資料7-1 平成 27 年 2 月 20 日 広野町放射線相談室の取組について 福島県広野町 ○ 放射線に対する住民の不安解消のために取り組んでいる活動・事業 「広野町放射線相談室」 (平成 26 年 11 月 1 日設置)は、町民が、安全安心の確信のもと 広野町へ帰還し、生活を実現していくために、 放射線による健康への影響や生活環境上の不 安等に関する相談やケア、さらには放射線に 対する正確な情報提供のための各種教室や講 演会等を実施する。 現在の広野町放射線相談室は、常勤者 2 名(室長及び看護師[広野町民]) 、非常勤 1 名 (原子力の専門家)で構成している。 また、広野町の放射線健康管理アドバイザーである福島県立医科大学の熊谷敦史先生に 顧問をお願いしている。 事業内容(平成 27 年 2 月以降開始) ・相談会の開催 町内及び避難先において、訪問活動や交流会・集会を開催しつつ、町民の放射線に関 する各種不安を聴取し、生活再建等に向けた相談にも関係部署と連携して対応する。 ・専門家による講演会の開催(企画・運営) 町内及び避難先において放射線に関する専門家を招へいしての講演会・相談会等を開 催し、町民の不安に応じた放射線に対する正しい知識を提供する。 ・線量把握・調査 町が配布している個人線量計に関する相談、またその計測結果について分析・検証、 町民への適切な説明・回答を行い、町民の放射線に対する不安を払拭する。 1 ・資料作成・情報発信 相談会等で使用する資料を作成(放射線に関する基礎事項、広野町の現状等)すると ともに、その情報を発信(広報誌及びインターネット)し、町民に放射線に関する正し い知識を提供し不安を払拭する。 以上 2
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