「定期健康診断補助金制度 申請手続きのご案内」

2015.2~
一般財団法人あんしん財団 福利厚生補助金制度
「定期健康診断補助金制度 申請手続きのご案内」
~定期健康診断受診前にご確認ください~
1 はじめに
事業主は労働安全衛生規則により従業員に対し1年以内ごとに1回、また、新たに従業員を雇用した
際に医師による健康診断を受診させることが義務付けられています。一般財団法人あんしん財団(以下
「当法人」という)では、会員事業所の健康な職場づくりに寄与するため、定期健康診断等の受診を促
進しています。
補助金制度は書面審査により支給の可否を決定しています。申請にあたっては申請書以外に領収書など
の添付書類が必要となります。受診前に本「ご案内」にてそれらをご確認の上、必要に応じて添付書類
等を医療機関に申し入れ、申請いただくことをお勧めします。
また、年末から年度末にかけては申請が集中し、審査から補助金の支給までにお時間をいただくこと
があります。
2 補助対象他
(1) 補助金をご申請いただけるのは、当法人の会員事業所となります。その事業所の被保険者(加入者)
が健康診断(下記(2)参照ください)を受診し、申請期日内に所定の方法(下記4参照ください)
でご申請いただいた場合に審査の上、補助金をお支払いしています。
(2) 補助対象となる健康診断は、以下の検査を受診した場合となります。
①国内の医療機関(病院)にて年1回事業所で行う健康診断
②国内の医療機関(病院)にて従業員の雇用時に医師により行う健康診断
※①および②は労働安全衛生規則第43条および第44条に定められた検査項目を受診した場合となり詳細
は検査項目表を参照ください)
③全国健康保険協会(協会けんぽ)の「一般健診」
④生活習慣病健診
⑤船員法第83条の健康証明書に基づく健康診断
※ 聴力検査については35歳、40歳及び45歳以上の方はオージオメーターによる検査が必要です。
※ 生活習慣病健診に付加健診を追加受診した場合は、人間ドック補助金制度が適用される場合があります。
詳しくは「人間ドック補助金制度申請手続きのご案内」をご確認ください。
(3) 本補助金制度の対象は、受診日を基準として加入者1名につき1年度間(4月1日~翌3月31日)
1回となります。また、
「人間ドック補助金制度」とあわせて同一被保険者につき1年度間1回です。
3 補助金額他
(1)補助金は、定期健康診断受診費用のうち加入者1名につき2,000円までとなります。
(2)実質の負担額が2,000円未満または、他団体等からの補助金等により費用負担額が2,000
円未満となった場合は、その負担額が上限となります。
①補助金の対象となる金額は、法定項目を受診した健康診断受診費用となります。オプション等を受
診した費用は、補助金の対象となりません。
②特定健康診査、市町村などにおいて無料で行っている健康診断やガン検診・婦人科検診等および再
検査は、補助金の対象となりません。
③市町村、組合団体等により無料で行っている定期健康診断にオプション検査を受けられた場合の個
人負担額も補助金の対象となりません。ただし、特定健康診査で定期健康診断補助金規程の別表に定
める法定項目を受診し費用負担が発生した場合は、補助金の対象となります。
4 ご申請方法他
(1) 申請書に必要事項を記入・押印いただき審査に必要な書類を同封のうえ郵送でお送りください(申
請書のFAX受付等はしておりません)
。
(2) 申請期間は、受診日の翌日から起算して1年以内に所定の書類をあんしん財団が業務時間内に受領
したものに限ります(郵便事情を加味し、ご返送をお願いします)
。
※例:平成27年1月29日受診分については、平成28年1月29日の業務時間内(締切日が休日の場合は
その前営業日の17:30分まで)に当法人が受領した分までとなります。
(3)ご申請は、以下の3点の書類をご提出下さい。
【ア.定期健康診断補助金申請書】+【イ.領収書の写】+【ウ.その他書類の写 1 点以上】
 【ア.定期健康診断補助金申請書】は受診後に当法人福利厚生2課へご連絡いただくことにより必要
事項を印字したものをお送りいたします。
 【イ.領収書の写】には必ず費用負担者名が記載されているものが必要です。お支払い方法によって
添付いただく書類が異なります。下記5(1)をご確認ください。
 【ウ.その他書類の写 1 点以上】については、5(2)でご確認ください。
「※必要書類が揃わない場合は、補助金のお支払ができませんのでご了承ください。
(4) 補助金は、会員事業所の会費振替口座へ月に1回、月末営業日にお振込みしています。
5
