第1章 住生活基本計画策定の目的等 住生活基本計画策定の目的等 1-1 計画策定の目的 1-2 計画の位置づけ 1-3 計画期間 第1章 住生活基本計画策定の目的等 1-1 計画策定の目的 本県は、本土復帰以降、住宅建設計画法(昭和 41 年法律 100 号)に基づく昭和 47 年度を初年度とする 「沖縄県第二期住宅建設四箇年計画」以降、八期に及ぶ「沖縄県住宅建設五箇年計画」を定め、その実 施に取り組んできた。 また、平成 8 年度には「沖縄県住宅マスタープラン」を策定し、地域特性等に対応した住宅施策を展開し てきた。 一方、国においては、社会経済情勢の変化、住宅を取り巻く状況の変化等を踏まえ、住宅建設計画法に 代わる住宅政策に関する新たな基本法制である「住生活基本法」が平成 18 年 6 月に施行され、平成 18 年 9 月に「住生活基本計画(全国計画)」が策定された。これらを受け、県においても平成 19 年 3 月に「沖縄 県住生活基本計画」を策定し、県民の豊かな住生活の実現に向けて、住生活の安定の確保及び向上の促 進に関する施策の基本的な方針、目標を定め、住まいづくり・まちづくりを総合的かつ計画的に推進してきた ところである。 このような中、国においては「住生活基本計画(全国計画)」の策定から 5 年が経過するなかで社会経済情 勢も変化し、我が国の住生活を取り巻く状況も変化していることから、平成 23 年度から平成 32 年度を新た な計画期間とする見直しが行われた。本県もこのような状況を踏まえ、「沖縄県住生活基本計画」の見直し を行った。 1-2 計画の位置づけ 本計画は、住生活基本法第 17 条第 1 項に規定する都道府県計画として、同法第 15 条第 1 項に規定 する全国計画に即して、沖縄県計画として位置づける。 住生活基本法(平成 18 年法律第 61 号) 住生活基本計画 (全国計画) 市町村 総合計画 沖縄県住生活基本計画 市町村 住生活基本計画 沖縄 21 世紀ビジョン 基本計画 ※現行の計画は、市町村住宅マス タープランとなっている。 関連計画 住生活の安定の確保及び向上の促進を図るための施策の展開 2 沖縄県住生活基本計画 1-3 計画期間 本計画は、平成 23 年度~32 年度(2011 年度~2020 年度)の 10 年間の計画とし、今後の社会情勢の 変化及び施策の効果に対する評価を踏まえて、おおむね 5 年後に見直す。 第1章 計画策定の目的等 1-3 計画期間 第2章 住宅事情と課題 計画期間:平成 23 年度(2011 年度)~32 年度(2020 年度) 第3章 基本的な方針 第4章 施策の具体的展開 第5章 地域別施策の展開 第6章 公的賃貸住宅の供給 3 第7章 施策の実現にむけて 誰もが安心して心地よく暮らせる 美ら島 沖縄
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