公募要領(PDF:730KB)

平成27年度における家畜衛生対策事業(死亡牛緊急検査処理円滑化推
進事業及び家畜生産農場清浄化支援対策事業)の実施に係る公募要領
※本公募は、平成27年度政府予算原案に基づいて行うものであるため、成立した予
算の内容に応じて、事業内容、予算額等の変更があり得ることに御留意願います。
1
総則
平成27年度における家畜衛生対策事業(死亡牛緊急検査処理円滑化推進事業及び家
畜生産農場清浄化支援対策事業)の実施に係る公募の実施については、この要領に定
めるところによるものとする。
2
公募対象事業
公募の対象となる事業は、平成27年度家畜衛生対策事業のうち、死亡牛緊急検査処
理円滑化推進事業及び家畜生産農場清浄化支援対策事業(以下「本事業」という。)
とし、その概要は別紙1-1及び別紙2-1に定めるとおりとする。
3
事業実施期間
事業実施期間は、本事業の補助金交付決定の日から平成28年3月31日までとする。
なお、平成27年度における本事業の補助金交付決定がなされるまでの期間において、
本事業に要するものとして補助事業対象農家等から申請のあった経費については、補
助対象とすることができるものとする。
4 応募者の要件等
(1)応募者の要件
本事業に応募することができる者は、国及び地方公共団体を除く法人又は任意団
体(会計処理及び意思決定の方法、責任体制等について規約等が整備されているも
のに限る。以下「民間団体等」という。)であって、別紙1-1及び別紙2-1にそ
れぞれ定める「応募者の要件」のほか、次に掲げる要件を全て満たすものとする。
① 本事業を行う具体的計画及び知見を有し、かつ、本事業を的確に実施すること
ができる能力を有する団体であること。
② 本事業に係る経理その他の事務について、適切な管理体制及び処理能力を有す
る団体であること。
また、本事業への応募に当たっては、当該民間団体等の代表者の承認を得た事業
代表者を応募者とし、事業代表者は、事業実施期間中日本国内に居住し、本事業全
体及び交付された補助金の適正な執行に関し責任を有する者であることとする。
(2)本事業の対象となる取組の要件
本事業の対象となる取組の要件は、次のとおりとし、いずれか一方の事業のみの
応募も可能とする。
① 死亡牛緊急検査処理円滑化推進事業の対象となる取組の要件は、別紙1-1の
とおりとする。また、同事業の実施単位は都道府県とし、一つの応募団体におい
て複数の都道府県を事業の実施範囲とすることは妨げないが、事業の基本となる
部分を委託して実施することは原則として認めない。
② 家畜生産農場清浄化支援対策事業の対象となる取組の要件は、別紙2-1のとお
りとする。また、別紙2-1の「本事業の対象となる取組の要件」の1の事業の実
施単位は都道府県とし、一つの応募団体において複数の都道府県を事業の実施範
囲とすることは妨げないが、事業の基本となる部分を委託して実施することは原
則として認めない。
ただし、次に掲げる場合には、本事業の対象とはならない。
ア 同一の提案内容で、本事業以外で補助金等の交付を受けている、又は受ける予
定がある場合
イ 本事業による成果について、その利用を制限し、公益の利用に供しない場合
5
補助対象経費の範囲
補助の対象となる経費は、それぞれ別紙1-2及び別紙2-2のとおりとする。なお、
本事業を実施する上で必要性が認められない経費は、補助の対象とはならない。
6
補助金の額
本事業においては、平成27年度予算(死亡牛緊急検査処理円滑化推進事業941,701
千円、家畜生産農場清浄化支援対策事業714,518千円)の範囲内で事業の推進に必要
となる経費をそれぞれ別紙1-2及び別紙2-2に定める補助率により助成するものと
する。
なお、補助金の額については、補助対象経費の精査等により補助金交付申請額から
減額する場合があるほか、本事業により収益を得る場合には、当該収益分に相当する
金額の返還が必要となる場合がある。
7
企画書等の作成等
本事業への応募に当たっては、次に掲げる書類(以下「企画書等」という。)を作
成し、提出するものとする。
(1)本事業に係る企画書(別紙様式1)
(2)実施計画書(応募者に関する事項)(別紙様式2)
(3)実施計画書(提案内容に関する事項)(別紙様式3)
(4)応募者の概要が分かる資料
(団体の概要、定款・規則、役員名簿、過去3年分の決算書等(様式自由))
8 企画書等の提出期限等
(1)提出期限:平成27年3月12日(木)17時(必着)
(2)企画書等の提出場所及び事業の内容等に関する問合せ先
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1
農林水産省 (4階ドア№別403)
電話 03-3502-8111(内線)4582
農林水産省消費・安全局動物衛生課
保健衛生班(死亡牛緊急検査処理円滑化推進事業)
防疫業務班(家畜生産農場清浄化支援対策事業)
(3)提出部数
本事業に係る企画書
6部
実施計画書(応募者に関する事項)
6部
実施計画書(提案内容に関する事項)
6部
提出者の概要が分かる資料
(団体の概要、定款・規則、役員名簿、過去3年分の決算書等)
1部
(4)提出に当たっての注意事項
・提出した企画書等は、変更又は取消しができないこと。
・企画書等に虚偽の記載をした場合には、無効となること。
・応募者の要件を満たさない者が提出した企画書等は、無効となること。
・企画書等の作成及び提出に係る費用は、応募者の負担とすること。
9 事業実施主体の採択
(1)審査の方法
