1 ジェノスグループ株式会社 概要 ジェノスグループとは 当社のお客様はレストランやお料理屋さんなど外食業の皆様です。 お客様へ日々、お酒、飲料や食品等をお届けしています。 しかし、ただ商品をご提供することだけが私たちの役割ではありません。 日本には東西南北さまざまな飲食文化があります。 関東と関西で味付けが違うことなどは代表的な例です。 そうした文化を支えてきたのは、他でもない当社のお客様のような個性溢れるサービスを提供されてき た皆様です。。 しかし、画一的なサービス提供をする大手チェーン店の拡大によって、そうしたお店が閉店や廃業の危 機に瀕しています。 そのような中で当社は、こうした多様な飲食文化を伝える外食業の皆様をサポートし、また、 飲食を通じて人々に喜びや安らぎを提供されている皆様のお手伝いをさせていただきながら、 共に学び、共に成長し、共に新たな飲食文化を創り出すことで、人々の心の豊かさを高めることこそが 当社の使命だと考えます。 当社の事業理念には、そのような思いを込めています。 ~事業理念~ 多様な飲食文化を支える事業オーナーと共に発展し、人々の心の豊かさを高めます。 事業内容 外食産業向け酒類・食品業務用卸販売 インターネットを使った酒類等通信販売・情報配信 設立 2003年10月 代表者 代表取締役社長 清水隆義 資本金 1億円 (2013年12月末現在) 本社所在地 東京都目黒区中目黒1丁目9番3号(全酒類卸売業免許・一般酒類小売業免許・酒類販売媒介業免許) 主要顧客 帝国ホテル、ホテルオークラ、プリンスホテルグループ各館、ヒルトン東京、リビエラ(白雲閣)、 豊島園、マルシェ、大戸屋、際コーポレーション、ひらまつ、フォーシーズ 等 計6000軒 主要取引先 アサヒビール㈱、キリンビール㈱、サッポロビール㈱、サントリー㈱、キッコーマン㈱、国分㈱、 ㈱イズミック、三菱食品㈱、ディアジオ・モエ・ヘネシー㈱等 酒類・飲料メーカー、卸・洋酒輸入元 約400社 2 沿革 当社の設立は2003年10月ですが、創業はというと、皆さんも歴史の授業で学んだ江戸時代にまでさかのぼり ます。酒類販売は、歴史ある伝統産業なのです。 1837年 (天保8年) 後の布屋本店 酒造株増石許可証下付 1855年 (安政2年) 後のイセトー 創業 2000年 (平成12年) 7月 日本ジェノス㈱設立 2002年 (平成14年) 7月 千葉ジェノス㈱事業開始 東京ジェノス㈱事業開始 2003年 (平成15年) 10月 東京ジェノス㈱等を合併しジェノスグループ㈱発足 2004年 (平成16年) 10月 本部管理部門ならびに営業部門を中目黒に移転統合 2006年 (平成18年) 10月 ジェノス・ワイン・マーチャント㈱設立 2010年 (平成22年) 2月 古文書からみる創業の記録 1837年(天保8年)に江州浅井郡(※1)の酒造人・久太郎(※2) が地元の代官所へ願い出た「酒造株増石」の申請書。 村年寄と庄屋の連署が見える。 ㈱宇佐見商店を事業統合 現在ジェノスグループ㈱100%子会社 ※1 ※2 近江国、現在の滋賀県長浜市付近 ジェノスグループの前身、布屋本店の創業者 事業所の配置 事業所は都内3ヶ所と、千葉市内の1ヶ所あります。 各事業所ごとに、営業、物流、お客様サポートの機能を持つことで、お客様のご要望にスピーディに、 きめ細かくお応えしています。 ● 西部センター ● ● 新木場センター ● 千葉センター 中目黒本部 本社・城南支店 〒153-0061 東京都目黒区中目黒1丁目9番3号 新木場センター・中央支店 〒136-0082 東京都江東区新木場1丁目3番16号 西部センター ・城西支店 〒179-0074 東京都練馬区春日町1丁目1番15号 千葉センター・千葉支店 〒263-0001 千葉県千葉市稲毛区長沼原町198-1 3 下の図は、お客様のお手元に商品が届くまでの流れです。 