中濃総合庁舎大会議室 (平成２８年２月２６日 ) 平成２７年度岐阜県水産研究所研究発表会プログラム ○開会あいさつ (13:30～13:40) ○発表課題（13:40～16:00）【河川環境】 13:40-14:05 魚類が往来できる河川－農業用排水路－水田における生態系ネットワークの再生（米倉竜次専門研究員）【養殖業】 14:05-14:30 大型マス類の鮮度保持マニュアルの紹介（原徹主任専門研究員） 14:30-14:55 アユの致死条件及び貯蔵温度の違いが鮮度保持に与える影響（後藤功一資源増殖部長） 14:55-15:10 【休憩】【河川漁業】 15:10-15:35 長良川におけるアユの産卵環境（武藤義範専門研究員） 15:35-16:00 渓流魚人工産卵河川の整備作業に対する従事者の意識（岸大弼主任研究員） ○意見交換（質疑等）（16:00～16:20） ○開会 (16:20) ※内容、発表順序等が変更される場合もございます。あらかじめご了承願います。平成２７年度岐阜県水産研究所研究発表会タイトル【発表１】魚類が往来できる河川－農業用排水路－水田における生態系ネットワークの再生【発表２】大型マス類の鮮度保持マニュアルの紹介内発表（予定）課題一覧容これまでの調査から、落差工によって河川から農業用排水路への魚類の移入が阻害され、農業用排水路の魚類の多様性が失われていることが明らかとなりました。これを踏まえ、平成 26年度に「清流の国ぎふ・水みちの連続性連携検討会」が県庁内に設置され、農政部局と河川部局が連携し効果的な事業が推進できる体制が整備されました。そこで、今後の具体的な事案や当所の果たす役割について紹介します。せんどこれまでの研究から、大型マス類を高鮮度で保持できる活魚輸し送条件、絞め方および保存方法に関する成果が得られました。これらの成果を基に「大型マス類の鮮度保持マニュアル」を作成しましたので紹介します。せんど【発表３】ちしアユの致死条件及び貯蔵温度の違いがせんど鮮度保持に与える影響現在、食用アユの鮮度管理は、経験則に基づく伝統的手法によるものであり、これを科学的な根拠に基づいて見直すことにより、伝統的手法の有効性の確認、あるいは更なる高度化が期待されます。しそこで、アユの漁獲・収穫時の締め方及びその後の貯蔵温度がせんど及ぼす鮮度低下プロセスについて把握したところ、新たな知見が得られたので報告します。そじょう【発表４】長良川におけるアユの産卵環境長良川では、天然遡上してくるアユ資源の増大を目的に、河床こううんぞうせいを耕耘する産卵場造成を行っていますが、現状、経験則に基づく造成方法のため、客観的な指標となる基準が必要です。そこで、かしょうぞうせいアユが産卵した河床条件を調査し、産卵場造成を行ったエリア内で産卵しなかった場所と比較したところ、簡易に評価可能な指標が得られたので報告します。けいりゅう【発表５】渓流魚人工産卵河川の整備作業に対する従事者の意識渓流魚の人工産卵河川の整備には、漁協の役員・組合員のほか遊漁者のボランティアが参加し、毎年恒例の事業として定着していますが、整備作業が内包する課題が特定できていないのが現状です。そこで、従事者にアンケートを行い、従事者の年齢構成から想定された課題や、整備作業への遊漁者の協力の要否について知見が得られたので報告します。中濃総合庁舎案内図 ○公共交通機関ご利用の場合長良川鉄道松森駅から徒歩 20 分岐阜バス加野団地線中濃庁舎から徒歩 1 分 ○車をご利用の場合東海北陸自動車道美濃ＩＣから 1 分＜駐車場案内図＞魚苗センター参加者駐車場中濃総合庁舎