本事業の実施主体の採択に当たっては、農林水産省消費・安全局動物衛生課(以
下「動物衛生課」という。)において応募者の要件を満たすことを確認した後、外部
有識者で構成する「平成27年度家畜衛生対策事業選定審査委員会」(以下「審査委員
会」という。)において(3)の審査の観点に基づき審査する。
なお、審査は、非公開で実施する。
(2)審査手順
審査は、以下の手順により実施する。
① 書類確認
提出された企画書等について、動物衛生課において、応募者の要件及び企画書
等の内容について確認し、必要に応じて問合せを実施する。
なお、応募者の要件を満たしていないものについては、以降の審査の対象から
除外する。
② 書類審査
審査委員会において、書類審査を実施する。
③ ヒアリング審査
必要に応じて、審査委員会において、応募者に対するヒアリング審査を実施す
る。ヒアリング審査を実施する場合には、開催場所、説明時間、出席者数の制限
等について、別途連絡する。
上記により連絡を受けた者は、指定された場所及び時間において、提出した企
画書等の説明を行うものとする。
なお、ヒアリング審査に出席しなかった場合には、辞退したものとみなす。
④ 最終審査
書類審査及びヒアリング審査における評価を踏まえ、審査委員会において最終
審査を実施する。
(3)審査の観点
審査委員会においては、次に掲げる項目を評価し、総合的に判断するものとする。
なお、企画書等の提出から過去3年以内に、「補助金等に係る予算の執行の適正化
に関する法律」(昭和30年法律第179号)第17条第1項又は第2項に基づき交付決定
の取消しがあった補助事業等において、当該取消の原因となる行為を行った補助事
業者等又は間接補助事業者等については、本事業に係る事業実施主体の適格性の審
査においてその事実を考慮するものとする。
① 国の支援の妥当性
○ 申請内容は、本事業の目的に沿ったものであるか。
② 実施計画書の妥当性
○ 予算計画は、妥当なものとなっているか。
○ 実施計画書における取組内容は適切か。
○ 本事業を的確に実施するために妥当な計画であるか。
○ 本事業を効率的に実施するための工夫があるか。
③ 申請経費の妥当性
○ 申請経費は、本事業を実施する上で必要不可欠なものであり、かつ、妥当なも
のか。
○ 本事業の推進に係る経費が適切であり、効率的なものとなっているか。
○ 他の経費で措置されることがふさわしい内容となっていないか。
④ 事業実施体制の妥当性
○ 本事業を的確に実施するために必要な実施体制、役割分担及び責任体制が明確
になっているか。
○ 本事業を的確に実施するために十分な事業管理能力があるか。
○ 本事業の実施に係る経理その他の事務について、適切な管理体制及び処理能力
を有しているか。
○ 過去3年間に交付決定取消の原因となる行為はないか。
(4)審査結果の通知等
審査の結果(採択及び不採択)については、審査委員会における最終審査が終了
次第、速やかに応募者に対し通知する。
なお、採択された実施計画書については、事業の実施に当たって検討すべき事項
や遵守すべき事項等に係る意見が付されるほか、補助対象経費の額について査定す
る場合がある。
10
事業実施主体に係る責務等
審査の結果、本事業の実施主体となった民間団体等(以下「事業実施主体」という。)
は、本事業の実施及び交付される補助金の執行に当たって、次に掲げる事項に留意す
るものとする。
(1)事業の推進
事業実施主体は、本事業全体の進行管理、本事業の成果の公表等、本事業の推進
全般についての責任を有する。
(2)補助金の交付申請等
事業実施主体は、「食の安全・消費者の信頼確保対策事業費補助金交付要綱」(平
成20年4月1日付け19消安第15444号農林水産事務次官依命通知。以下「要綱」とい
う。)に定めるところにより要綱別記様式第1号による交付申請書を農林水産大臣宛
てに提出し、農林水産省からの補助金の交付決定を受けて本事業を実施するものと
する。
なお、補助金の交付決定に当たっては、採択時に示された審査委員会の意見等に
基づいて実施計画書の内容を修正する場合があるほか、補助対象経費の額について
は、この修正等を踏まえ査定する場合がある。
(3)補助金の経理管理等
① 事業実施主体は、交付を受けた補助金の経理管理に当たっては、補助金等に係
る予算の執行の適正化に関する法律(昭和30年法律第179号)に基づき、適正に
執行するものとする。
② 農林水産省においては、要綱に定めるところにより事業実施主体から提出され
た要綱別記様式第7号による実績報告書を審査した上で、本事業が適正に執行さ
れたことを確認し、補助金の額を確定する。審査結果によっては、補助金を減額
する場合がある。
③ 補助金の交付を受けるまでは、事業実施主体による立て替えで対応するものと
する。
④ 事業実施主体は、本事業に係る収入及び支出を明らかにした帳簿及び証拠書類
を本事業の終了後5年間保存するものとする。
(4)人件費の算定等
本事業における人件費の算定等に当たっては、「補助事業等の実施に要する人件費
の算定等の適正化について」(平成22年9月27日付け22経第960号農林水産省大臣官
房経理課長通知)によるものとする。
(5)事業成果の報告等
本事業による成果については、事業実施主体は、本事業の終了後に、農林水産省
消費・安全局長に対し、必要な報告を行うものとする。また、当該事業成果について
は、事業報告書等による公表のほか、広く普及・啓発に努めるものとする。
なお、新聞、図書、雑誌等への事業成果の公表に際しては、農林水産省の補助事
