仕様書(PDF:254KB)

北区区民活動支援業務委託仕様書
1.業務目的
北区まちづくりビジョン推進のための区民活動の支援並びに地域の情報収集及び発信
を目的とする。
2.履行場所
堺市北区新金岡町4丁1-8(堺市立新金岡市民センター2階)
北区区民活動支援コーナー 外
3.履行期間
平成27年4月1日から平成28年3月31日まで
4.業務日等
(1)北区区民活動支援コーナー(以下「支援コーナー」という。)の開設時間
・火曜日から土曜日
午前10時から午後6時まで
・日曜日
午前10時から午後5時まで
(2)業務を要しない日
・月曜日
・国民の祝日に関する法律に規定する休日
ただし、日曜日を除くものとし、当該休日が月曜日に当たるときは、その翌日を
休日とする。
・年末年始(12月29日から翌年1月3日まで)
・堺市長が特に必要と認める日
5.業務の内容
(1)北区域で活動する区民活動団体に関する活動内容、ニーズ、活動予定などの情報
を収集する。
(2)収集した情報を活用する等、支援コーナーへの来所者や北区民等からの電話に対
応し、区民活動団体等の資料配架、相談をはじめとする区民活動に役立つ情報の提
供を行う。
(3)区民活動支援のためのホームページの情報更新(更新データ作成、ファイル修正
1
を含む)やメール対応を行う。
(4)受注者において、区民活動団体が利用する複写機、A3用紙に対応した印刷機及
び区民閲覧用パソコンに接続するカラープリンターを支援コーナー内に設置し、そ
れらの活動備品の管理を行う。なお、複写機、印刷機及びカラープリンターの使用
料金は下表のとおりとし、受注者の収入とする(印刷機で使用する用紙は、利用者
の持ち込みとする。)。また、複写機・印刷機・カラープリンター等に係る消耗品は
受注者が準備するものとする。
項 目
単
位
金
額
備
考
モノクロ
1枚
10 円
製版
1枚
50 円
印刷
1枚
1円
10 枚未満切り上げ。
カラープリンター
1枚
50 円
用紙サイズに係わらず。
複写機
印刷機
用紙サイズに係わらず。
(5)区民活動支援のための講座などを6回以上実施する。
(6)北区内の区民活動の活性化のために、特定の分野に偏ることなく、全ての分野で活
動する区民活動団体への支援に努める。
(7)区民活動団体がミーティングなどに利用できる場として、ミーティングスペース及
び会議室の利用調整を行う。
(8)区民活動団体が利用する貸ロッカーの利用調整及び管理を行う。
(9)支援コーナー内に設置した区民閲覧用パソコン及び紙折機の管理を行う。
(10)支援コーナーの活性化を図るための企画を2回以上実施する。
(11)机や椅子、床面の清掃を行うなど、支援コーナーを常に清潔な状態に保つこと。
(12)その他業務に関することについては、適宜、本市と協議するものとする。
6.人的体制
(1)支援コーナーの全業務時間にわたって常時1名以上の職員を配置し、業務にあたる
こと。
(2)前項に掲げる職員は、利用者からの区民活動に関する相談に対応できる者とするこ
と。
(3)支援コーナーの運営にあたり、労働基準法その他関係法令を遵守すること。
(4)受注者は、従事職員の名札を作成し、着用させること。
(5)受注者は、従事職員の服装、態度、言葉遣い、人権意識、個人情報の保護等の教育
訓練に万全を期し、勤務規律の維持に責任を負うこと。
2
(6)受注者は、業務マニュアルを作成するなど業務遂行のための知識・技術の蓄積を行
い、全業務時間にわたり同質の業務提供が行えるよう、すべての従事者の教育訓練に
努めること。
(7)受注者及び従事職員は、本市が承認する場合を除き、業務上のデータや資料を支援
コーナーから持ち出してはならない。
(8)受注者及び従事職員は、業務上知り得た秘密及び個人情報を他に漏らし、又は不当
な目的に使用してはならない。この契約が終了し、又は解除された後においても同様
とする。
7.業務責任者
(1)受注者は、当該業務に係る業務責任者を、書面をもって本市に届出するとともに、
本市の承認を得ること。
(2)受注者は、業務責任者を変更する場合は、事前に本市に連絡し承認を得ること。
8.現場責任者
(1)業務日各日について、業務従事者の中から現場責任者を常に選任しておくこと。
(2)現場責任者は、現場の業務に関して業務責任者を代理し、現場で指揮監督を行うこ
ととする。
9.物品及び施設等に係る調達並びに費用の負担
(1)支援コーナーの運営にあたり必要な物品の調達は、受注者自らが行ない費用の負担
をすること。ただし、施設及び付帯設備に係る修繕又は工事については、あらかじめ
本市と協議すること。
