大山ダム河川水辺の国勢調査 - 独立行政法人 水資源機構

歩掛参考見積募集要領
次のとおり参考見積を募集します。
平成27年2月20日
独立行政法人水資源機構筑後川局
総合施設管理長
屋宮
輝彰
1.目的
この歩掛参考見積募集要領は、筑後川局が大山ダム管理業務で予定している業務の積算
の参考とするための作業歩掛を募集するものです。
2.参考見積書提出の資格
(1)水資源機構における平成25・26年度一般競争(指名競争)参加資格業者の認定
を受けていることとします。
(2)営業に関し法律上必要とされる資格を有していることとします。
(3)当機構から「工事請負契約に係る指名停止等の措置要領」(平成6年5月31日付
け6経契第443号)に基づき、筑後川水系関連区域において指名停止を受けていな
いこととします。
3.参考見積書の提出
参考見積書は次に従い提出してください。
(1)参考見積書は作業項目毎に必要な技術者の人数等を記載して提出して下さい。
なお、参考見積書の様式は別紙「参考見積書
様式」を参考として下さい。
(2)件名は「大山ダム河川水辺の国勢調査(鳥類)に係る歩掛参考見積」としてくださ
い。
(3)提出期間
平成27年2月20日(金) から平成27年3月3日(火) まで
持参する場合は、上記期間の土曜日、日曜日及び祝日を除く毎日、午前10時から
午後4時まで
(4)提出場所
独立行政法人水資源機構筑後川局
【担当】大山ダム管理室
〒877-0201
総合施設管理長
屋宮
輝彰
宛
黒木
大分県日田市大山町西大山2008-1
TEL0973-52-2445 FAX0973-52-2940
(5)提出方法
書面は持参、郵送又はFAX(社印があること)により提出するものとします。
4.参考見積内容
(1)業務基本条件
別紙「見積仕様書」のとおりとします。
(2)業務費の構成と歩掛見積範囲
①本歩掛参考見積を適用する業務費の構成は、当機構が別に制定する「積算基準及び
積算資料(調査等偏)の設計業務等積算基準」(以下「基準書」という。)による
ものとします。
②歩掛参考見積範囲は、基準書で定義されている直接人件費のうち、別紙「見積仕様
書」の業務内容を実施するために必要な技術者の人数等を募集します。
③技術者の職種と定義は、国土交通省が公表している「平成27年度設計業務委託等技
術者単価」における「技術者の職種区分定義」によるものとします。
5.募集要領に対する質問
この募集要領に対する質問がある場合においては、次に従い、書面(様式は自由)によ
り提出してください。
(1)提出期間
平成27年2月20日(金)から平成27年2月24日(火)までの間にお願いい
たします。
持参する場合は、上記期間の土曜日、日曜日及び祝日を除く毎日、午前10時から
午後4時までにお願いいたします。
(2)提出場所:3.(4)に同じ。
(3)提出方法:3.(5)に同じ。
6.質問に対する回答
質問に対する回答書は、次のとおり閲覧に供します。
(1)閲覧期間:平成27年2月26日(木)から平成27年3月3日(火)まで
(2)閲覧方法:ホームページに掲載します。
7.参考見積書作成及び提出に要する費用
参考見積提出者の負担とします。
8.ヒアリング
提出していただいた参考見積書についてヒアリングを実施することがあります。
【別紙】 参考見積書 様式
単位:人
平成27年度 設計業務委託等技術者単価による技術者区分
業務項目
単位
計画準備
数量
式
1
文献調査
式
1
聞き取り調査
式
1
現地踏査
式
1
現地調査計画策定
式
1
理事・技師長
主任技師
技師(A)
技師(B)
技師(C)
技術員
55,800
49,500
42,800
35,100
28,400
23,800
事前調査
現地調査計画策定
ダム湖面(水位変動域含む)
船上センサス(調査距離約
2km,湛水面積約0.6km)
箇所
1
ダム湖周辺 エコトーン
定点センサス(30分/箇所)
箇所
1
ラインセンサス約1km
箇所
1
スポットセンサス(10分/箇所)
箇所
1
スポットセンサス(10分/箇所)
箇所
1
スポットセンサス(10分/箇所)
箇所
1
定点センサス(30分/箇所)
箇所
1
調査結果とりまとめ
式
1
報告書作成
式