業であることを必ず明記し、また、公表した資料を動物衛生課に提出するものとす
る。
(6)事業の委託
第三者に委託することが必要かつ合理的であると認められる場合に限り、本事業
の一部を第三者に委託して行わせることができる。
ただし、本事業の基本となる部分を委託して実施することは認めないものとする。
(7)守秘義務
事業実施主体は、本事業の実施により得られた個人情報等の秘密について、本事
業の実施後も含め、他に漏らしてはならないものとする。
(8)その他
応募内容に偽りがあった場合には、採択を取り消す場合がある。
(別紙1-1)
公募対象事業(死亡牛緊急検査処理円滑化推進事業)の概要
公募対象事業
応募者の要件
死亡牛緊急検査処理円滑化
本業に関する知見を
推進事業
有し、事業目的の達成
及び事業計画の遂行に
(連絡先)
必要な組織及び人員を有
農林水産省消費・安全局
し、本事業を的確に実施
動物衛生課保健衛生班
することができる能力を
℡ 03-3502-8111
有する団体であること。
内線 4582
本事業の対象となる取組の要件
補助率
本事業は、我が国における牛海綿状脳症(以下「B
SE」という。)の浸潤状況の的確な把握を通じた効
果的なBSE対策の実施を目的として、BSE検査及
び死亡牛の円滑な処理を推進するものであり、公募の
対象となる取組及びその要件は以下のとおりとする。
1 死亡牛検査処理安定化対策
死亡牛について、その発生場所から化製場等まで
の適正な管理・輸送の促進及び適正な処理に係る経
費のうち、事業対象農家等が負担する経費を支援す
る。
なお、補助対象経費、補助率及び補助単価の限度
額については、別紙1-2及び別紙1-3のとおり
とする。
定額
1/2 以内
2
死亡牛検査支援対策
牛海綿状脳症対策特別措置法(平成14年法律第70
号)第6条第2項の検査として都道府県が行うBS
E検査に要する経費のうち、事業対象農家等が負担
する経費について支援する。
なお、補助対象経費、補助率及び補助単価の限度
額については、別紙1-2及び別紙1-3のとおり
とする。
定額
3 事業推進対策
本事業の円滑な推進を図るため、死亡牛の収集、
輸送及び処理並びにBSE検査の円滑・適正な実施
等を検討するとともに、本事業の普及や指導等を実
施する。なお、原則として、補助金の限度額に占め
る割合は30パーセント以内とする。
定額
補助対象経費
BSE検査費、管理促進費、
輸送促進費、適正処理費、
会場借料、旅費、印刷製本
費、通信運搬費、技術指導
事務費、賃金、消耗品費、
賃借料その他本事業に必要
な経費
公募対象事業
応募者の要件
本事業の対象となる取組の要件
<死亡牛の要件>
本事業の対象となる死亡牛(患畜・疑似患畜除
く。
)は、次に掲げる全ての要件を満たすものとする。
ただし、都道府県知事が特に認めた場合は、この限り
でない。
(1) 牛海綿状脳症に関する特定家畜伝染病防疫指
針(平成27年4月1日農林水産大臣公表)第3
の1(1)アに規定する死亡牛検査を実施した
牛又は、牛海綿状脳症対策特別措置法施行規則
(平成14年農林水産省令第58号)第4条の場合
に該当する牛。
(2) 牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に
関する特別措置法(平成15年法律第72号)第9
条の規定に基づき耳標を装着している牛
(3) 適正に処理された死亡牛(焼却処理(死亡牛
の直接焼却、化製処理後の焼却処理(燃料とし
ての利用を含む)及び焼却灰の最終処分を含む。
)
又は化製場等に関する法律(昭和23年法律第140
号)の規定に基づき埋却される牛をいう。
)
注1:補助率については、別紙1-2を参照すること。
注2:補助対象経費の内容については、別紙1-4を参照すること。
補助率
補助対象経費
(別紙1-2)
死亡牛緊急検査処理円滑化推進事業の補助対象経費及び補助率について
事業の種類
補 助 対 象 経 費
補 助 率
1 死 亡牛 検
事業実施主体が、事業対象農家等に対し、
査 処理 安 次に掲げる経費を補助するのに要する経費
定化対策 (1) 死 亡 牛 ( 適 正 な 処 理 を 受 け た こ と が 確
認 さ れ た も の に 限 る 。) に つ い て 、 発 生
場所から化製場等までの適正な管理・輸
送に係る促進費及び死亡牛の適正な処理
に係る経費
ア
適正な管理に係る促進費(管理促進費)定 額
(ただし、別紙1-
3の補助単価の限度
額又は実費額のいず
れか小さい額を上限
とする。)
イ
適正な輸送に係る促進費(輸送促進費)1/2以内
(ただし、別紙1-
3の補助単価の限度
額を上限とする。)
ウ
適正な処理に係る経費(適正処理費) 1/2以内
(ただし、別紙1-
3の補助単価の限度
額を上限とする。)
(2)
(1)に付随して行う取組のうち事業実施 1/2以内
主体が特に必要と認めたものに係る経費
2
死 亡牛 検
都道府県が行うBSE検査に要する経費の 定 額
査 支援 対 うち、事業対象農家等が負担する経費につい (ただし、別紙1-
策
て事業実施主体が補助を行うのに要する経費 3の 補助 単価の限度
額又は実費額のいず
れか小さい額を上限
とする。)
3
事業推進
本 事業の円滑な推進を図るため、死亡牛の収 定
対策
集、輸送及び 処理並びに BSE検査の円滑・適
正な実施等を検討するとともに、本 事業の普及
や指導等を実施するのに要する経費
( 原則として、補助金の限度額に占める割合は30パー