(2)受注者は、契約期間満了又はこの契約を解除した時は、前項の規定により調達した
物品を引き揚げることとする。ただし、本市と受注者の間であらかじめ協議をし、引
き続き支援コーナー等にて使用することに合意したものは除く。
10.物品の管理義務
(1)受注者は、この契約の期間中に、支援コーナーの運営にあたり施設及び付属設備等
を管理者の善良な注意をもって管理しなければならない。
(2)受注者は、施設及び付帯設備等を破損し、又は滅失したときは、その損害を賠償す
るものとする。
3
11.非常災害時等の対応
(1)風水害その他非常災害が発生したとき、又は発生のおそれがあるとき、又は非常災
害等により交通遮断が発生したときの対応については市と受注者が協議の上、別に定
める。
(2)受注者は、前項に規定する非常災害等に備え、連絡体制の確保に努めること。
(3)支援コーナー及びその周辺における火災発生その他の非常時においては、初期消火
ならびに利用者の建物外への避難誘導等に努めること。
12.業務報告
受注者は、支援コーナーの利用状況に関し、必要な項目(利用日時・利用者名・利用人
数・利用内容その他)を日報として取りまとめ、1ヶ月分集約したものを月報として市に
報告すること。
13.暴力団等の排除について
①入札参加除外者を再委託先等とすることの禁止
(1)受注者は、堺市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札参加除外を受けた者又は
同要綱別表に掲げる措置要件に該当する者を、再委託先並びに受注者及び再委託先の
資材、原材料の購入契約その他の契約の相手方(以下「再委託先等」という。)とし
てはならない。
(2)これらの事実が確認された場合、本市は受注者に対し、当該再委託先等との再委託
契約等の解除を求めることができる。
②再委託契約等の締結について
受注者は、再委託先等との再委託契約等の締結にあたっては、再委託契約締結時には本
市の契約約款に準じた暴力団排除条項を加えることとする。
③誓約書の提出について
(1)受注者は、堺市暴力団排除条例第8条第2項に規定する暴力団員又は暴力団密接関
係者でない旨の誓約書を提出しなければならない。ただし契約金額(税込)が500
万円未満の場合はこの限りでない。
(2)受注者は、契約金額(税込)が500万円以上となる再委託先等がある場合には、
これらの者から堺市暴力団排除条例第8条第2項に規定する暴力団員又は暴力団密接
関係者でない旨の誓約書を徴収して、本市へ提出しなければならない。
4
(3)受注者及び再委託先等が当該誓約書を提出しない場合は、入札参加停止を行うもの
とする。
④不当介入に対する措置
(1)受注者は、この契約の履行にあたり、暴力団員又は暴力団密接関係者から、暴力団
を利することとなるような社会通念上不当な要求又は契約の適正な履行を妨げる行為
(以下「不当介入」という。)を受けたときは、直ちに本市に報告するとともに、警
察に届け出なければならない。
(2)受注者は、再委託先等が暴力団員又は暴力団密接関係者から不当介入を受けたとき
は、直ちに本市に報告するとともに、当該再委託先等に対して、警察に届け出るよう
指導しなければならない。
(3)本市は、受注者が本市に対し、(1)及び(2)に定める報告をしなかったときは、
堺市暴力団排除条例に基づく公表及び入札参加停止を行うことができる。
(4)本市は、受注者又は再委託先等が不当介入を受けたことによりこの契約の履行につ
いて遅延等が発生するおそれがあると認めるときは、受注者が(1)に定める報告及
び届け出又は(2)に定める報告及び指導を行った場合に限り、必要に応じて履行期
間の延長等の措置をとるものとする。
14.その他
(1)この仕様書において「区民活動」とは、次の各号のいずれにも該当しない活動であ
って、区民の自発的かつ公益性及び非営利性を有するものをいう。
・宗教上の教義を広め、儀式行事を行い、信者を教化育成し、又は信者を獲得するこ
とを目的とする活動 。
・政治上の主義・主張を推進し、若しくは支持し、又はこれに反対することを目的と
する活動。
・特定の公職(公職選挙法(昭和25年法律第100号)第3条に規定する公職をい
う。以下この号において同じ。)の候補者(当該候補者になろうとする者を含む。)
若しくは公職に在る者又は政党を推薦し、若しくは支持し、又はこれらに反対するこ
とを目的とする活動 。
(2)受注者は、契約終了時に次期受注者が円滑に支障なく業務を遂行できるよう引継ぎ
を行うこと。
(3)この仕様書に定めのない事項については、本市及び受注者双方が協議して定める。
5