第4回熱処理技術セミナーのご案内

平成27年度 第4回 熱処理技術セミナーご案内
-熱処理応用講座-
テーマ: 進化するドライコーティング
~ 高機能化する複合熱処理 ~
期 日: 平成28年2月18日(木)、2月19日(金)
申込締切: 平成28年2月12日(金)
場 所: エッサム神田ホール2階・多目的ホール
(定員70名)
第4回セミナーでは、環境に優しい複合熱処理として進化してきた「コーティング」を取り上げました。
さまざまな下地処理とドライコーティングとを組み合わせることで、より高い機能・性能を付加することができます。
セミナーでは、最新のコーティング技術を対象に、プロセス,設備から広範な適用事例に至るまで、
各界の先生方に解説していただきます。
本セミナーは、社員教育など企業における人材育成にも最適なプログラムになっております。
貴社の社員教育にご活用いただければ幸甚に存じます。多数の参加を期待しています。
日 時
講義題目及び日程
講 義 題 目
講 師
仁平技術士事務所
9:30~11:00
― コーティングの種類とその特徴 ―
仁平 宣弘
慶應義塾大学
11:10~12:10 金属表面のマテリアルデザイン
小茂鳥 潤
IHIハウザーテクノコーティング
13:10~14:10 ハウザーのPVDコーティング技術
滝沢 正明
(株)神戸製鋼所
14:20~15:20 硬質膜用PVD技術と装置
高橋 哲也
岡山理科大学
DLCコーティングとプラズマ表面処理の
15:30~16:30
中谷 達行
医療分野への応用
高出力インパルスマグネトロンスパッタリング(HiPIMS) 首都大学東京
9:30~10:30
―HiPIMS技術の特徴とドライコーティングへの適用― 清水 徹英
(株)ジェイテクト
10:35~11:35 機械部品におけるコーティング技術
鈴木 雅裕
日本アイ・ティ・エフ(株)
コーティングプロセスの歴史と
11:40~12:40
森口 秀樹
その応用設備と膜質
自動車部品におけるトライボコーティング技術 豊田中央研究所
13:40~14:40
― 表面処理被膜における摩擦低減 ―
森 広行
(株)不二WPC
コーティングのための基材の改質
14:45~15:45
― 微粒子投射法に関して ―
熊谷 正夫
ナノコート・ティーエス(株)
PVDコーティングの金型への適用例
15:50~16:50
― セルテスコーティングの実用例 ―
熊谷 泰
コーティング概論
2月18日
(木)
2月19日
(金)
★ 最新情報詳細・申込についてはホームページ(http://www.jsht.or.jp)をご覧ください。
★協賛団体:日本金属熱処理工業会、(一財)素形材センター、(一社)日本金型工業会、
(一社)日本塑性加工学会、(一社)日本鉄鋼協会、日本粉末冶金工業会、(一社)日本鍛造協会、
(一社)日本工業炉協会、日本鋳鍛鋼会、(一社)表面技術協会、(一社)日本トライボロジー学会、
(公社)日本鋳造工学会
平成27年度第4回熱処理技術セミナー〈熱処理応用講座〉
期 日:平成28年2月18日(木)、2月19日(金)
場 所:エッサム神田ホール2階・多目的ホール (定員70名)
2月18日(木)
9:30~11:00
コーティング概論
― コーティングの種類とその特徴 ―
仁平技術士事務所
仁平 宣弘
コーティングの種類とその概略を紹介する。その中でも熱処理業界にて実施している表面硬化を主目的
とするコーティングに関しては、従来からの表面熱処理とのかかわり、得られる被膜の特性、
利用する際の留意点などを解説する。
11:10~12:10
金属表面のマテリアルデザイン
慶應義塾大学
小茂鳥 潤
微粒子ピーニングと高周波誘導加熱を組み合わせた新しい表面処理法を紹介する。次にそれを利用して、
被処理面に金属間化合物の創成が可能になることを実例を用いて紹介する。
そのほか、新しいトピックについても紹介する。
13:10~14:10
ハウザーのPVDコーティング技術
IHIハウザーテクノコーティング
滝沢 正明
さまざまなご要望にフレキシブルに対応する弊社成膜装置と、トライボロジー分野で高い評価を頂いている
DLCコーティング技術、最新のアーク成膜技術やスパッタ成膜技術を紹介する。
14:20~15:20
硬質膜用PVD技術と装置
(株)神戸製鋼所
高橋 哲也
AIP法およびUBMS法を中心として、主にハードコーティング用PVD装置の概要について解説する。
また、近年開発した新型蒸発源の特徴と皮膜特性について紹介する。
岡山理科大学
DLCコーティングとプラズマ表面処理の
15:30~16:30
中谷 達行
医療分野への応用
高度管理医療デバイスの生体親和性の問題を解決するため、DLCコーティングと低温プラズマによる
DLC表面の改質技術を応用した生体適合化について、冠動脈ステントと歯科インプラントを例に、
医学・工学融合領域における最先端の実用化技術を概説する。
2月19日(金)
9:30~10:30
高出力インパルスマグネトロンスパッタリング(HiPIMS)
― HiPIMS技術の特徴とドライコーティングへの適用 ―
首都大学東京
清水 徹英
国内におけるHiPIMSシステム導入の動きが活発になりつつあり、その技術動向が大きく注目されている。
HiPIMS技術におけるプラズマ特性とその特徴を活かした被膜特性について解説した上で、ドライコーティング
への適用に関する技術動向と今後の展望について概況する。
10:35~11:35
機械部品におけるコーティング技術
(株)ジェイテクト
鈴木 雅裕
トライボロジーは、あらゆる機械部品において重要な技術である。このトライボロジーを制御するためには、
表面の制御が必要であり、コーティングは有効な手段の一つである。本稿では、機械部品に利用されている
コーティングの例についてトライボロジーを制御する技術の一つとして紹介する。
日本アイ・ティ・エフ(株)
コーティングプロセスの歴史と
11:40~12:40
森口 秀樹
その応用設備と膜質
当社では工具金型用の窒化物膜と摺動性に優れるDLC膜の受託コートの他、コーティング炉の
製造販売を行っています。当日はコーティングの歴史を織り交ぜながら当社のコーティング設備と膜質
について説明します。
豊田中央研究所
自動車部品におけるトライボコーティング技術
13:40~14:40
― 表面処理被膜における摩擦低減 ―
森
広行
CO2削減に貢献すべく、自動車摺動部における低摩擦特性、耐焼付き性等のトライボロジー特性の
向上が求められている。 本講演では、表面処理被膜による摩擦低減を主に紹介するとともに、
自動車部品への応用例および加工事例について述べる。
(株)不二WPC
コーティングのための基材の改質
14:45~15:45
― 微粒子投射法に関して ―
熊谷 正夫
硬質薄膜の実用部材の適応にあたっては、下地の硬度や形状が摺動特性や膜の密着性に大きく
影響を与える。硬質薄膜の下地処理として微粒子の投射法に関して、その特徴ならびに
使用例を紹介する。
ナノコート・ティーエス(株)
PVDコーティングの金型への適用例
15:30~16:30
― セルテスコーティングの実用例 ―
熊谷 泰
フランス、H.E.Fグループの開発したPBS(プラズマブースタースパッタリング)プロセスとプラズマCVDプロセス
による窒化物系硬質薄膜・DLCコーティングの樹脂成形・金属塑性加工金型への適用事例を紹介する。
<エッサム神田ホールアクセスマップ>
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●都 営 新 宿 線 小川町駅 A2出口 徒歩8分