セント以内とする)
額
(別紙1-3)
死亡牛緊急検査処理円滑化推進事業の補助単価の限度額について
1
別紙1-2の「1 死亡牛検査処理安定化対策」の項の補助対象経費の欄の(1)の
ア及びイの経費に係る補助単価の限度額
(1)管理促進費
① BSE検査の結果が判明するまでの間、管理が必要となった牛
500円/頭
② ①の牛と一緒に保管・管理(おおむね2日以上)・輸送される牛
250円/頭
(2)輸送促進費
① 一時保管施設を経由する場合(単位:円/頭)
24か 月
48か 月 齢以上 3か月齢以上 3か月齢未満
齢以上 48か 月 24か月齢未満
(成牛 相当 )
齢未満 (育成牛相当)
(子牛相当)
(成牛 相当 )
都府県内 農場 から 都府 県内一時保
2,000
1,400
1,000
輸
送 管施設まで
促 進 費 都府 県内 一時 保管施設か
1,500
1,050
750
ら都府県内化製場等まで
都府県外 都府 県 内一 時 100㎞まで
1,500
1,050
750
輸
送 保管 施 設か ら 200㎞まで
2,000
1,400
1,000
促 進 費 都府県 外化 製 200㎞以上
2,500
1,750
1,250
場等まで
農場か ら 都 府 100㎞まで
2,000
1,400
1,000
県外一 時 保 管 200㎞まで
3,000
2,100
1,500
施設まで
200㎞以上
4,000
2,800
2,000
北海道
農場 から 一時 保管施設ま
3,000
2,100
1,500
で
一時保管 施設から化製場
1,500
1,050
750
等まで
(注)北海道の24か月齢以上の死亡牛であって、一時保管施設から化製場等までの距離
が350㎞以上あり、かつ、細断処理を行うため輸送が中断される場合には、補助さ
れる輸送促進費に1,000円を上限として上乗せする。
②一時保管施設を経由しない場合(単位:円/頭)
24か 月
48か 月 齢以上 3か月齢以上 3か月齢未満
齢以上 48か 月 24か月齢未満
(成牛 相当 )
齢未満 (育成牛相当)
(子牛相当)
(成牛 相当 )
都府県内
輸
送
促 進 費
都府県外
輸
送
促 進 費
北 海 道
農場 から 都府 県内化製場
等まで
3,000
2,100
1,500
農場 か ら都 府 200㎞まで
県外 化 製場 等 200㎞以上
4,000
2,800
2,000
まで
農場 から 道外 化製場等ま
3,000
2,100
1,500
で
2 別紙1-2の「1 死亡牛検査処理安定化対策」の項の補助対象経費の欄の(1)の
ウの経費に係る補助単価の限度額
(単位:円/頭)
48か月齢以上 24か月齢以上
3か月齢以上
3か月齢未満
(成牛相当)
48か月齢未満
24か月齢未満
(子牛相当)
(成牛相当)
化製処理費
直接焼却費
埋却処理費
3
7,500
10,000
3,000
(育成牛相当)
5,000
6,500
2,000
3,000
4,000
1,000
別紙1-2の「2 死亡牛検査支援対策」の項の補助対象経費の欄の経費に係る補助
単価の限度額
BSE検査手数料:4,500円/頭
4 その他
(1)死亡時月齢が不明な場合の取扱い
死亡時月齢を証明することができない個体については、3か月齢未満の補助単価の
限度額を適用する。
(2)一時保管施設を経由する場合の例
BSE検査のための採材や一時保管を行う牛及びそれと一緒に保管・管理(おおむ
ね2日以上)・輸送される牛が一時保管施設を経由する場合(単なる積替え輸送・荷
下ろし、短時間の保管等は対象外)
(3)一時保管施設を経由しない場合の例
① 一時保管施設と化製場が併設され、又は近接して設置されている場合
② BSE検査のための採材や一時保管を行わない「単なる死亡牛の集積地又は中継
地」で本事業における一時保管施設に当たらない場合
(別紙1-4)
死亡牛緊急検査処理円滑化推進事業の補助対象経費の内容について
区
分
BSE検査費
内
容
牛海綿状脳症対策特別措置法(平成14年法律第70号)第6条第2
項の検査として都道府県が行うBSE検査に要する経費のうち、
事業対象農家等が負担する経費
管理促進費
死亡牛の発生場所から化製場等(家畜保健衛生所を含む。)までの
適正な管理に係る経費
輸送促進費
死亡牛の発生場所から化製場等(家畜保健衛生所を含む。)までの
適正な輸送(一時保管施設を経由する場合を含む。)に係る経費
適正処理費
死亡牛の適正な処理に係る経費
会場借料
会議に係る会場代
旅費
会議・検討会等出席、各種調査、事業の推進指導、打合せ等を行
うための旅費
印刷製本費
会議・検討会等の資料及び死亡牛処理整理票(本事業の補助金申
請書であり、死亡牛のBSE検査及び適正な管理・輸送・処理が
確認できる書類)、事業普及等パンフレット等の印刷費
通信運搬費
郵便料、運送料、電話料、振込手数料及びデータ通信料
技術指導事務費
職員等が本事業に従事する日数等に応じて計算される経費
賃金
資料収集・整理、各種集計等の事務を補佐するために臨時的に雇
用した者に対して支払う実働に応じた対価(日給又は時間給)
(注)賃金の単価の算定等に当たっては、「補助事業等の実施に
要する人件費の算定等の適正化について」(平成22年9月27
日付け22経第960号農林水産省大臣官房経理課長通知)によ
るものとする。
消耗品費
各種事務用品(コピー用紙、封筒、ファイル、筆記用具等)に係
る経費
賃借料
物品等使用料、リース料等の経費
その他本事業に必要 上記のほか、本事業を効率的に実施する上で必要となる経費