お客様からご注文をいただいた商品を当社がメーカー(問屋)発注し、 発注した商品が、メーカー、問屋を経て、当社に納品され、さらに当社 からお客様へと流れていきます。 当社に商品が届くまでの間に、複数の問屋が入ってくると、お客様へ ご提供する価格や納期に影響してしまいます。 そこで当社では、国内で流通している商品のほかに、自社輸入ワインを 取り扱っています。 自社輸入することで、問屋を経ることなく、また同一商品がないことから 他社との価格競争にも巻き込まれないという強みを持つことができます。 さらに、販売会社として日頃からお客様の声をダイレクトに聞いている 当社が輸入をすることで、欲しい商品が欲しいときに提供できる、という もう1つの強みを持っているのです。 洋酒メーカー 配送センター 日本酒メーカー 配送センター ビールメーカー 配送センター パートナー 一次卸 ジェノス パートナー お客様(ホテル、レストラン、小売店等) 4 当社の仕事の種類は大きく3つです。 営業部門は、お客様への商品のご提案、お客様の新規開店準備のお手伝いや、メニュー作成など、お客様 のニーズに幅広く対応します。 物流部門は日々お客様に商品をお届けします。営業部門以上にお客様との接点を持つ、当社でも重要な仕 事です。 お客様サポート部門は、物流センター内の全ての業務を取り仕切っています。たとえば、お客様からのご 注文や、商品の発注、商品の賞味期限管理や在庫管理など、担当する業務は広範囲です。 そのほか、グループ会社に「ワイン輸入部門」や、自社輸入ワインを店舗販売する「店舗運営部門」があ ります。 営業部門 物流部門 ワイン輸入部門 お客様サポート部門 店舗運営部門 5 突然ですが、会社はなぜ新卒採用をするのでしょうか。 労働力が欲しいから?違います。 若くして入社して、さまざまな仕事を習得しながら、中堅職、幹部職、経営、とステップアップして欲しい と思うからです。会社の将来を担って欲しいと望むからです。 中堅職、幹部職となっていくにはどんなことが必要とされるでしょうか。 部下に指示するだけではダメです。 その会社の経営に関わる数値や計数が読めなくてはなりません。 たとえば、社内会議で使われる資料に書かれている1つ1つの数値を紐解いて、分析できて、ようやく管理 職としての仕事が始まります。 では、そうなるには、ではどうしたらいいでしょうか。 座学で学んでも身に付きません。限界はあります。 答えは1つしかないのです。ただ実践あるのみ。 そして、1つの仕事を長く務めるのではなく、決まった周期でさまざまな仕事を経験し、知識、技術を習得 していただくことも大事です。 では、どこから手をつけたら良いか。 当社で用意する“入り口”は物流業務です。 なぜ物流なのか。それはお客様(相手)、仕事で使用する道具、商品、これが全て見えるからです。 分かりやすいのです。 物流の仕事は大変さも伴います。 しかし、それだけ“やりがい”も大きい仕事です。 ~人事制度について~ 商品を迅速にお届けすることだけが我々の使命ではありません。 お客様が商品を手にしたときにご満足していただかなければなりません。 お客様が満足して下さるような質の高いサービスをご提供するためには、 社員自身がお客様と共に学び、成長しなければなりません。 そして、1人ひとりの社員の成長こそが、会社の成長でもあります。 当社にはどうしたら質の高い仕事ができるかを教えあい、ステップアップ していける仕組みがあります。 皆さん1人ひとりの成長を支援する制度を設けております。 優秀と呼ばれる先輩社員がどんな仕事のやり方をしているのか、あなた自身の目で 確かめてください。 6
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