「定期健康診断補助金申請書」に添付いただく書類について
(1) 領収書(写)
〈領収書サンプル〉
事業所名(法人格の記入モ
レにご注意ください)また
は受診者氏名(フルネーム)
の記載があるかご確認くだ
さい
※宛名の無い「レシート」
形式のものは医療機関へ宛
名の記入を依頼してくださ
い。
但し書きは具体的に記入い
ただいてください。
お支払方法
平成 27 年 2 月 16 日
株式会社あんしん建設 様
金額
¥7,038-
但し 安心太郎様 2/16 受診分の生活習慣病健診費用として
上記金額正に領収いたしました
東京都新宿区信濃町 34
安心クリニック健康管理協会
℡03-0000-0000
協会
協会
之印
之印
添付いただく書類
・領収書(写)
手形、小切手の写や発行控では申請できません。
※書式については上記サンプルをご参照ください(費用負担者が記載されているかご
現金支払の場合
確認ください)
。
手形・小切手払の場合
※法人事業所で2名以上受診され、まとめて受診費用を支払う場合、領収書の宛名は
法人名の記載を医療機関(病院)へ依頼してください。
※事前に領収書の発行を依頼されることをお勧めいたします。それが叶わない場合は次の書類をご用意ください。
銀行振込の場合
・窓口ご利用の場合…「振込受付書兼手数料受取書」(写) ※金融機関受付印があるも
の
・ATМご利用の場合…「利用明細票」(写)
金額、相手先、振込人の記載されているものを添付できない場合は医療機関にて領収
書を発行していただき、ご用意ください。
※振込手数料は補助対象になりません。
※銀行振込にてお支払の場合は、請求書も合わせてご提出いただきます。
普通預金口座引落
の場合
クレジットカード
利用の場合
※事前に領収書の発行を依頼されることをお勧めいたします。それが叶わない場合は次の書類をご用意ください。
・通帳表紙(口座名義人=申請者名)と支払金額のわかる当該ページ(写)
※振込にてお支払の場合は、請求書も合わせてご提出いただきます。
※事前に領収書の発行を依頼されることをお勧めいたします。それが叶わない場合は次の書類をご用意ください。
・カード会社からの請求明細(写)
※事前に領収書の発行を依頼されることをお勧めいたします。それが叶わない場合は次の書類をご用意ください。
ネットバンキング
の場合
・振込み依頼人名の記載された振込日以降の「取引履歴画面」(写)や「入出金明細照会
画面」(写)
金融機関によっては予約画面表示後は履歴が表示されない場合がありますのでご注意
ください。
※ネットバンキングでの支払により領収書や支払完了書が手配できない場合は、以下の
通り書類をご用意ください。
〔当座預金の場合〕
①総合振込明細表(支払の事実が記載されている部分の写)
②当座勘定照合表(写)
〔普通預金の場合〕
①総合振込明細表(支払の事実が記載されている部分の写)
②口座名義人が記載されている通帳表紙(写)
③振込の事実が掲載されている通帳のページ(写)をご用意ください。
※振込にてお支払の場合は、請求書も合わせてご提出いただきます。
(2)その他書類(写)1点以上(領収書以外に必ず添付してください)
添付いただく書類
受診結果票
個人結果票の表紙
請 求 書
請求明細書
案内文・予約票
受診一覧表
受診結果CD‐Rの表面
備
考
・
「領収書(写)※①の費用負担者が記載されているもの」と左記
の「その他書類(写)1点以上」で、以下①~⑥の内容がわか
る書類をご添付ください。①費用負担者、②受診者名、③受診
金額、④受診日、⑤受診内容、⑥受診医療機関名
・受診結果票のプライバシーに関わる部分(数値及び所見部分)は
塗りつぶしてください。
6 その他
(1) 当補助金制度は、当法人加入日(増員の場合は、各加入者の加入日)の翌日以降に受診したものが対
象となります。
(2) 当補助制度は当法人が当該年度に計上した予算の範囲内での実施となります。
(3) 補助金等は必要に応じ見直しとなる場合があります。最新の「申請手続きのご案内」は、当法人ホー
ムページでご確認いただけます。
(4) 当法人は、補助金申請の際にお伺いした個人情報について、お客様との連絡や医療機関への受診内容
確認のために利用させていただきます。
労働安全衛生規則第44条による定期健康診断検査項目表
(補助の対象項目)
(◎は必須項目、空欄は省略可、△は代替可)
受診年齢
検査項目
~19歳
1
既往歴 ・ 業務歴
2
自覚症状 ・他覚症状
3
4
5
6
7
8
身
体
腹
視
長
重
囲
力
聴
力
◎
◎
糖
蛋 白
胸部エックス線
(喀痰検査)
貧血検査