な経費
(別紙2-1)
公募対象事業(家畜生産農場清浄化支援対策事業)の概要
公募対象事業
応募者の要件
家畜生産農場清浄化支援
本事業に関する知
対策事業
見を有する者であっ
て、事業目的を理解
(連絡先)
し、その達成及び事
農林水産省消費・安全局 業計画の遂行に必要
動物衛生課防疫業務班
な組織及び人員、経
℡03-3502-8111
営基盤、資金等を有
内線4582
するとともに、本事
業を効率的に実施す
る能力があること。
また、事業実施期
間中、執行状況を的
確に管理し、適宜、
事業計画の見直し調
整が行えること。
本事業の対象となる取組の要件
補助率
本事業は、牛のヨーネ病及び豚のオーエスキー病の清浄
化対策、牛白血病の感染拡大防止対策、畜産農場における
飼養衛生管理の向上に向けた取組、アカバネ病の流行防止
対策など、家畜生産者による疾病対策を支援するものであ
り、公募の対象となる取組及びその要件は以下のとおりと
する。また、1の事業については、実施単位を都道府県と
し、一つの応募団体において複数の都道府県を事業の実施
範囲とすることは妨げないが、事業の主たる部分を委託し
て実施することは不可とする。
なお、補助対象経費、補助率及び補助単価の限度額につ
いては、別紙2-2及び別紙2-3のとおりとする。
1 家畜生産農場清浄化支援対策
(1) 疾病清浄化支援対策
ア ヨーネ病対策
a ヨーネ病のまん延防止及び早期清浄化を図るための
防疫推進計画の作成及び講習会の開催
b 農場が主体となるヨーネ病の検査並びに患畜摘発農
場等における同居牛等の現地調査(家畜伝染病予防法
施行規則(昭和26年農林省令第35号)第62条に準ずる
評価人による家畜の生体評価をいう。以下同じ。)及
びとう汰の実施(別紙2-4の補助の要件を満たすも
のに限る。)
イ オーエスキー病対策
a オーエスキー病の清浄化を図るための防疫推進計画
の作成及び技術検討会の開催
b オーエスキー病のワクチン接種、農場の清浄度を確
認するための抗体検査、清浄豚の流通を促進するため
の抗体検査、陰性証明書の取得及び感染繁殖豚のとう
汰(別紙2-4の補助の要件を満たすものに限る。)
ウ 牛白血病対策
a 牛白血病の感染拡大防止を図るための防疫推進計画
定額
2/3以内
1/2以内
定額
1/2以内
定額
補助対象経費
検討会開催費、委員旅
費、委員謝金、講習会
開催費、講師旅費、講
師謝金、採材旅費、採
材技術料、検査費、証
明書交付料、現地調査
費、牛とう汰推進費、
感染繁殖 豚とう汰推進
費、清浄化推進費、ワ
クチン接種推進費、農
場指導費、予防注射接
種計画策定費、予防注
射費、予防液の購入費
及び保管費、技術指導
事務費、賃金、旅費、
資料作成費、印刷費、
役務費、通信運搬費、
消耗品費その他本事業
に必要な経費
の作成及び講習会の開催
1/2以内
b 発生農場等での牛白血病陽性牛を確認するための検
査及び現地調査、陰性牛の流通を促進するための検
査、陰性証明書の取得及び共同放牧場での検査及び
吸血昆虫の忌避・駆除(別紙2-4の補助の要件を
満たすものに限る。)
エ
事業推進対策
本事業を推進するための普及、指導及び連絡調整等
定額
(2)農場飼養衛生管理強化・疾病流行防止支援対策
ア 農場飼養衛生管理強化対策
a 農場における飼養衛生管理を向上させるための指導 定額
推進計画の作成、指導チェック表の作成、講習会の開
催及び農場指導を行う獣医師等(以下「指導獣医師等」
という。)の認定
b 指導獣医師等による農場に対する飼養衛生管理向上 1/2以内、
のための指導(別紙2-4の補助の要件を満たすもの 定額
に限る。)
イ 疾病流行防止支援対策
a 予防注射の推進及び予防注射接種計画の策定
定額
b アカバネ病の予防注射(別紙2-4の補助の要件を満
たすものに限る。)
ウ
2
事業推進対策
本事業を推進するための普及、指導及び連絡調整等
定額
家畜生産農場清浄化推進対策
豚コレラ防疫支援対策
定額
a 豚コレラ予防液等の備蓄計画の作成及び技術検討会
の開催
b 豚コレラ予防液の購入及び保管(別紙2-4の補助
の要件を満たすものに限る。)
イ 事業推進対策
定額
本事業を推進するための普及、指導及び連絡調整等
ア
(別紙2-2)
家畜生産農場清浄化支援対策事業の補助対象経費及び補助率について
事業の種類
補助対象経費
補助率
1 家畜生
事業実施主体が実施する事業に要する次に掲げる
産 農 場 清 経費
浄 化 支 援 (1)疾病清浄化支援対策
事業
ア ヨ ー ネ 病対 策 (別紙2-4の補助の要件を満
たすものに限る。)
a 防疫推進計画の作成のための検討会開催費、 定 額
委員旅費、委員謝金及び資料印刷費
b 講習会開催費、講師旅費、講師謝金及び資 定 額
料印刷費
c ヨーネ病検査に係る次に掲げる経費
(a) ヨーネ病の検査費及び証明書の交付料
1/2以内
(b) 検査材料の採材旅費及び採材技術料
定 額
d 患畜摘発農場における同居牛等の現地調査 定 額
に要する旅費及び謝金
e 牛とう汰推進費
当該家畜の評価額から利
用額を控除した額の2/
3以内
イ
オーエスキー病 対策(別紙2-4の補助の要
件を満たすものに限る。)
a 防疫推進計画の作成のための検討会開催費、 定 額
委員旅費、委員謝金及び資料印刷費
b オーエスキー病のワクチン接種推進費
定 額(ただし、別紙2
c 清浄度等の把握のための検査に係る次に掲げ -3の補助単価の限度額
る経費
を上限とする。)
(a) オーエスキー病の抗体検査費
1/2以内
