委 １ 業務名 託 仕 様 書 動物指導センター犬猫搬送車運行管理等業務 ２ 業務目的 動物の愛護及び管理に関する法律第３５条第１項本文の規定により保健センターで引取った 犬及び同法第３５条第３項の規定により市内各警察署から引き渡された所有者不明の犬猫を専 用の搬送用ケージで、動物指導センターへ依頼のある都度搬送することを目的とする。 ３ 履行期間 平成２７年４月１日から平成２８年３月３１日まで ４ 業務実施日 業務実施日は、下記に掲げる日を除いた、発注者が指定する日とする。 （１）日曜日および土曜日 （２）国民の祝日に関する法律（昭和 23 年法律第 178 号）に規定する休日 （３）１２月２９日から翌年１月３日までの日（前号に掲げる日を除く。 ） ５ 業務時間 午前９時から午後５時３０分までの間の依頼する時間 ６ 業務内容 発注者の所有する犬猫搬送車の運行管理等を行い、発注者が指定する日時及び施設から、 堺市動物指導センターに犬猫を搬送する。 （１） 業務内容一覧表 項目 １． 犬猫の搬送 内容 ・動物（搬送ケージ）及び関係書類の受渡及び搬送 ・搬送ケージ設置場所付近の清掃 ２．車両の運転 ・犬猫の搬送及び運転 ３．車両の管理 ・日常点検 ・車両の清掃 ・委託車両の消耗品、備品、油脂等の購入及び管理 ・委託車両の整備（法定点検、自主点検を含む。た だし、車検を除く。 ）及び故障修理とその負担 ・委託車両の法定点検時における発注者指定の工場 への運搬、引取り ・費用の分担については別紙参照 ４．事故の処理に関する業務 ・委託車両の交通事故に係る一切の処理 ・事故時の代車確保 （２） 車両の運行範囲 以下の搬送元から堺市動物指導センター（堺区東雲西町１丁８番１７号）へ犬猫の入 ったケージを搬送する。 ① 中保健センター（中区深井沢町２４７０番地 中区役所内） ② 東保健センター（東区日置荘原寺町１９５番地の１ 東区役所内） ③ 西保健センター（西区鳳南町４丁４４４番地の１） ④ 南保健センター（南区桃山台１丁１番１号 南区役所内） ⑤ 北保健センター（北区新金岡町５丁１番４号 北区役所内） ⑥ 美原保健センター（美原区黒山７８２番地の１１） ⑦ 大阪府堺警察署（堺区市之町西１丁１番１７号） ⑧ 大阪府北堺警察署（北区新金岡町１丁１番１号） ⑨ 大阪府西堺警察署（西区鳳東町４丁３８８番地） ⑩ 大阪府南堺警察署（南区桃山台２丁２番１号） ⑪ 大阪府黒山警察署（美原区小平尾３７７番地の２） ⑫ 堺市内のうち別に指定された場所 ７ 業務手順 原則として次の手順により業務を行う。なお、運行業務は２人以上の体制で業務を行うこ と。 （１）搬送依頼の受付 業務依頼日の前日までに発注者から送付される「犬猫搬送依頼書」を確認し受付する。 （２）引取・搬送 （ア）出動 当日、動物指導センターへ来所し、犬猫搬送車の運行前点検を行い、依頼された引取 施設に出動する。 （イ）引取施設担当者からの書類の確認 引取施設の担当者から、関係書類を受け取る。 （ウ）引取犬猫及び付属品（首輪・リード等）の確認 引取犬猫が、 「犬猫搬送依頼書」に記載されている犬猫及び付属品であることを目視 及び担当者から確認し、車両に搭載した空の搬送用ケージを降ろす。 （エ）引取犬及び付属品の収容 搬送ケージが配置されていた場合は、引取犬猫の入った搬送用ケージを車両に載せ、 搬送用ケージが配置されていなかった場合は、 （ウ）で降ろした空の搬送用ケージに引取 施設担当者が犬猫を入れた後、車両に載せ、搬送用ケージを固定する。付属品を車両に 載せる。 （オ）確認印の受取 引取施設の担当者から、 「搬送日報」に担当者確認印の押印を受ける。 （カ）清掃（引取場所が汚れていた場合に限る） 引取場所が汚れている場合は、清掃する。（エ）で搬送ケージが配置されていた場合 は（ウ）で降ろした空の搬送用ケージを引取場所に入れる。 （３）搬入 （ア）引渡 搬入場所に到着後、搬送用ケージを車両から降ろし、発注者に指示された場所に引取 犬猫及び付属品を移動させる。 （イ）洗浄・乾燥 移動後、車両、周囲及び搬送用ケージを洗浄・乾燥を行う。 （ウ）車両の整理 空の搬送用ケージを車両に載せ、固定後、施錠する。 動物指導センターへの到着が１７時３０分を過ぎる場合は、１７時３０分までに動物 指導センターへ電話でその旨を連絡すること。 （エ）関係書類の提出 「運転日誌」に記載し、犬猫搬送依頼書とともに動物指導センター職員に提出し、確 認を受ける。 ８ 履行報告等 （１）受注者は、契約締結後速やかに従事者の名簿、緊急連絡網および運転免許証の写しを発 注者に提出すること。また、従事者に異動がある場合は、すみやかに発注者に異動届を提 出し、承認を得ること。 （２）受注者は、その日の作業を完了したときは、作業ごとに速やかに「搬送日報」を発注者 に提出しなければならない。 （３）受注者は、搬入時間等をやむを得ず変更する必要が生じたときは、その理由を書面で発 注者に提出し、承認を得なければならない。なお、緊急を要するときは、電話等であらか じめ承認を得たうえ、速やかに書面により発注者に提出しなければならない。 （４）受注者は現場において事故、その他の事情によりその日の業務に支障をきたす恐れある ときは直ちに発注者に連絡するとともに必要な措置を講じたうえ、速やかに連絡事項、処 理報告書を発注者に提出しなければならない。 ９ 管理委託車両の車種及び現状（平成２７年２月１７日現在） 車種 ニッサン キャラバン 排気量 ２,４００ｃｃ 登録番号 堺１００ さ １５４ 初年度登録 平成１８年６月 延走行距離数 ４０，０２４ｋｍ 保管場所 堺市動物指導センター １０ 任意保険の加入義務 下記内容の任意保険に加入すること。 保障内容 対人 無制限 対物 無制限 車両保険 時価相当額 １１ 作業に要する設備、器材、光熱水等の費用負担 （１）燃料代は、発注者の負担とする。給油については発注者の指定するガソリンスタンドで 受注者が行うこと。 （２）犬猫の搬送に使用する車両及び搬送用ケージ等は、発注者が用意するものを使用するこ ととし、車両にかかる点検・修理は、発注者が指定した整備工場で行い、費用の分担につ いては別紙のとおりとする。 （３）任意保険料等及びその他必要な用具は、受注者の負担とする。 （４）故意又は過失により器具機材等貸与物品が損害を受け、あるいは欠損を生じさせた場合 は、発注者はその損害を受注者に請求できることとする。 （５）搬送依頼の受付用電話・ファクシミリに要する費用は受注者の負担とする。 １２ 遵守事項 （１）従事者は清潔で品位ある服装（制服のある事業所は制服）及び当該業務従事者であるこ とのわかる名札を着用し、道路交通法及び関係各法令の遵守や作業の安全確保に努めるこ と。 （２）動物の搬送業務であることを理解し、慎重かつ安全な運行及び適正な動物の取扱いに努 めること。 （３）車両には、清掃用具を携行して、委託車両及びケージ保管場所の清潔の保持に努めると ともに、収容中、搬送中に飛散、落下等があった時は、直ちに清掃等を行うこと。 （４）従事者は、労働災害防止用の防護具（手袋等）を着用するとともに特に犬猫の取扱いに は十分注意し、犬猫から咬傷等、労働災害を受けることのないよう作業の安全確保に努め るとともに感染症予防対策を講じること。 （５）従事者は、業務を実施するにあたり、言動に注意し、市民及び発注者に不快感を与えな いこと。 （６）施設までは、安全かつ合理的な運行ルートを通ること。 （７）引取施設への車両の進入及び駐車位置について、引取施設の担当者の指示に従うこと。 （８）業務終了後は、指定された保管場所に車両を保管し、本業務以外の目的に使用しないこ と。 （９）受注者は、発注者から事前に臨時の施設及び時間があった場合はその都度対応すること。 （10）受注者は、定期的に、安全走行や緊急時の措置について適切な対応が行えるように、運 転者の研修及び業務指導監督を行うこと。 （11）受注者は、当該業務従事者が基本的人権について正しい認識を持って業務を遂行できる よう、人権啓発に係る研修を行うこと。 （12）受注者は、当該業務従事者に対して、業務従事前に毎回、アルコール類を飲用していな いこと及び免許停止・取消等の処分を受けていないことを確認しなければならない。 （13）当該業務従事者は犬猫の収容・搬送時等には動物愛護に十分配慮した取扱いを行うこと。 （14）車両の運行に伴い自動車事故等が発生した場合には、速やかにその旨を発注者に報告し、 受注者の責任において事故処理業務等を行うこと。 （15） 故障その他の理由により車両の運行が困難となった場合、代車を手配し運行を継続させ ること。 （16）搬入施設へは、依頼した動物以外のものを無断で又は虚偽に搬入してはならない。 （17）受注者は、業務で知り得た情報及び業務に係る内容を第三者に漏らしたり、その他の目 的に転用したりしてはならない。このことは、契約期間満了後及び解除後においても同様 とする。 （18）受注者は、当該業務に関していかなる理由があっても、金品等を受領してはならない。 （19）受注者は、当該業務の履行に際し、著しく不適当と認める行為をしてはならない。 （20）市民からの要望等により、業務の改善が必要と認める場合は、発注者の指示に従い当該 業務を履行すること。 １３ 緊急時の対応 受注者は、本業務を行うあたり、発注者と協議の上、次の事項について緊急時の対応マニ ュアルを作成すること。 （１）動物が逃走した場合の対応 （２）車両事故が発生した場合の対応 （３）従事者に係る事故が発生した場合の対応 １４ 暴力団等の排除について （１）入札参加除外者を再委託先等とすることの禁止 ア 受注者は、堺市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札参加除外を受けた者又は同要 綱別表に掲げる措置要件に該当する者を、再委託先並びに受注者及び再委託先の資材、原 材料の購入契約その他の契約の相手方（以下「再委託先等」という。）としてはならない。 イ これらの事実が確認された場合、発注者は受注者に対し、当該再委託先等との再委託契 約等の解除を求めることができる。 （２）再委託契約等の締結について 受注者は、再委託先等との再委託契約等の締結にあたっては、再委託契約締結時には発注 者の契約約款に準じた暴力団排除条項を加えることとする。 （３）誓約書の提出について ア 受注者は、堺市暴力団排除条例第８条第２項に規定する暴力団員又は暴力団密接関係者 でない旨の誓約書を提出しなければならない。ただし契約金額（税込）が５００万円未満 の場合、もしくは受注者が国若しくは地方公共団体その他公共団体又は堺市の外郭団体で ある場合はこの限りでない。 イ 受注者は、契約金額（税込）が５００万円以上となる再委託先等がある場合には、これ らの者から堺市暴力団排除条例第８条第２項に規定する暴力団員又は暴力団密接関係者で ない旨の誓約書を徴収して、発注者へ提出しなければならない。 ウ 受注者及び再委託先等が当該誓約書を提出しない場合は、入札参加停止を行うものとす る。 （４）不当介入に対する措置 ア 受注者は、この契約の履行にあたり、暴力団員又は暴力団密接関係者から、暴力団を利 することとなるような社会通念上不当な要求又は契約の適正な履行を妨げる行為（以下「不 当介入」という。 ）を受けたときは、直ちに発注者に報告するとともに、警察に届け出なけ ればならない。 イ 受注者は、再委託先等が暴力団員又は暴力団密接関係者から不当介入を受けたときは、 直ちに発注者に報告するとともに、当該再委託先等に対して、警察に届け出るよう指導し なければならない。 ウ 発注者は、受注者が発注者に対し、ア及びイに定める報告をしなかったときは、堺市暴 力団排除条例に基づく公表及び入札参加停止を行うことができる。 エ 発注者は、受注者又は再委託先等が不当介入を受けたことによりこの契約の履行につい て遅延等が発生するおそれがあると認めるときは、受注者がアに定める報告及び届け出又 はイに定める報告及び指導を行った場合に限り、必要に応じて履行期間の延長等の措置を とるものとする。 １５ その他 業務を実施するにあたり、本仕様書に明記されていない事項及び疑義が生じた内容につい ては、その都度、発注者と受注者とが協議してこれを定めるものとする。 別紙 １ 発注者の負担とする費用 （１） 自賠責保険料、自動車重量税、自動車税 （２） 次に掲げる修理及び交換に関する費用 (ア)エンジン本体 (イ)エンジンコントロールユニット（コンピュータ）本体 (ウ)トランスミッション（オートマチックも含む。）本体 (エ)ディファレンシャル本体 (オ)パワーステアリングギアーボックス本体 (カ)エアーコンディショナーの主要機構の本体（エバポレーター・コンデンサー・駆動用 エンジン・コンプレッサー） (キ)エアーコンプレッサー本体 (ク)燃焼式ヒーター本体 (ケ)ラジエーター本体 (コ)サスペンション本体 ２ 受注者が負担する費用 （１） 車検費用（検査手数料・点検整備料・車検代行料） 、定期検査に係る費用 （２） 次に掲げる消耗品、備品 (ア)消耗品 タイヤ、チューブ、バッテリー、ベルト（ファンベルト他）、ワイパーブレード、 不凍液（Ｌ.Ｌ.Ｃ） 、バッテリー液、ウォッシャー液、ウエス、その他清掃用品等 (イ)備品 契約時に車両に備え付けられていた備品を破損又は消耗した場合の修理又は買い 替え 【参 考】 年間引取予定頭数 保健センター １５頭 警察署 ４０頭 年 月 様 堺市動物指導センター 犬 猫 搬 送 依 頼 書 下記のとおり依頼します。 記 １ 整理番号 ２ 引取・搬送日時 年 ３ 引取場所 ４ 引取・搬送物 (1) 動 物 (2) 書 類 (3) その他 月 犬 日 頭 ・ 時 猫 分 頭 日 搬 送 日 報 報告者氏名 実 施 日：平成 年 月 引取時間 日 曜日 引取物品 引取場所 犬 ： 中保健センター ： 東保健センター ： 西保健センター ： 南保健センター ： 北保健センター ： 美原保健センター ： 堺警察署 ： 北堺警察署 ： 西堺警察署 ： 南堺警察署 ： 黒山警察署 ： 特記事項 猫 確認印 書類
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