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1月 20 日
議
題 ・ 課 題
消
防
本
部長会議資料
等 提 案
部
(目 次)
消防活動概要等について(平成 26 年中)
1 消防活動概要 ・・・・・・・・・・・・・・・1
(1)火災件数・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
(2)救急出場件数・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(3)救助出場件数・・・・・・・・・・・・・・・ 3
(4)警戒出場件数・・・・・・・・・・・・・・・ 3
2 最近の消防団の取組み・・・・・・・・・・・・4
(1)消防団サポート事業・・・・・・・・・・・・・4
3 今後の取組み ・・・・・・・・・・・・・・・4
消防活動概要等について(平成 26 年中)
1 消防活動概要
(1) 火災件数
ア 総数は 100 件で前年に比べ 5 件増加しました。
(表1)
イ 市町別では、桑名市が 57 件で全体の約 57%を占め、次いでいなべ市 28 件、東
員町 14 件、木曽岬町1件となっています。
(表1)
ウ 火災種別では、その他火災が 50 件で最も多く、次いで建物火災 36 件、車両火災
11 件等となっています。
(表1、表2)
エ 月別では3月、4月に多く発生しました。過去5年の平均では、2~4月に多く
発生しています。
(表3)
オ 主な出火原因は、たき火によるものが 26 件と最も多く、次いで放火・放火の疑
い 20 件、電気機器・電気装置4件、こんろ、配線・配線機器2件等となっていま
す。
(表4)
(表 1)
市町・火災種別別火災件数
(平成 26 年中)
区 分
建 物
林 野
車 両
桑名市
いなべ市
木曽岬町
東員町
19
10
1
6
1
2
0
0
11
0
0
0
合 計
36
3
11
(表2)
船舶
航空機
その他
合 計
H25 年中
0
0
0
0
0
0
0
0
26
16
0
8
57
28
1
14
66
20
3
6
-9
+8
-2
+8
0
0
50
100
95
+5
増減
過去5年間の火災件数
(各年中)
年
火災種別
別
計
建
林
車
船
航 空
そ の
物
野
両
舶
機
他
平成 22 年
平成 23 年
平成 24 年
平成 25 年
平成 26 年
85
110
79
95
100
94
34
7
9
1
0
34
40
5
15
0
0
50
39
1
12
0
0
27
33
7
14
0
0
41
36
3
11
0
0
50
36
5
12
0
0
40
1
平均
(表3)
(表4)
過去5年間の主な出火原因と件数
区分
平成 22 年
(85 件)
1位
2位
3位
たき火
放火
こんろ
22
8
7
たき火
放火
たばこ
30
12
8
放火
たき火
たばこ
14
11
8
たき火
放火
たばこ
25
15
6
4位
たばこ
4
こんろ
5
こんろ
5
こんろ
4
5
火遊び、
焼却炉、
配線
各4
火遊び
3
5位
火遊び
平成 23 年
(110 件)
3
平成 24 年
(79 件)
(各年中)
ストーブ
平成 25 年
(95 件)
平成 26 年
( 件)
たき火
放火
たばこ
26
20
10
電気機器・
電気装置
こんろ、
配線・配線器具
4
2
※放火には、放火の疑いも含む
(2) 救急出場件数
ア 総数は 8,220 件で前年に比べ 21 件減少しました。1日平均約 23 件で、1 時間に
約1回の割合で救急隊が出場したことになります。
(表5)
イ 市町別では、桑名市は 5,661 件で全体の約 68.9%を占め、前年に比べ 17 件減少
しました。
(表5)
ウ 種別別では、急病が 5,085 件と最も多く、全体の約 61.9%を占め、次いで一般負
傷 1,195 件(14.5%)
、交通事故 810 件(9.9%)
、転院搬送 791 件(9.6%)等と
なっています。
(表6)
(表5)
過去5年間の市町別救急出場件数
(各年中)
区分
桑名市
いなべ市
木曽岬町
東員町
管外
合計
平成 22 年
4,946
1,322
194
807
11
7,280
平成 23 年
5,482
1,350
247
747
13
7,839
平成 24 年
5,651
1,495
245
