと思っています。でも、そうすると味が落ちるかも
しれないし、味だけではないサービスや雰囲気も変わるかもしれない。このジレンマに悩むわけ
ですが、僕が出した答えはやっぱり「チェーン展開」です。
厳密には誰かにやらせるわけではなく、僕の場合はYoutubeなどでセミナーを無料で配信するこ
とですが、要するに、情報を徹底的に無料化していく、ってことです。
そしてその上で、「情報だけではなく、本物が味わいたい」と思う人だけ、自分のコミュニティに
入ってもらう。「情報だけ与えて、1年待たせる」という、ある意味、一番残酷な方法ですが(苦
笑)情報まで閉じてしまうのは、もったいないと思うのです。
情報だけでは環境の価値の10分の1もないわけですが、それでも、情報に触れてもらうことに
意味があるんじゃないか、と。情報で満足してしまう程度の人は、どの道一流にはなれないわけ
です。残念ですが、これが現実。
「誰もが可能性を秘めている」その一方で、「誰もが可能性を閉じている」という現実がある。
情報だけで満足してしまうってことは、心の何処かで「自分は一流にはなれないと思っていて、
二流でも成功できる方法を探している状態」なんだと思います。
僕が役立てるのは自分の可能性を信じている人だけなので、情報の無料化っていうのは、その選
別なわけです。選民思想は好きではないですが、現実として、可能性を閉ざしてしまう人の方が多
い(苦笑)
「楽して
ける」ってことは、「自分は一流にはなれない」という諦めですよね?
結局、そーゆーことなんだと思います。これからそーゆー人がもっと増えて、最終バブルのカモに
されることを考えると悲しくなってきますが(苦笑)こればっかりは、こうやってレポートを読ん
でもらったりすることで、本人に気づいてもらうしかない。
なんて無力なんでしょう(苦笑)
実際にこれからやること。
ここ3年間ぐらいで「コミュニティの運営」をずっと実験してきました。そこで色んなことがわかっ
て、まだまだ実験したいことも多いんですが、一番の問題を今年は解決しようと思っています。
それは、
コミュニティ内部の情報が少なすぎる
ってことです。コミュニティ内の活動で手一杯になって、外に向けて発信するってことが全然でき
ていませんでした。情報を無料化するとか言いつつ、実際はコミュニティの内部でしか活動してな
かった。
例えばイデアパブリッシングもそうだし、Anomalyとか、新しく始まる邪!!男塾やライスワークラ
ボもそうですね。
ぶっちゃけ、どんな活動をしていて、どんな価値があるの?と。
これが外に伝わってないので、「あいつらはわけがわからない」とよく言われるんですが(苦笑)
今後はそれぞれのコミュニティの内部情報をYoutubeチャンネルなどを使って発信していこうと
思っています。
本格的な情報の無料化を進めて、一流を目指したい人、自分の可能性を信じる人だけを選別して
いきたいな、と。で、最終的には僕らのコミュニティに参加して、道具や情報だけでなく、一流の
環境も手に入れて欲しいな、と。
一見、やってることはあんまり変わってないようにも見えますが、実際はかなり変わります。本
当に「ほとんどの情報を無料」にしようと思っているんで、相当頑張らないと情報を追いかける
だけでもきついと思います。
まあ、そうやって中途半端な人をふるい落としていくわけですが(苦笑)振るい落とされちゃっ
た人には「二流の道具屋・情報屋」がもれなく近づいてくると思うので、本当に注意してください。
ゴールドラッシュは掘る人が増えすぎた時に破綻して、破綻したことに掘る側の人は気づかないで、
掘らされ続けて、最後は捨てられるので(苦笑)マジで今が転換点ですよ。
金はあるけど、浅いところのはもう掘り尽くされている。一流の掘り師になるか、全然別の場所
を掘るか、どちらかしか成功する方法はありません。
・一流の掘り師を目指す
・一流の掘り師を育てる環境を提供する
か、
・浅いところを掘って一攫千金を狙う(二流に甘んじる)
・一攫千金を夢見る二流の掘り師に道具と情報を売る
か、
ここが分岐点です。
ちなみに何度も言いますが、一番下の「二流相手の道具屋・情報屋」は、これからめちゃくちゃ
かりますよ。僕はやらないけど。
もっと色々書きたかったんですが、そろそろ話がまとまらなくなりそうなんで、今回はここまで
ということで。何度か読んでもらえるとよくわかってくると思います。
では。
和佐大輔
PS.
ビジネスは需要と供給なんで、需要と供給を見る目や嗅覚は意識的に養うようにしたほうがいい
と思います。そして、当然ですが、利益を生もうと思えば「バブルに乗ること」はとても重要なこ
とです。
だから「バブルは悪いことだ」と言っているわけではありません。
「最終バブルに乗るのはヤバイ」ということです。小さなバブルは無数にあるので、それはチャン
スだと捉えていいと思います。膨らみすぎると完全な虚業になっちゃうんで注意して欲しい。
もし仮にバブルがコントロールできるなら、拡大と縮小を繰り返していけば、経済は永遠にうま
く回り続けて、不況や破綻も起こらないわけですが、残念ながら人間は暴走するし、暴走させる
側の人たちもいるわけなので、コントロールは不可能です。
コントロールが可能ならゼロサムゲームですから、Aが拡大すれば、Bが縮小し、バランスが保た
れます。A、B、C、Dと、バブルの数が増えれば、平均化されるので、大恐慌とかにはならないは
ずなんですが、残念ながら、実際のバブルは必ず弾けて、損害だけを残します(苦笑)
バブルによって生まれた利益よりも損害の方が大きいのが、ジレンマですね(苦笑)
「バブルに乗ってる状態」は、利益確定せずにそのバブルの中で飛び跳ねてる感じなんで、「これ
が永遠に続けばいいのに」と誰もが思うわけで(苦笑)
そろそろ弾けそうだと気づいて一斉に逃げて、利益確定した人間だけが最後の勝ち組で、バブル
の中にいる人は気付いたら損害を被っている。
そう考えると青春のようなもので、バブル崩壊に逃げ遅れた人は、「いつまでも馬鹿騒ぎしてい
たら、いつの間にか受験に失敗して、同級生に置いていかれた」そんな気持ちなのかもしれませ
んね(苦笑)
くわばら、くわばら。