肝機能
検査
血色素量
(ヘモグロビン)
赤血球数
GOT
GPT
γーGTP
中性脂肪
9
血中脂質
検査
HDLコレステロール
LDLコレステロール
10
血糖検査
◎
◎
21~24 26~29歳
31~34 36~39歳
41~44歳
35歳
40歳
45歳以上
◎
◎
◎
◎
◎
◎
●1
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
空腹時血糖
ヘモグロビンA1c
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
オージオメーター
会話法またはオージオメーターによる検査
血圧の測定
尿検査
◎
◎
◎
◎
20歳
25歳
30歳
備 考
●3
※
に限る
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
●4
□1
◎
◎
●2
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
△
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
△
◎
●2
●2
●2
●2
●2
●2
●2
●2
□2
11
心 電 図 検 査
●2
●1:20歳以上の方については、医師の判断に基づき省略可。
●2:40歳未満の(35歳を除く。
)の方については、医師の判断に基づき省略可。
●3:●2に加えて、①妊娠中の女性その他の方であって、その腹囲が内臓脂肪の蓄積を反映しないと判断されたも
の。②BMIが20未満である方。③BMIが22未満であって、自ら腹囲を測定し、その 値を申告した方は、
医師の判断に基づき省略可。
●4:40歳未満(20歳、25歳、30歳、及び35歳を除く)の方で次のいずれにも該当しないものについて は
医師の判断に基づき省略可。
・感染症法で結核に係わる定期の健康診断の対象とされている施設等で働かれている方
・じん肺法で3年に1回のじん肺健康診断の対象とされている方
□1:●4に加えて胸部エックス線検査より病変及び結核発病のおそれがないと診断された方については 医師の判断
に基づき省略可。
□2:血糖検査については、ヘモグロビンA1cで代替可。
※ 聴力検査は1000ヘルツ及び4000ヘルツの純音を用いるオージオメーターによる検査を原則としますが、
35歳、40歳を除く45歳未満の者については医師が妥当と認める方法による。
健康管理のための補助金制度(補助金Ⅱ型)
定期健康診断補助金規程
1
目 的
一般財団法人あんしん財団(以下「当法人」という。
)は、年1回事業所が医師により行う健康診断を実
施した際に、補助措置を行うことで、中小企業における自主的活動を促進し、健康の保持増進に寄与する。
2 補助対象者
補助対象者は、加入者サービス規約第1項に定める会員加入者とする。
3 補助対象検査
(1)当補助金は、加入者が当法人の加入日(「会員証兼保険証券」に記載の年月日)の翌日以降に受
診した定期健康診断を対象とする。
(2)対象となる健康診断は、日本国内の病院(医療機関)にて受診した以下に定める検査とする。
①事業所が年1回医師により行う健康診断(定期健康診断、事業所健診等)
②事業所が従業員の雇用時に医師により行う健康診断
③全国健康保険協会(協会けんぽ)一般健診
④生活習慣病健診
⑤船員法第83条の健康証明書に基づく健康診断
(3)
(2)の①及び②に定める健康診断は、労働安全衛生規則第43条及び44条を基準とする別表に
定めた検査項目を受診した場合、補助の対象とする。
(4)当法人は、
(3)の規定にかかわらず受診した検査項目が、別表に定める検査項目に満たない場合
でも、合理的な理由があると当法人が判断した場合、補助対象とすることができる。
4 補助金額
(1)当補助金の補助金額については別に定める。
(2)当補助金の実施は、当法人がその年度において計上した予算額の範囲内とする。
5 補助金申請
(1)申請者は、補助対象者の属する当法人の会員とする。
(2)申請者は、受診日の翌日から起算して1年以内に下記書類をそろえ当法人へ提出する。
ア 様式1又は様式2(集団用)の定期健康診断補助金申請書
イ 受診者本人若しくは申請者宛の領収書の写し、又は受診費用を支払った事実を証明できる書類
ウ 補助対象健康診断の受診を明らかにする書類の写し1点以上
なお、申請者は、上記イ及びウの書類で3に規定する検査の受診の事実、費用負担者、受診金
額、受診日、受診内容、受診者名、受診医療機関名を明らかにしなければならない。
