恵那地域の農業振興のための普及指導活動の成果3課題を発表! ~研究機関と連携し合同成果発表会を開催しました~ 恵那農林事務所農業普及課と中山間農業研究所中津川支所は、2月19日、恵那総合庁舎 において、恵那地域の農業振興や生産者の所得向上のための最新の研究技術や普及指導の取 り組みを紹介する合同成果発表会を開催しました。 両機関合同による発表会は、今年度で4回目となり、恵那市・中津川市内の生産者・JA・ 市・県関係者等150名の参加がありました。 恵那農林事務所農業普及課は、小島技術課長補 佐が「近年深刻な農作物の獣被害を減らすための 取り組み」について、宮田主任技師が「昨年産で 初の販売額1億円を達成したクリ産地の拡大・強 化の取り組み」について、遠藤技術主査が「トマ ト産地の出荷量増加と安定出荷のための技術課題 解決の取り組み」についての3課題を報告しまし た。 トマト産地の取組成果を発表する遠藤技術主査 また、中山間農業研究所中津川支所からは、袋に詰めた培養土でトマトを栽培して連作障 害を回避する技術、飼料用米及びシクラメンの低コスト生産技術、クリの凍害抑制技術、黒 大豆の安定生産技術など、5課題の報告がありました。 会場の生産者や関係者からは、 『高齢化が進む中 で一層担い手育成対策に力を注いでほしい』と要 望する声や、 『生産現場の要望に応えた努力の成果 で開発した低コスト技術や省力技術に感謝してい る』などの声も聞かれ、現場生産者や関係者とが 一体となって検討する活発で有意義な発表会とな りました。 活発に質問・意見を出してくれた参加の皆さん 農業普及課では、今後も、恵那地域ならではの特長を活かした農産物生産と地産地商によ る中山間地域農業の活性化に向け、普及指導活動に取り組んでいきます。
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