(b) 検査材料の採材旅費及び採材技術料
定 額
d 感染豚摘発農場における豚とう汰推進費
定 額(ただし、別紙2
(a)感染繁殖豚とう汰推進費
-3の補助単価の限度額
(b)清浄化推進費
を上限とする。)
e 清浄種豚の流通促進に係る次に掲げる経費
(a)種豚の抗体検査費及び抗体陰性証明書の 1/2以内
交付料
(b)検査材料の採材旅費及び採材技術料
定 額
ウ
牛 白 血 病 対 策 (別紙2-4の補助の要件を満
たすものに限る。)
a 防疫推進計画の作成のための検討会及び講 定 額
習会の開催費、委員旅費、委員謝金及び資料
印刷費
b 牛白血病検査に係る次に掲げる経費
(a) 牛白血病浸潤農場(発生農場含む)にお 1/2以内
ける検査費及び証明書の交付料
(b) 共同放牧場における入退牧時検査
1/2以内
(c) 検査材料の採材旅費及び採材技術料
定額
c 共同放牧場における吸血昆虫の忌避・駆除 1/2以内(ただし、別
費
紙2-3の補助単価の限
度額を上限とする。)
d 発症畜摘発農場における同居牛等の現地調 定 額
査に要する旅費
エ
事業推進費
定額
本事業 を円 滑 に推 進す るため に必要 な事務 を
行うための技術指導事務費、賃金、旅費、資料
印 刷費 、 役務 費、 通信 運 搬費 、消 耗品 費 その他
本事業に必要な経費
(2)農場飼養衛生管理強化・疾病流行防止支援対策
ア 農場飼養衛生管理強化対策(別紙2-4の補助
の要件を満たすものに限る。)
a 指導推進計画の作成及び指導チェック表の
作成のための検討会開催費、委員旅費並びに
委員謝金、資料印刷費
b 講習会開催費、講師旅費、講師謝金及び資
料印刷費
c 農場指導費(別紙2-4の補助の要件を満た
すものに限る。)
定額
定額
1/2以内、定額(ただ
し、別紙2-3の補助単
価の限度額を上限とす
る。)
イ
疾病発生・流行防止支援対策
a 対象となるワクチン接種の推進及び接種計画 定 額
の策定に係る検討会開催費、委員旅費、委員謝
金並びに資料印刷費
b アカバネ病の流行地域における予防注射費(別 定 額(ただし、別紙2
紙2-4の補助の要件を満たすものに限る。) -3の補助単価の限度額
を上限とする。)
ウ 事業推進費
本事業 を円 滑 に推 進す るため に必要 な事務 を 定 額
行うための技術指導事務費、賃金、旅費、資料
印 刷費 、 役務 費、 通信 運 搬費 、消 耗品 費 その他
本事業に必要な経費
2 家畜生
事業実施主体が実施する事業に要する次に掲げる
産 農 場 清 経費(別紙2-4の補助の要件を満たすものに限る。)
浄化推進
ア 豚コレラ防疫支援対策
事業
a 豚コレラ予防液の備蓄計画を策定するため 定 額
の技術検討会開催費、委員謝金及び委員旅費
b 豚コレラ予防液の備蓄のための予防液の購入費 定額又は実費額のいずれ
及び保管費
か小さい額
イ
事業推進費
定 額
本事業を 円滑に 推進す るために必要な事 務を
行うための技術指導事務費、賃金、旅費、資料
印 刷費 、 役務 費、 通信 運 搬費 、消 耗品 費 その他
本事業に必要な経費
(別紙2-3)
家畜生産農場清浄化支援対策事業の補助単価の限度額について
区
1
分
補助単価の限度額
疾病清浄化対策
(1)オーエスキー病対策
ア
ワクチン接種推進費
イ
感染繁殖豚のとう汰推進費
(a)
感染繁殖豚とう汰推進費
(b) 清浄化推進費
(1頭当たり)
38円以内
(1頭当たり)16,000円以内
(1頭当たり)
8,000円以内
(2)牛白血病対策
共同放牧場における吸血昆虫の忌避・駆除費
(1共同放牧場あたり)88,000
円以内
2
農場飼養衛生管理強化・疾病流行防止支援対策
(1)農場飼養衛生管理強化対策
農場指導費
(1回当たり)2,700円以内
ただし、1農場当たり2回/年
までとする。
(2)疾病流行防止支援対策
アカバネ病ワクチン(混合ワクチン含む)
(1頭当たり)
128円以内
(別紙2-4)
家畜生産農場清浄化支援対策事業の補助対象経費に係る補助の要件について
区分
1
補助の要件
ヨーネ病対策
(1)ヨーネ病検査費及び証
明書交付料の交付対象
牛のヨーネ病防疫対策要領(平成25年4月1日付け24消安第
5999号農林水産省消費・安全局長通知。以下「ヨーネ病要領」
という。
)に基づく検査及び証明書の交付。
(2)牛とう汰更新費の交付
ヨーネ病要領に基づき実施された自主的にとう汰する牛。
対象
2
オーエスキー病対策
(1)オーエスキー病ワクチ
オーエスキー病防疫対策要領(平成3年3月22日付け3畜A
ン接種推進費の交付対象 第431号農林水産省畜産局長通知。以下「オーエスキー病要領」
農場
という。)における清浄化対策強化段階(ステータスⅡの前期
及び後期)の地域に所在し、次の(1)又は(2)に該当する
農場であること。ただし、当該地域に所在する全ての豚飼養農
場が、農林水産省の方針に基づき、オーエスキー病要領のⅢの
3に規定する清浄化対策を行っている農場(次の(1)から(3)
までのいずれかを満たす農場)でなければならない。
(1)原則として平成27年9月30日までに、飼養豚の全てにワ
クチンを接種する農場で、当該農場において確認された野外
抗体陽性豚が全てとう汰されている農場。
(2)飼養繁殖豚の全てにワクチンを接種する農場であって、
次の条件を全て満たすことについて、当該農場が所在する地
域の都道府県オーエスキー病防疫協議会及び地域オーエスキ
ー病防疫協議会(以下「地域防疫協議会」という。)が確認
した農場。