(3)当法人の会員である医療機関に同会員の加入者が受診した際に、当法人が認める理由により、領
収書が発行されない場合は、当法人が(2)イの代替書類として認める書類を添付するものとする。
(4)当補助金の対象となる受診は、当補助金と「人間ドック補助金」を併せて、同一加入者に対し1
年度間(4月1日~翌年3月31日)1回に限るものとする。
(5)上記(2)にある申請期限と(4)にある受診の条件が満たされている場合、異なる年度の受診
について、1年度内に申請することができるものとする。
6 補助金の支払及び決定等
(1)当法人は、前項の申請に基づいて審査を行う。
(2)審査の結果、当補助金の対象となる場合は、様式3の「定期健康診断補助金振込みのご案内」ハ
ガキによりその旨を通知するとともに、申請者の当法人の会費振替口座に補助金を振込むものとす
る。
(3)補助金は、受診日に対応する当月会費の払込が確認された後に支払うものとする。
(4)補助しない決定をしたときは、申請者に対し様式4によりその旨を通知する。ただし、申請者が
不要とする場合はその限りでない。
(5)申請の際に、第5項に掲げる申請手続書類の不備・不足により審査を保留している案件について
は、申請者がその申請の当法人到着・受付日の翌日から起算して2年以内に不備・不足書類の提出
を行わない場合は、その申請の権利を失効したものとする。
(6)補助の不正請求が判明した場合、支払を取消すものとする。また、既に支払済の場合は返還して
いただくこととする。
(7)会員資格喪失年月日の翌日以後に受診したものは、第3項第1号の健康診断とはならない。また、
既に支給済みの場合は返還を求める。
7 補助金対象外事由
(1)この規程の各申請・支払条件等を満たさないとき
(2)申請書類に不備・不明な点があり、当法人の対応要請に正当な理由なく協力しないとき
(3)当法人が申請内容に疑義があり、補助金の支払が不適切と判断したとき
(4)会員資格喪失年月日の翌日以後の受診であるとき
8 規程の改廃
この規程の改廃は、当法人理事会の決議により行うものとする。ただし、別表の変更は、当法人の規程
に定められた手続きにより行うものとする。
附
1
※
則
この規程は一般財団法人あんしん財団定款の施行日と同日の施行とする。
この規程の施行前に受診した定期健康診断については、
「定期健康診断補助金制度要綱」の規定によ
る。
(様式3、4省略)
別表
定期健康診断補助金規程における検査項目及び補助金額について
定期健康診断補助金規程3(3)及び4に規定している検査の項目及び補助金額は、次のとおりとする。
1.健康診断の検査項目
(労働安全衛生規則第43条及び44条に定める検査項目を基準とする)
1身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査 2胸部エックス線検査及び喀痰(かくたん)検査
3血圧の測定 4貧血検査 5肝機能検査 6血中脂質検査 7血糖検査 8尿検査 9心電図検査
※下表に掲げる項目については、厚生労働大臣が定める基準に基づき、医師が必要でないと認めるときは
省略することができる。
検査項目
省略することができる方
身長の検査
20歳以上の方
胸部エックス線検査
40歳未満の方(20歳、25歳、30歳及び35歳の方を除く)
で、次のいずれにも該当しないもの
・感染症法で結核に係わる定期の健康診断の対象とされている施
設等で働かれている方
・じん肺法で3年に1回のじん肺健康診断の対象とされている方
かくたん
喀痰検査
・胸部エックス線検査によって病変の発見されない方
・同検査によって結核発病のおそれがないと診断された方
・胸部エックス線検査の項に掲げる方
貧血検査、肝機能検査、
血中脂質検査、※腹囲の検
査、
血糖検査、心電図検査
40歳未満の方(35歳の方を除く)
※他にも省略できる方がいる。
(厚生労働大臣が定める基準を含む。)
2
補助金額
●加入者1名につき1年度間1回2,000円。
●受診者本人又は会員の負担額が補助金額未満の場合は、その負担額を上限とする。
◎補助金Ⅱ型に関するお問合せ・ご申請送付先は、下記のあんしん財団お客様サービス事業部福利厚生2課まで
〒160-0016
東京都新宿区信濃町34 JR信濃町ビル5階
無料通話ダイヤル:0120-512-511 音声ガイダンスに従い3 をお選びください。
F
A
X :03(5362)2063
受 付 時 間 :9時~17時30分 土・日祝日及び年末年始除く
ホームページ
: http://www.anshin-zaidan.or.jp/