鳥 取県立 中央病院 食器洗 浄業務仕 様書 1 作業概要 (1)概 要 食器洗浄作業は、県立中央病院の栄養管理室(厨房)において、自動食器洗浄機に より毎食後の食器を洗浄し、完全消毒を行うと共に温冷配膳車及び下膳車の洗浄と清 拭を行う。また、各病棟に設置してある残飯入れ容器を降ろし、洗浄後、下膳車と残 飯入れ容器を各病棟へ設置すると共に下膳後の残菜と厨房内の残菜を厨芥処理機で処 理する等の業務を行うものである。 (2)食器洗浄の量 ・ 食 器 洗 浄 の 量 の 目 安 は 、 1回 当 た り の 病 棟 平 均 食 数 323食 ( H26年 12月 末 実 績 ) 、 キッズ(昼のみ)4食、検食者は毎食3食とする。 {(323食 ×3回 ×10個〈 1食 あ た り の 食 器 類 数 〉)+((3食 ×3回 )+4)食 ×10個 } 合 計 9,820個 ・患者用トレイ 982枚 ((323食 ×3回 )+4+(3食 ×3回 ) ・作業用バット(アルミ) 220枚 ・保育所用食缶、汁缶他 12個 (4個 (1食 あ た り の 食 缶 数 )×3回 ) (3)食器の材質 食器の材質は、メラミン樹脂及び強化磁器とする。 (4)配膳車等の洗浄及び清拭の量 ・配膳車 33台 / 日 ・下膳車 33台 / 日 ( 11台 ×3回 ) ・残飯入れ容器 2 ( 11台 ×3回 ) ・ キッズ用 3台/日(1台×3回) 10個 ×1回 作業場所 鳥取県鳥取市江津730番地 鳥取県立中央病院 3 栄養管理室(厨房内食器洗浄室) 作業時間 別紙ワークテーブルのとおりとする。 (夕食後の下膳開始時間は、午後7時開始とする。) 4 健康管理、衛生管理の実施及び記録簿の提出 (1)従事する作業員名簿を毎日提出するものとする。 (2)職員の健康管理 ア 寄 生 虫 及 び 赤 痢 、サ ル モ ネ ラ 、O - 1 5 7 の 細 菌 検 査 の 結 果 を 毎 月 提 出 す る 。 イ 従事職員の健康状況、身体状況等について記録簿に記載すること。 ( 3 ) 職員研修 職員に対し、作業内容及び衛生管理等に関する研修を定期的に実施すること。 5 食器洗浄に伴う作業内容 (1)食器洗浄室、食器洗浄機等の清掃を行う。 (食器洗浄機のパイプの目詰まりを防ぐこと。側溝の清掃等) (2)食器消毒保管庫の清掃をすること。 (3)温冷配膳車の洗浄(水抜き、水補充、内部清掃等) (4)残菜バケツの清掃と病棟設置 (5)作業員は、常時、衛生に留意し毎日、衛生管理簿に必要事項を記入する。 ( 6 )残 菜 及 び 生 ご み の 計 量 を 行 い 、記 録 簿 に 記 載 し 、厨 芥 処 理 機 で 処 理 し た 上 で 廃 棄をすること。 (7)食器やトレイの破損及び洗浄不可能な食器を発見した場合は報告をする。 ( 8 ) 温冷配膳車の病棟からの降車と、下膳車の病棟への配車及び降車。 6 食器洗浄後の点検について (1)食器洗浄後の状態について随時、発注者がチェックし、洗浄が不十分な場合等は 発注者の要請に応じるものとする。併せて受注側は毎日、食器洗浄の仕上がり状況 を確認する等のチェックを行うこと。 7 施設及び機器の管理、食器の補充に関すること (1)食器洗浄機のメンテナンス等機器の管理は発注者とする。 (2)洗浄に使用する洗剤、漂白剤等は、発注者の負担とする。 (3)作業員が使用する前掛け及び長靴、帽子等は受注者の負担とする。 8 作業上の留意事項 (1)エレベーターの専用時間を厳守するとともに、緊急時には栄養管理室に通報する こと。 (特に午前中の下膳車を病棟に配車する場合は午前11時から11時30分に行な うなど、給食業務の支障にならないようにすること。) (2)洗浄作業に伴う連絡体制及び打ち合わせ体制の整備に関すること。 作業上、会社及び職員に対する連絡事項、検討事項が発生した場合は連絡により 速やかに担当する全職員に周知し、業務に反映すること。 (別 紙) 時 間 8:30~12:00 主な洗浄内容及び分量 前日の夕食と当日の朝食に使用した食器及び トレイ等を洗浄し、消毒する。 (2食分) 13:30~17:00 当日の昼食分に使用した食器及びトレイ等を 洗浄し、消毒する。 (1食分) 18:00~20:00 当日の夕食分の残飯を処理し、トレイと食器 を分別し、食器は浸漬する。 (1食分)
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