別紙3 千葉市区役所帳票等レイアウトガイドラインの概要 1 ガイドラインの目的 共通的に存在する項目の配置や表現を標準化し、市民等の利便性を高め、併せて職員の 業務効率を高めるため、区役所で使われている様式類を現場寄り、住民寄りの視点で業務 横断的に分析した結果に基づいて、帳票等のレイアウトに一定のルールを設けた。 2 ガイドラインの適用範囲 (1)市民等(法人・団体含む)に記入させる様式類を主な対象とするほか、内部処理帳 票やシステム画面等にも考え方は適用。 (2)直接の適用対象範囲は区役所業務とするが、本庁業務もこれに従うのが望ましい。 3 帳票等の取扱方針等 (1)種類・枚数自体の削減を目指す……根拠規定や事務フロー自体も見直す。 ※他の事業で把握した庁内情報の活用(添付書類の廃止や添付省略)をルール化。 ※2つ以上の規定に共通の様式を対応させる。 (2)弁別性への配慮……似た様式類を区別する上で重要な部分を目立たせる。 (3)対応の例外……法令等の制約がある場合、情報システム上の制約がある場合等。 4 帳票作成上の具体的な留意事項 (1)項目の配置や表現 ア 識別番号欄(受給者番号等)を設ける場合は先頭にする。 イ 数字欄を桁で仕切る場合は左詰めにする。 ウ 人物は誰のことか分かりやすく記載する。 ※例:「対象者」・「申請者」→「対象児童」・「申請者(保護者)」 エ 対象者欄を申請書記入者欄より先にする。 オ 氏名欄を住所欄より先にする。 ※法人用の様式はゴム印に配慮、一つの大きな「名称・所在地・代表者職氏名」欄 カ 氏名等の「フリガナ」はカタカナに統一する。 キ 住所欄に「町」、「番(地)」、「号」等を予め印刷することはしない。 ク 住所欄に「かた書き」は使用せず「建物名・部屋番号等」とする。 ケ 住所欄には最低限必要なスペースを確保する(目安……概ね30文字以上)。 コ 続柄欄は「○○から見て」と明示する。 サ 電話番号は携帯等(日中連絡先)と明記し、区切りはハイフンは2つとする。 (2)情報の要否の吟味 ア 個人の押印を求めない。 イ 性別欄の設定は慎重に行う。 ウ 郵便番号欄は原則として設けない。 エ 氏名、住所等の同じ情報を繰り返して書かせない。 オ チェック欄は時には冗長性も必要。 ※「必要な場合だけチェック」の方が効率的だが「必要の有無をチェック」の方が 記入漏れ対策になる。どちらで設計するかケースに応じ判断。
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