ア
オーエスキー病要領のⅢの3の(3)のイの(イ)の
aの規定する清浄性確認農場ではないこと。
イ
繁殖豚の接種について補助を受けようとする直前の2
回の肥育豚の出荷について、それぞれ少なくとも29頭(出
荷頭数がこれよりも少ない場合にあっては、全頭)の検
査を行い、野外抗体陽性豚が認められないこと。
ウ
繁殖豚の接種について補助を受けた後、と畜場に出荷
される肥育豚に対して、最低3か月ごと(この期間に出
荷がない場合を除く。)に、少なくとも14頭(出荷頭数
がこれよりも少ない場合にあっては、全頭。)の検査を
行い、野外抗体陽性豚が認められないこと。
エ
オーエスキー病要領のⅡの4の導入時の防疫措置に従
い、清浄豚の導入に必要な対策が実施されていること。
オ
繁殖豚と肥育豚の区分飼養や、肥育豚舎の洗浄・消毒
の徹底などにより、肥育豚の感染を防ぐ措置が実施され
ていること。
(3)オーエスキー病要領における清浄性確認条件を満たして
いる農場であって、原則として平成27年9月30日までに、
飼養繁殖豚の全てにワクチンを接種するものであること。
(4)平成27年9月30日までに、ステータスⅢ又はⅣの地域の
農場であって、平成27年10月1日以降に、野外抗体陽性が
確認されたものであること。
(2)清浄度の把握のための
オーエスキー病要領に基づき実施された抗体検査であるこ
検査に係る経費の交付対 と。
象
(3)感染豚摘発農場におけ
る豚とう汰推進費の交付
対象
ア
感染繁殖豚とう汰推進
費
オーエスキー病要領の清浄化対策準備段階(ステータスⅠ)
以外の段階の地域に所在し、次のア又はイに該当する農場にお
いて、オーエスキー病野外ウイルス抗体が陽性と確認された繁
殖豚(子取り用雌豚及び種雄豚(候補豚を含む。))であって、
本病の清浄化のために自主とう汰された豚(当該農場若しくは
地域における繁殖豚の平均的な更新産歴又は更新月齢(当該農
場の所在する地域防疫協議会が認めた産歴及び月齢)以下の豚)
であること。
ア
清浄化対策強化段階(ステータスⅡの前期及び後期)の
地域の農場で、次の(ア)及び(イ)の条件を満たす農場。
(ア)ワクチン接種推進費の交付を受けていること(ただし、
ステータスⅡの地域の清浄性確認農場については、この限
りではない。
)
。
(イ)要領のⅡの4の導入時の防疫措置に従い、清浄豚の導
入に必要な対策が実施されていること。
イ
清浄化監視段階(ステータスⅢ)及び清浄段階(ステー
タスⅣ)の地域の農場で、次の(ア)及び(イ)の条件を
満たす農場。
(ア)本病が発生し、又は野外抗体感染豚が確認された場合
において、オーエスキー病要領のⅡの2の(3)のアの
規定により速やかに清浄化を図ること。
(イ)オーエスキー病要領のⅡの4の導入時の防疫措置に従
い、清浄豚の導入に必要な対策が実施されていること。
イ
清浄化推進費
清浄化対策強化段階・後期(ステータスⅡの後期)の地域に
所在する、野外抗体陽性豚を概ね3ヶ月(繁殖のサイクル等を
勘案し最長6ヶ月)以内に全頭更新する農場において、区分2
の(3)のアの交付要件を満たす豚であること
(4)清浄種豚の流通促進に
係る経費の交付対象
3
オーエスキー病要領に基づき実施された抗体検査及び証明書
の発行であること。
牛白血病対策
(1)牛白血病浸潤農場(発
交付の対象となる農場等については、次の1及び2の要件を
生 農 場 含 む ) に お け る 満たすこと。
検査費及び証明書の交
1
付料の交付対象
農場要件
対策開始時、既に牛群の一部の牛白血病の抗体陽性率
(浸潤率)が把握され、ウイルスが侵入していることが明
らかな農場であって、家畜保健衛生所の指導に従い、確
実に抗体陽性牛の隔離飼育や自主とう汰等の感染拡大防
止を講じる農場
2
検査及び証明書交付要件
検査時に抗体陰性であった牛、未検査牛及び発症牛を対
象に実施する抗体検査、抗原検査、病理検査、陰性証明書
の交付であること。
(2)共同放牧場における
交付の対象となる農場等については、次の1から3までの要
検 査 及 び 吸 血 昆 虫 の 忌 件を満たすこと。
避・駆除経費の交付対
1
象
農場要件
複数の農場の乳用牛並びに肉用牛を預託管理等により集
団的育成若しくは繁殖を行う農場であって、地域の畜産振
興を図る上で重要な拠点であると都道府県知事が認める農
場(以下「共同放牧場」という)。
2
検査要件
入退牧前に抗体陰性であった牛及び未検査牛を対象に実
施する抗体検査及び抗原検査であること。
3
吸血昆虫の忌避・駆除の要件
共同放牧場における吸血昆虫の忌避又は駆除を目的と
して、実施される対策であること。
4
農場飼養衛生管理強化対
策
(1)農場指導費の交付対象
1
交付の対象となる農場等については、次の(1)及び(2)
の要件を満たすこと。
(1)飼養規模要件
次のアからウまでのいずれかの条件を満たす農場であるこ
と。
ア
牛飼養農場(ただし、4か月齢以上の牛を200頭(肥育
牛(乳用種の雄牛及び交雑種に限る。)にあっては17か月
齢未満、その他の牛にあっては24か月齢未満の牛の場合は、
3,000頭)以上飼養する農場を除く。
)
イ
豚飼養農場(ただし、3,000頭以上飼養する農場を除く。)
ウ
鶏飼養農場(ただし、10万羽以上を飼養する農場を除く。)
(2)飼養衛生管理向上のための指導内容要件
飼養衛生管理基準の遵守に関する指導であること。
なお、疾病調査やワクチネーション指導等の他の飼養衛
生に関する指導等と併せて実施する場合も可とする。
2
本事業による補助金の交付を受けようとする農場(指導に
