沖縄県障害福祉計画(第4期 (案)の概要 ) 沖縄県子ども生活福祉部

沖 縄 県 障 害 福 祉 計 画 ( 第 4 期 )( 案 ) の 概 要
沖縄県子ども生活福祉部障害福祉課
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策定の趣旨及び基本理念
⑴ 障 害 者 総 合 支 援 法 第 8 9 条 第 1 項 及 び 厚 生 労 働 省 が 定 め る 基 本 指 針 ( 以 下 、「 国 の
基 本 指 針 」 と い う 。) に 基 づ き 、 障 害 福 祉 サ ー ビ ス 、 相 談 支 援 及 び 地 域 生 活 支 援 事
提供体制を整備し、その円滑な実施を確保することを目的に広域的な見地から策定
するものである。
⑵ 沖縄県21世紀ビジョンで示した将来像の一つである「心豊かで、安全・安心に
暮らせる島」を実現するため、本県の障害者施策の基本的方向を定めた第4次沖縄
県障害者基本計画のうち、障害福祉サービスの提供体制の確保等に関する内容につ
いて定めたものである。
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計画の考え方、計画期間
⑴ 国の基本指針を踏まえ、次のことを基本的な考え方とし、障害福祉サービスの提
供体制を計画的に確保します。
① 障害福祉サービスの提供体制の整備
② グループホームの充実及び地域生活支援拠点の整備
③ 福祉施設から一般就労への移行等の促進
④ 相談支援体制の充実
⑤ 障害児支援の強化
⑵ 計 画 期 間 は 、 平 成 27年 度 か ら 平 成 29年 度 の 3 年 間
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計画の目標(成果目標)
サービス提供体制の計画的な確保のための基本的な考え方を踏まえ、次のとおり平
成 29年 度 に お け る 成 果 目 標 を 設 定 し 、 各 種 施 策 等 の 展 開 に よ り 、 そ の 達 成 を 目 指 す 。
○目標1 福祉施設の入所者の地域生活への移行
⑴ 地域生活移行者の増加
・ 平 成 25年 度 末 の 施 設 入 所 者 か ら 、 平 成 29年 度 末 ま で に 地 域 移 行 す る 者 の 数 を 5.4%
( 128人 ) と す る 目 標 値 を 設 定
⑵
施設入所者の削減
・ 平 成 25 年 度 末 の 入 所 定 員 と 比 較 し て 、 平 成 29年 度 末 の 入 所 施 設 の 定 員 の 削 減 見 込
み を 5 % ( 117人 ) と す る 目 標 値 を 設 定
○目標値
項目
数値
入 所 者 数
【 基 準 値 】 2,338
( A)
人
目標年度入所
2,221人
者 数 ( B)
削減見込数
【目標値】
( A-B)
5 % ( 117人 )
地域生活移行
【目標値】
者数
5.4% ( 128人 )
(別表1)
考え方
平 成 25年 度 末 現 在 の 施 設 入 所 者 数
平 成 29年 度 末 時 点 の 入 所 施 設 の 利 用 見 込 者
数
平 成 25年 度 末 の 入 所 定 員 と 比 較 し て 、 平 成 29
年度末の入所施設定員の削減見込みを設定。
平 成 25年 度 末 の 施 設 入 所 数 か ら 、 平 成 29年
度
末までに地域生活へ移行する者の数を設定
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福祉施設の入所者の地域生活への移行
地域生活移行者数
地域生活移行者数
128
(5.8%)
655
(28.0%)
施設入所者数
削減数
424人
(18%)
2,761
削減数
116人
(5%)
施設入所者数
2,337
【平成17年10月時点】
【平成25年度実績】
施設入所者数
2,221
【平成29年度末見込数】
○目標2 入院中の精神障害者の地域生活への移行
⑴ 入院後3ヶ月時点の退院率の上昇
・ 平 成 20年 か ら 平 成 24年 度 の 平 均 値 60.8% か ら 64% を 目 標 値 と し て 設 定
⑵
入院後1年時点の退院率の上昇
・ 平 成 20年 か ら 平 成 24年 度 の 平 均 値 86.7% か ら 91% を 目 標 値 と し て 設 定
⑶
在院期間1年以上の長期在院者数の減少
・ 平 成 29年 度 6 月 末 時 点 に お け る 長 期 入 院 患 者 の 減 少 率 を 11% と 設 定
( H24: 3,197人 → H29: 2,849人 : ▲ 11% 、 前 5 カ 年 と 比 較 し て 3 倍 の 増 )
○長期入院患者数の推移
○目標3 障害者の地域生活への支援(地域生活支援拠点の整備)
・ 平 成 29年 度 末 ま で に 各 圏 域 ( 北 部 、 中 部 、 南 部 、 宮 古 、 八 重 山 ) に 1 カ 所 以 上 の 地
域生活支援拠点を整備する目標値を設定
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○目標4 福祉施設から一般就労への移行
⑴ 福祉施設から一般就労への移行
・ 平 成 24年 度 の 福 祉 施 設 か ら 退 所 し て 一 般 就 労 し た 実 績 ( 151人 ) と 比 較 し て 、 平 成
29年 度 に は そ の 実 績 を 2 倍 ( 301人 ) と す る 目 標 値 を 設 定
福祉施設から一般就労への移行等
対24年度2倍
対24年度1.2倍
対22年度1.2倍
対17年度5.4倍
年間一般就労
移行者数
4
年間一般就労
移行者数
年間一般就労
移行者数
23
125
151
平成17年度実績
平成22年度実績
平成24年度実績
年間一般就労
移行者数
年間一般就労
移行者数
301
184
平成25年度実績
平成29年度目標値
⑵
就労移行支援事業所の利用者の増加
・ 一 般 就 労 を 推 進 す る た め 、平 成 25年 度 末 の 就 労 移 行 支 援 事 業 所 の 利 用 実 績( 717人 )
か ら 、 平 成 29年 度 に は そ の 利 用 者 を 1.54倍 ( 1,101人 ) と す る 目 標 値 を 設 定
⑶
就労移行支援事業所の就労移行率
・ 一 般 就 労 を 推 進 す る た め 、 平 成 29年 度 末 の 就 労 移 行 支 援 事 業 所 の 就 労 移 行 率 を 3
割 以 上 達 成 す る 事 業 所 が 全 体 の 4 割 ( 40カ 所 : 約 4 倍 増 ) と す る 目 標 値 を 設 定
サービス提供体制の確保
地域生活への移行や就労支援等の課題に対応しつつ、利用者のニーズに対応したサ
ービスの必要な量が確保できるよう、サービスの提供主体である市町村のこれまでの
実績を踏まえ、市町村障害福祉計画における見込量(活動指標)を集計したものを基
本として、各年度の見込量、見込みの考え方、課題、確保のための方策について記載
し、各障害福祉サービスの計画的かつ着実な整備を進める。
⑴
⑵
⑶
⑷
障害福祉サービスの確保(サービス種別ごとの見込量(活動指標)を主に記載
障害福祉サービス等の資質の向上のために講ずべき措置
・障害福祉サービス事業者等に対する研修制度の充実
・第三者評価制度を活用した障害福祉サービスの質の向上
・障害者等の虐待防止に向けた取組
地域生活支援事業の実施に関する事項
障害福祉サービスの基盤整備について
・障害福祉サービスの基盤整備については、今後のサービス必要量(見込量)分
を確保することを基本として整備(事業所指定)を行います。
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