仕様書(PDF:191KB)

堺市勢要覧作成・配送業務仕様書
1.業務名
堺市勢要覧作成・配送業務(以下「本業務」という)
2.履行期間
平成27年4月1日~平成28年3月31日
3.履行場所
広報課が指定する場所
4.業務目的
本市への一層の理解と関心を高め、都市イメージや知名度の向上を図るもの
として、本市の市勢をコンパクトかつ分かりやすく紹介する冊子を制作するも
の。
5.編集方針
(1)堺市マスタープラン等の市政の運営の基本理念のもと、本市の歴史文化
や都市特性、発展可能性など、本市の魅力やセールスポイントを、写真と統
計資料などを用いコンパクトかつ分かりやすく紹介するものであること。
(2)多言語版も見据えた簡潔で分かりやすい内容とすること。
(3)来賓用に配布するものとしてふさわしく、格調高いものとすること。
(4)人権に配慮したものであること。
6.業務内容
(1)堺市勢要覧の企画・編集(原稿・イラスト作成、デザイン、レイアウト、
表紙のタイトルなど)取材、写真撮影など制作に関わる一切の業務と印刷・製
本。
(2)市長あいさつ文の作成及び本誌への挟み込み
(3)封筒、送付文の作成
(4)外国語への翻訳(英語、中国語、ハングル)
(5)市が提示するリストに基づいた配送
(6)各種電子データの作成
7.取材・撮影
(1)取材先は、事前に市と調整のうえ決定する。
(2)取材先との交渉などは原則として受注者が行う(取材対象によっては市が
行うこともある)。
(3)使用するカメラは、デジタルカメラとする。
(4)空撮を最低 1 回は行うものとする。
8.原稿・校正
(1)取材完了後、速やかに原稿を作成し、原稿、写真をレイアウトしたものを
市に提出する。
(2)市が修正した(写真の変更を含む)ときは、修正個所を反映したものを再度
提出する。文字校正は市が了承するまでとする。
(3)本紙色校正は 2 回行う。
9.翻訳
(1)日本語版を全訳し、それぞれの言語が見やすくなるよう再編集する。
(2)翻訳文は、行政が発行する冊子として相応しい訳文にする。
(3)翻訳文は、必ず複数のネイティブスピーカーがチェックする。
(4)チェック完了後、プリントアウトしたもの 1 部と電子データ(Microsoft
word で作成)を市に提出する。
(5)受注者が適切なフォントを用意する。
10.形式
(1)冊子
・A4 判 中綴じ 左開き
・日本語・英語・中国語・ハングル版。多言語版は日本語版の全訳を基本とす
る。
・各36ページ(表紙を含む) 4 色刷
・市長挨拶文:A4 判1枚。日・英、日・中、日・ハングル 4 色刷
(2)封筒
角型 2 号 単色刷
(3)送付文書
A4判 1 枚
単色刷
11.紙質・インキ
(1)冊子
・表紙:カード紙菊判
・本文:コート紙菊判
153kg
76.5kg
・市長あいさつ文:トレーシングペーパー4/6 133kg
(2)封筒
・110kg
いずれも(市長あいさつ文を除く)、環境物品等の調達の推進に関する基
本方針に基づき、総合評価値が 80 以上のもの。冊子には「Aランクの資
材のみ使用 印刷用の紙にリサイクルできます」と表示する。また、製紙
会社の使用紙証明書の写しと受注者がその紙を使用していることの証明書
を提出する。
12.成果物
(1)堺市勢要覧 日本語版
3,500部
同
英語版
1,000部
同
中国語版
500部
同
ハングル版
500部
※以上の冊子には、市長あいさつ文を挟み込んで納品
50 冊を 1 包みとして市指定場所(1 カ所)に納品する(配送分を除く)。
(2)封筒
1,000枚
(3)印刷用電子データ(印刷用原版)一式
アプリケーション名を明記した印刷用電子データ(印刷用原版)一式と画像デ
ータ(JPEG、Windows7 パソコンで読み取り可能な形式)及び各ページの AI
ファイル(Windows7 パソコンに搭載した Adobe Illustrator CS5(ver15)
で読み取り可能な形式)。写真は使用・未使用を分けること。
(4)ホームページ用のファイルの作成
発行後、市ホームページのデザインに合う「堺市勢要覧」の紹介ページ(HT
ML)を作成する(各言語)。
13.配送
(1)配送にあたっては、送付文を作成、印刷する。
(2)市が提示するリストに基づいて配送し、変更が生じたときは、市の指示
に基づき、リストを修正する。また、配送後、転居先不明などで返送され
た場合は、その旨市に報告する。
(3)リストの取り扱いについては、堺市個人情報保護条例(平成 14 年条例第
