( 事 務 連 絡 ) 業 庫 第 1 7 号 平成27年4月28日

( 事 務 連 絡 )
業 庫 第 1 7 号
平成27年4月28日
代理店引受金融機関本部
御中
日 本 銀 行 業 務 局
新日銀ネット全面稼動開始に伴う国庫事務関連規程(暫定版)の送付について
国庫関連事務につきましては、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
現在、日本銀行では、新たな日本銀行金融ネットワークシステム(以下「新日銀
ネット」といいます。)について、本年10月13日(火)を全面稼動開始の候補日
として準備作業を進めております。
こうした中、今般、新日銀ネット全面稼動開始に伴う事務取扱変更に向けた諸準備
にご活用いただく観点から、下記の国庫事務関連規程(改正案)の暫定版 ( 注 ) を
送付いたします。
(注)
今回ご連絡する暫定版は、新日銀ネット全面稼動開始日までの間に内容が変更と
なる可能性がありますので、予めご承知おきください。なお、国庫事務関連規程の
確定版(改正通知)につきましては、今後、内容が固まり次第、改めて送付する
予定です。
国庫関連事務の取扱いについて大きな変更はありませんが、3時同時処理の廃止に
伴い、日本銀行預金の払出にかかる入力を午後3時までに行っていただくこととなり
ます。詳細は下記の暫定版をご覧ください。
―― 新日銀ネット全面稼動開始に向けた各種事務取扱の変更の概要等につきま
しては、日本銀行ホームページ<http://www.boj.or.jp>左下部「業務上の事
務連絡」─「日銀ネット関連」─「新日銀ネット関連」に掲載の各種資料を
ご参照ください。
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なお、新日銀ネット全面稼動開始に伴う供託振替国債事務の変更点は、
「新日銀ネッ
トの全面稼動開始後における振決国債の供託に関する事務の取扱い」(平成25年
12月27日公表資料)をご参照ください。同事務にかかる関連規程の暫定版は、夏
頃にお示しする予定です。
―― また、平成28年1月に関係法令が施行される債券税制の見直し(金融所得
課税の一体化)に伴う供託振替国債事務の変更点は、「債券税制の見直し(金
融所得課税の一体化)に伴う代理店事務等の主な変更点について」(平成26
年10月31日付業債第31号)をご参照ください。本件については、今後、
国債振替決済制度参加者あての通知(供託振替国債事務に関する参加者側の事
務変更を説明するもの)を夏頃に予定しており、同通知を代理店にも参考送付
するほか、関連規程の暫定版を秋頃にお示しする予定です。
記
1. 日本銀行預金取扱手続
昭和39年11月17日付
別紙1
国丙第165号
2. 国家公務員給与振込事務取扱要領 昭和57年11月11日付
(委託国庫送金依頼先金融機関用) 国丙第67号別添
別紙2
以
<本件に関する照会先>
日本銀行業務局総務課 国庫業務企画グループ
03-3279-1111(代表)<6054(内線)>
[email protected]
2
上
別紙1
「日本銀行預金取扱手続」中一部改正(案)
○ 4.を横線のとおり改める。
4.預金の受入
(1)日本銀行から、電話、日本銀行金融ネットワークシステム(以下「日銀ネット」
という。)による当座勘定入金予告(注)または日本銀行預金預入通知書(書式第1
号)により通知を受けた振込金を受領したときは、直ちに預金に受け入れる。
(注)当座勘定入金予告による通知は、登録国債元利払資金自動振込分に限る。
(2) 略(不変)
○
5.を横線のとおり改める。
5.預金の払出
日本銀行から、電話または日本銀行預金引出通知書(書式第3号)により、日本
銀行に資金を払い込むよう通知を受けたときは、預金を払い出し、日本銀行あて当
座小切手をもって(預金店が日銀ネット日本銀行金融ネットワークシステム(以下
「日銀ネット」という。)の利用先であるときは日銀ネット(原則として予約処理、
取引区分は3時。)により)午後3時までに即日入金する。
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別紙2
「国家公務員給与振込事務取扱要領(委託国庫送金依頼先金融機関用)」
中一部改正(案)
○
3.(5)ハ.を横線のとおり改める。
区
分
振込指定日まで
①
取
に送
金資金の返れいができ
る場合
○
資金の返れいができな
②
い場合
方
法
送金資金をすみやかに日本銀行の代理店に返れいす
る(注)。
(注)送金資金の返れいは、振込指定日の午後3時ま
でに行う。
○
振込指定日までに送金
扱
送金資金の返れいができない旨およびその理由を、
すみやかに日本銀行の代理店に連絡する。
○
送金資金の返れいが可能となったときに、これを日
本銀行の代理店に返れいする(注)。
(注)送金資金の返れいは、午後3時までに行う。
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