平成26年度 岐阜県水産研究所 研究発表会 の開催について

インターネットでの情報提供
提供予定日
2月18日
平成27年2月17日(火) 県政記者クラブ・中濃記者会配布資料
担当課
担当係
水産研究所
生態環境部
担当者
太田・後藤
電話番号
0586-89-6352
平成26年度 岐阜県水産研究所 研究発表会 の開催について
岐阜県水産研究所(本所:各務原市、支所:下呂市)では、県内の水産振興及び河川環境の保全に
関わる様々な調査・研究に取り組んでいます。
このたび、日頃の調査・研究の成果を県内漁業関係者の間で広く共有し、各地域における水産業の
振興等に繋げるため、「岐阜県水産研究所 研究発表会」を下記のとおり開催します。
記
1
日
時
平成27年2月24日(火)13:30~16:30(13:00から受付)
2
場
所
中濃総合庁舎 5階大会議室
(美濃市生櫛1612-2 電話:0575-33-4011)
3
参加対象者
4
発表内容
約150名 漁協関係者、養殖関係者等
タイトル
内
容
発表者
「資源増殖部」研究概
要の紹介
(13:40 - 13:55)
「本所資源増殖部」研究概要の紹介
本所
資源増殖部
【発表1】
長良川におけるアユの
そじょう
遡上時期と産卵時期の
関係
(13:55 - 14:15)
早期に河川へ遡上したアユは遡上時期が遅いアユに比
べ、大きく成長し縄張りを持つため、友釣りを主とするア
ユの漁獲量に遡上時期が大きく関係します。そこで、遡上
時期と産卵時期の関係性を明らかにすると共に、遡上時期
の早いアユの量を増やす効率的な産卵保護時期や保護方法
について検討し、知見が得られたので報告します。
本所
資源増殖部
「下呂支所」研究概要
の紹介
(14:15 - 14:30)
「下呂支所」研究概要の紹介
下呂支所
【発表2】
大型マス類の鮮度に関
する研究
(14:30 - 14:50)
近年、県内の大型マス類の生産量が増加し、刺身など生
食用として注目されていますが、絞め方や保存方法が養殖
業者により異なるため、高鮮度なマスを安定して供給する
ことができません。そこで、大型マス類を高鮮度で保持で
きる絞め方や保存方法について検討し、知見が得られたの
で報告します。
【発表3】
培養液によるナマズ精
巣内精子の運動性の違
い
(14:50 - 15:10)
ナマズは雄の親魚から精液を取り出すことが困難なため
せいしょう
養殖する際は、精巣内の精子を精 漿 (精液の液体成分)と
似た培養液に懸濁し、人工授精させます。ただし、培養液
の種類により、受精の成否に関わる「精子の運動性」が異
なります。そこで、5種類の培養液中に懸濁した場合の精子
の運動性を比較し、ナマズの養殖に適した培養液について
知見が得られたので報告します。
下呂支所
「生態環境部」研究概
要の紹介
(15:20 - 15:35)
「本所生態環境部」研究概要の紹介
本所
生態環境部
【発表4】
魚類が往来できる河川
-農業排水路-水田の
生態系ネットワークの
再生
(15:35 - 15:55)
水田周辺に生息する淡水魚類が自由に移動し繁殖できる
環境にするためには、人間の営みにより分断された「河川
⇔ 農業用排水路 ⇔ 水田」の水みちを修復し、連続性を確
保する必要があります。そこで、美濃地方を中心に農業排
水路約500地点を調査した結果、水田の生態系ネットワーク
の再生を考えるうえで参考となる知見が得られたので報告
します。
本所
生態環境部
下呂支所
しんぎょ
意見交換・質疑等
(15:55 - 16:30)