833
7
8,231
2
平成 25 年
5,678
1,499
211
844
9
8,241
平成 26 年
5,661
1,444
227
885
3
8,220
増減
-17
-55
+16
+41
-6
-21
(表6)
過去5年間の救急出場件数
(各年中)
平成 22 年
4,464
806
1024
684
302
7,280
区分
急病
交通事故
一般負傷
転院搬送
その他
合計
平成 23 年
4,792
834
1,105
756
352
7,839
平成 24 年
5,109
827
1,167
770
358
8,231
平成 25 年
5,119
805
1,149
831
337
8,241
平成 26 年
5,085
810
1,195
791
339
8,220
増減
-34
+5
+46
-40
+2
-21
(3) 救助出場件数
ア 総数は 75 件で前年に比べ 16 件増加しました。
(表7)
イ 区分別では、交通事故による出場が 39 件と最も多く、次いで水難事故 10 件、
山岳事故8件等となっています。
(表7)
ウ 市町別では、桑名市は 40 件で前年に比べ4件の増加、いなべ市は 23 件で9
件の増加、木曽岬町は3件で増減なし、東員町は8件で4件の増加となって
います。
(表7)
(表7)
市町・区分別救助出場件数
(平成 26 年中)
区 分
火災
交通
水難
山岳
機械によ
建物等に
る事故
よる事故
その他
合 計
H25 年中
増減
桑名市
いなべ市
木曽岬町
東員町
管 外
0
0
0
0
0
22
10
2
4
1
9
0
1
0
0
0
8
0
0
0
0
1
0
2
0
0
0
0
0
0
9
4
0
2
0
40
23
3
8
1
36
14
3
4
2
+4
+9
0
+4
-1
合 計
0
39
10
8
3
0
15
75
59
+16
(4) 警戒出場件数
ア 総数は 307 件で前年に比べ 67 件減少しました。
(表8)
イ 区分別では、救急支援が 143 件と最も多く、次いで自動火災報知機鳴動 32 件、
怪煙 30 件、油漏れ 27 件等となっています。
(表8)
(表8)
市町・区分別警戒出場件数
(平成 26 年中)
区 分
油漏れ
怪煙
自火報鳴動
救急支援
その他
合 計
H25 年中
増減
桑名市
いなべ市
木曽岬町
東員町
管 外
19
5
0
2
1
21
3
0
5
1
16
12
2
2
0
66
50
3
24
0
51
15
1
8
0
173
85
6
41
2
223
101
7
41
2
-50
-16
-1
0
0
合 計
27
30
32
143
75
307
374
-67
3
2 最近の消防団の取組み
(1) 消防団サポート事業
桑名市消防団は、団員確保と地域防災力の向上を目的とした「消防団サポート事業」
を、平成 26 年 10 月 1 日から開始しました。
「消防団サポート事業所」とは、桑名市内の事業所あるいは商店などの皆様に、事前
に登録していただき、桑名市消防団員に対して各種サービスや割引などを提供したり、
消防団員募集のポスターを掲示するなど、様々なかたちで、桑名市消防団員そして桑名
市消防団を応援していただく事業所のことです。
この事業により、消防団員が減少している状況を踏まえ、その確保を図るとともに、
地域の皆様に「消防団」をアピールし、その認知度を高めたいと考えております。そし
て、多くの事業所の皆様にご協力いただき、桑名市全体で消防団を応援する体制を作り、
災害に強いまちづくりをめざします。
この事業は、三重県では初の取り組みで、平成 27 年 1 月 1 日現在で、418事業所
(サービス提供・・281事業所・ポスター掲出・・・137事業所)が登録していま
す。
3 今後の取組み
(1) 火災時の逃げ遅れによる死者をなくすため、火災の早期発見に有効な住宅用火災
警報器の普及啓発に努めます。
(2) 救命率の向上のため、救急救命士の育成と救急車の適正利用を促進し、現場到着
時間の短縮に努めます。
(3) 各種救命講習や防災学習等を通じて、心肺蘇生法、自動体外式除細動器(AED)の
使用方法等、応急手当の普及啓発に努めます。
(4) 消防活動の多様化に対応するため、消防資機材・隊員の教育訓練の充実に努めま
す。
(5) 団員確保の取り組みとして、消防団サポート事業所を今以上に増やし、また、消防
団員にも利用促進を啓発します。
4