38 号)及び個人情報取扱特記事項を遵守する。
(4)取材先及び撮影協力者の住所、氏名は必ず確認し、発行後、速やかに本
誌を送付する。
(5)取材先及び撮影協力者に送付する冊子・封筒は、市の発注部数とは別に
受注者で用意する。
14.工程、業務責任者及びスタッフ
(1)市と協議のうえ、納品までの工程を定め、工程表を市に提出する。
(2)業務全体を管理・総括する者(以下「業務責任者」という。例:コーディネ
ーター、チーフコピーライターなど)を 1 人指定し、市に届け出る。業務責
任者については下請けを認めない。
(3)市は原則として業務責任者と連絡調整を行う(ほかの者が同席することは
差し支えない)。
(4)取材先との連絡調整は原則として業務責任者が行う。
(5)取材先との関係で、取材日が土・日曜日、祝日になることもあるが、原
則として固定したスタッフで制作する。ただし、市が変更を認めた場合は
この限りではない。
15.制作物等の著作権
(1)制作物の著作権は、全て市に帰属することとする。
(2)制作のために撮影した画像及び作成したイラスト等は全て、市に供与し、
その利用、再編集は市において自由に行うことができることとする。
(3)肖像権処理については、市ホームページ掲載等について許諾を得る。
(4)第三者の著作物を使用するときは、受託者の負担で著作権処理を行う。
(5)前項における著作権処理の際、著作権者の意向で、何らかの制限を設け
なければ使用許諾が得られないときは、当該著作物を使用するかどうかにつ
いて、あらかじめ市の意向を聞き、その承諾を得たうえで、著作権処理を行
うものとする。この場合、設けられた制限の内容について、受託者は文書で
市に報告する。
(6)本誌は市ホームページにも掲載するため、肖像権処理については、本誌
掲載とあわせて、ホームページ掲載についても許諾を得る。著名人の肖像権
を伴う写真など特に問題が発生すると思われるものは市と協議する
16.暴力団等の排除について
(1)入札参加除外者を再委託先等とすることの禁止
①受注者は、堺市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札参加除外を受
けた者又は同要綱別表に掲げる措置要件に該当する者を、再委託先並び
に受注者及び再委託先の資材、原材料の購入契約その他の契約の相手方
(以下「再委託先等」という。)としてはならない。
②これらの事実が確認された場合、本市は受注者に対し、当該再委託先等
との再委託契約等の解除を求めることができる。
(2)再委託契約等の締結について
受注者は、再委託先等との再委託契約等の締結にあたっては、再委託契
約締結時には本市の契約約款に準じた暴力団排除条項を加えることとする。
(3)誓約書の提出について
①受注者は、堺市暴力団排除条例第8条第2項に規定する暴力団員又は暴
力団密接関係者でない旨の誓約書を提出しなければならない。ただし契
約金額(税込)が500万円未満の場合、もしくは受注者が国若しくは
地方公共団体その他公共団体又は本市の外郭団体である場合はこの限
りでない。
②受注者は、契約金額(税込)が500万円以上となる再委託先等がある
場合には、これらの者から堺市暴力団排除条例第8条第2項に規定する
暴力団員又は暴力団密接関係者でない旨の誓約書を徴収して、本市へ提
出しなければならない。
③受注者及び再委託先等が当該誓約書を提出しない場合は、入札参加停止
を行うものとする。
(4)不当介入に対する措置
①受注者は、この契約の履行にあたり、暴力団員又は暴力団密接関係者か
ら、暴力団を利することとなるような社会通念上不当な要求又は契約の
適正な履行を妨げる行為(以下「不当介入」という。)を受けたときは、
直ちに本市に報告するとともに、警察に届け出なければならない。
②受注者は、再委託先等が暴力団員又は暴力団密接関係者から不当介入を
受けたときは、直ちに本市に報告するとともに、当該再委託先等に対し
て、警察に届け出るよう指導しなければならない。
③本市は、受注者が本市に対し、①及び②に定める報告をしなかったとき
は、堺市暴力団排除条例に基づく公表及び入札参加停止を行うことがで
きる。
④本市は、受注者又は再委託先等が不当介入を受けたことによりこの契約
の履行について遅延等が発生するおそれがあると認めるときは、受注者
が①に定める報告及び届け出又は②に定める報告及び指導を行った場
合に限り、必要に応じて履行期間の延長等の措置をとるものとする。