係る農場の負担経費が発生しない場合は、指導獣医師等)は、
事業実施主体に対し、指導に使用された農場指導チェックシ
ート(事業実施主体が様式を作成し、指導が適切に行われた
旨について指導獣医師等及び農場主が署名捺印したものをい
う。以下同じ。)の写し及び農場指導費として農場が指導獣
医師等に支払った金額を確認することができる書類(指導に
係る農場の負担経費が発生しない場合は、チェックシート等
にその旨記載)を提出すること。
(2)指導獣医師等の要件
次の要件を満たす獣医師その他の者であって、事業実施主体
が適当と認めた者。
ア
家畜衛生又は家畜の飼養衛生に関する基礎知識及び経験
を有すること。
イ
獣医師でない者にあっては、家畜防疫員による講習等を
受け、家畜伝染病予防法第12条の3第1項の飼養衛生管理
基準の遵守のための衛生指導に必要な知識を有しているこ
と。
(3)指導獣医師等による飼
農場指導チェックシートを用いて指導獣医師等が行う農場指
養衛生管理の向上のため 導であって、具体的な改善方法等を含むものとして事業実施主
の指導の要件
5
体が適当と認めたものであること。
疾病流行防止支援対策
予防注射費の交付対象
地域における疾病の流行状況や農家の飼養衛生管理の徹底状
況等を勘案して選定された農場であること。
5
豚コレラ防疫支援対策
補助事業の対象となる
取組
事業実施主体は、豚コレラの防疫対策として緊急時に必要
な予防液の備蓄等を行うことによって、本病の清浄性の維持
を推進するものとし、その具体的要件は次のとおりとする。
(1)国内で豚コレラが発生した場合には、農林水産省消費
・安全局動物衛生課長(以下「動物衛生課長」という。)
の指示に基づき、速やかに都道府県に対し、本事業によ
り備蓄している予防液を無償で提供すること。
(2)本事業により備蓄している予防液は、善良なる管理者
の注意をもって保管すること。
(3)本事業により備蓄している予防液は、本事業の実施期
間終了後においても、動物衛生課長の指示があるまで、
他者に譲渡し、又は処分しないこと。
( 別 紙 2 - 5 )
家畜生産農場清浄化支援対策事業の補助対象経費の内容について
経 費 区 分
1
家 畜 生 産 農 場 清 浄
内 容
該当経費区分
検討会開催費
会場賃借料、資料印刷費
化 支 援 対 策
委員旅費
委員旅費(旅費額は、実施主体の委員旅費等の規程に準じる。)
( 1 ) 疾 病 清 浄 化 支 援
委員謝金
委員謝金(謝金額は、実施主体の外部委員謝金等の規程に準じる。)
対 策
講習会開催費
会場賃借料、資料印刷費
1の(1)のア
講師旅費
講師旅費(旅費額は、実施主体の講師旅費等の規程に準じる。)
及びウ、
ア
ヨ ー ネ 病 対 策
イ
オーエスキー病対策
講師謝金
講師謝金(謝金額は、実施主体の講師謝金等の規程に準じる。)
(2)のア
ウ
牛白血病対策
採材旅費
採材旅費(家畜伝染病予防法(以下「法」という。)に基づく検査の
1の(1)
(2)農場飼養衛生管理強化・疾病流
行防止支援対策
2
1及び2
ア
農場飼養衛生管理強化対策
イ
疾病流行防止支援対策
ための採材に係る旅費を除く。)
採材技術料
採材技術料(法に基づく検査のための採材に係る技術料を除く。)
検査費
ヨーネ病要領に基づく自主検査、オーエスキー病要領に基づく抗体検
家畜生産農場清浄化推進対策
査、牛白血病の検査に要した費用(法に基づく検査を除く)
証明書交付料
ヨーネ病要領に基づく自主検査、オーエスキー病要領に基づく証明書
牛白血病陰性証明書の交付に要した費用(法に基づく検査を除く)
現地調査費
委託獣医師等の旅費及び謝金(旅費及び謝金額は、実施主体の旅費等
1の(1)のア
の規程に準じる)
及びウ
牛とう汰推進費
ヨーネ病要領に基づく自主とう汰牛の価額
1の(1)のア
豚とう汰推進費
オーエスキー病要領に基づく自主とう汰豚の価額(ステータスⅠ及び
1の(1)のイ
Ⅳに所在する農場除く)
清浄化推進費
短期間に農場内の野外抗体陽性豚を全頭とう汰をするために要した費
用(ステータスⅡ・後期の地域に所在する農場に限る)
ワクチン接種推進費
オーエスキー病要領に基づくワクチン接種に要した費用
吸血昆虫の忌避・駆
忌避又は駆除剤の購入、アブトラップの購入又は作製に要した費用
1の(1)のウ
指導獣医師等の指導に要した費用
1の(2)のア
除費
農場指導費
予防注射費
対象疾病のワクチン接種に要した費用
1の(2)のイ
予防液の購入費及び
豚コレラワクチン購入及び保管等に要した費用
(5)
技術指導事務費
職員等が本事業に従事した日数等に応じて計算される費用
1及び2
賃金
本事業に係る資料収集・整理、各種集計等の事務を補佐するために臨
保管費
事業推進費
時的に雇用した者に対して支払う実働に応じた対価(日給又は時間
給)
(注)賃金の単価の算定等に当たっては、「補助事業等の実施に要す
る人件費の算定等の適正化について」平成22年9月27日付け22経第960
号農林水産省大臣官 房経理課長通知)によるものとする。
旅費
本事業に係る会議・検討会等出席、各種調査、事業の推進指導、打合
せ等を行うための旅費
資料作成費
本事業に係る資料製本・印刷費
印刷費
本事業に係る資料印刷費
役務費
本事業に係る振込み等手数料、保管料、保険料
通信運搬費
本事業に係る郵便料、運送料、電話料及びデータ通信料
消耗品費その他本事
本事業に係る事務を行うために必要な各種事務用品(コピー用紙、封
業に必要な経費
筒、ファイル、筆記用具等)の購入及びリースに要した費用