【再掲】 年齢階級別1人当たり医療費(平成23年度)(医療保険制度分) 1人当たり医療費を年齢階級別にみると、年齢とともに高くなり、70歳代までは外来(入院外+調 剤)の割合が高いが、80歳代になると入院(入院+食事療養)の割合が高くなる。 (医科診療費) (医療費計) (歳) 100~ 95~99 116.7 90~94 66% 100.9 80~84 35% 13.2 35~39 11.6 30~34 10.6 25~29 9.0 33% 67% 34% 66% 34% 66% 68% 32% 15~19 6.8 31% 0~4 20 82% 38% 22.3 40 60 80 ※ 「医療給付実態調査報告」(厚生労働省保険局)等より作成 100 120 140 (万円) 0 入院外+調剤 78% 18% 12.3 入院+食事・生活療養 69% 22% 8.6 0 67% 68% 7.1 5~ 9 65% 32% 20~24 10~14 62% 33% 16.7 40~44 61% 38% 21.0 45~49 59% 39% 26.6 50~54 58% 41% 35.2 55~59 55% 42% 45.4 60~64 50% 45% 61.4 65~69 42% 50% 77.1 70~74 34% 58% 91.0 75~79 28% 72% 108.6 85~89 25% 75% 119.8 62% 20 40 60 80 100 120 140 (万円) 27 年齢階級別1人当たり医療費(75歳未満)の制度間比較(平成23年度) 【総計】 図1 年齢階級別1人当たり医療費【総計】 (万円) (平成23年度分) 70 ○ 協会けんぽ(一般)、健保組合、共済組合、国保 の年齢階級別1人当たり医療費を比べると、国保 の入院医療費が高めとなっている。 協会(一般) 60 組合 50 共済 40 市町村国保 30 20 資料:厚生労働省保険局 「医療給付実態調査(平成23年度)」 10 0 0- 4 5- 9 10 - 14 15 - 19 20 - 24 25 - 29 30 - 34 35 - 39 40 - 44 45 - 49 50 - 54 55 - 59 60 - 64 65 - 69 70 - 74 (歳) (注) 1人当たり医療費【総計】は、診療費(入院、入院外、歯科)、調剤及び食事・生活療養に係る分である。 28 主疾病別、年齢階級別、1人当たり入院医療費の比較 【市町村国保と健保組合】 (平成23年度) 市町村国保の入院医療費を主疾病別でみると、幅広い年齢層で「精神及び行動の障害」・「神経系の疾患」の割合が高く なっている。 25 市町村国保 (万円) 25 20 組合健保 (万円) 20 ・精神及び行動の障害 ・神経系の疾患 15 15 10 10 5 5 0 0 0- 4 5- 9 10-14 15-19 20-24 25-29 30-34 35-39 40-44 45-49 50-54 55-59 60-64 65-69 70-74 0- 4 5- 9 10-14 15-19 20-24 25-29 30-34 35-39 40-44 45-49 50-54 55-59 60-64 65-69 70-74 29 世帯の所得階層別割合の推移(市町村国保) 平成24年度において、加入世帯の23.7%が所得なし、27.2%が0円以上100万円未満世帯であり、低所得世帯の割合が 次第に増加している。 ※「所得なし」世帯の収入は、給与収入世帯で65万円以下、年金収入世帯で120万円以下。 100% 9.7 10.3 5.4 5.2 6.0 5.6 4.7 4.4 4.4 20.1 21.6 23.4 22.4 20.5 19.9 19.6 25.1 25.4 25.1 8.0 90% 80% 24.3 26.1 22.9 平成20年度 後期高齢者医療制度創設 70% 60% 50% 24.7 23.6 22.7 22.7 24.3 25.1 25.2 23.3 23.9 26.1 26.7 27.2 22.2 22.8 23.4 23.5 23.7 23.3 40% 20.2 30% 25.2 23.1 19.7 18.2 20.5 20% 10% 24.6 26.7 27.0 0% 平成2年度 平成7年度 平成12年度平成17年度平成19年度平成20年度平成21年度平成22年度平成23年度平成24年度 (1990年度) (1995年度) (2000年度) (2005年度) (2007年度) (2008年度) (2009年度) (2010年度) (2011年度) (2012年度) 所得なし 0円以上100万円未満 100万円以上200万円未満 (注1)国民健康保険実態調査報告による。 (注2)擬制世帯、所得不詳は除いて集計している。 (注3)平成20年度以降は後期高齢者医療制度創設され、対象世帯が異なっていることに留意が必要。 (注4)ここでいう所得とは「旧ただし書き方式」により算定された所得総額(基礎控除前)である。 200万円以上500万円未満 500万円以上 30 市町村国保の保険料負担率の推移 ○ 所得に占める保険料の割合(保険料負担率)は年々上昇しており、平成24年度の保険料負担率は14.3%である。 ○ 平成20年度から平成24年度にかけて、保険料負担率は22.2%上昇している。 15.0% 14.3% ( ) 所 得 に 占 め る 保 険 料 の 割 合 14.3% 13.9% 14.0% 平成20年度 → 平成24年度 12.9% 13.0% 12.0% 上昇率22% 11.7% 11.0% % 10.0% 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 〔出典〕平成24年度国民健康保険事業年報、平成24年度国民健康保険実態調査 ※1 ※2 ここでいう所得とは「旧ただし書所得」を指し、総所得金額及び山林所得金額並びに他の所得と区分して計算される所得の金額から基礎控除を除いた金額である。 「保険料負担率」は、保険料(税)調定額を旧ただし書所得で除したものであり、保険料(税)調定額には、介護納付金分を含む。 31
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