1
現地調査
現地調査
ダム湖周辺 樹林内
流入河川
スポットセンサス
下流河川
スポットセンサス
その他 地形改変箇所
定点センサス
※1 各項目毎に必要な技術者の人数を記載して下さい。
※2 件名については「大山ダム河川水辺の国勢調査(鳥類)」としてください。
※3 見積書の様式については、参考ですので変更していただいても構いませんが、表中にある「業務項目・単位・数量」は変更しないようにしてください。
※4 鳥類調査は、「調査マニュアル」に従い実施し、繁殖期(5月~6月)及び越冬期(12月~2月)の合計2回行います。
見
(1)
積
仕
様
書
業務目的
本業務は、「河川水辺の国勢調査」の一環として、大山ダム貯水池及びその周辺地
域における鳥類の生息実態の把握を目的として実施するものである。
なお、準拠基準については、
「平成 18 年度版
河川水辺の国勢調査
基本調査マニ
ュアル【ダム湖版】国土交通省河川局河川環境課 平成 24 年 3 月一部改訂」
(以下「調
査マニュアル」という。
)とする。
(2)
業務内容
2-1
計画準備
受注者は、業務全般を把握し調査内容(「調査マニュアル」)の要点を整理・確認の
上、業務計画書を作成し、監督員に提出するものとする。
このうち、調査時期及び調査地区については、機構で設定する。
2-2
事前調査
1.
受注者は、既往調査内容を把握するとともに、文献調査、聞取り調査を実施し、
それらを「調査マニュアル」に基づいた様式に整理するものとする。
2.
文献調査
受注者は、主要な調査文献等をインターネット等の文献検索サービスも活用して
収集、整理するものとする。
3.
聞取り調査
受注者は、ダム湖及び周辺の概要、ダム湖および周辺の鳥類の状況、重要種・特
定外来生物の生息状況などについて、調査区域周辺の実態に詳しい機関や個人から
聴取するものとする。
2-3
1.
現地調査
現地調査計画策定
受注者は、事前調査及び機構で設定した調査地区・時期等をもとに、調査地区へ
のアプローチや調査範囲、調査方法の選定、現地調査時における注意事項など、よ
り具体的な現地調査計画を策定するものとする。
なお、現地調査計画は、調査成果に大きく影響することから、十分な検討を行っ
た上で策定しなければならない。
2.
現地調査
1)受注者は、現地調査計画に基づき現地調査を行い、同定、写真撮影等を行い、鳥
の把握が的確になされるよう実施しなければならない。
2)受注者は、現地調査を実施するに当たっては、鳥類に関する十分な専門的な知見
に基づき、確実な成果が得られるようにしなければならない。
3.
調査時期及び調査回数
調査における調査時期及び調査回数は、次表のとおりとするが、天候等の関係か
ら調査時期を変更する場合がある。
調査項目
鳥類
調査時期
調査回数
備考
繁殖期(5 月~6 月)
2回/年
船上センサス、ラインセンサ
越冬期(12 月~2 月)
ス、スポットセンサス、定点
センサス
*貯水池湛水面積(平常時最高貯水位) 約 0.6km2
4.
調査地区
調査対象範囲は、別添図のとおりとし、調査地区(調査箇所)については、学識
経験者等の助言を得て確定するため、監督員と十分協議するものとする。
なお、調査地区について変更する場合は別途指示する。この場合設計変更の対象
とする。
2-4
1.
調査結果のとりまとめ
受注者は、現地調査で得られた調査成果について「調査マニュアル」に基づき、
とりまとめるものとする。
2.
受注者は、調査結果のとりまとめに当たり、十分な専門的知見に基づき、調査成
果全体について十分な照査を行い、調査成果の精度を確保しなければならない。
3.
考察においては、過去の調査との経時的な比較を含むものとする。
4.
本業務の調査結果は、別途、監督員が指示する内容(機構と学識経験者等との打
合せ内容等)を正確に成果品へ反映するものとする。
2-5
調査対象外の確認等
受注者は、現地調査中において、本業務の調査対象外の珍種の動植物等を発見、確
認した場合は、可能な限り写真等で記録するものとし、監督員に提出するものとする。
2-6
報告書の作成
受注者は、事前調査、現地調査結果をとりまとめ報告書を作成するものとする。
-
1
以
上
-
別添図
調査位置図