「東京オリンピック・パラリンピック等キャンプ地誘致ホームページ」 (多言語)制作業務委託仕様書 1 件 名 「東京オリンピック・パラリンピック等キャンプ地誘致ホームページ」 (多言語)制作業務委託 2 目的 海外の競技団体や関係機関に向けて、福岡県内の競技施設等の魅力的な情報 を発信し、東京オリンピック・パラリンピック等競技大会のキャンプ誘致の 広報に活用する。 3 4 契約期間 契約締結日から平成27年3月31日(火)まで 契約内容 (1)ホームページの作成・公開 福岡県(以下「県」という。)から提供する競技施設及び宿泊施設につ いて、海外の競技団体等が興味・関心をもつよう、視覚的に訴える魅力的 なホームページを多言語で作成すること。 また、これを外部へ公開するための基盤を提供すること。 ① 備えるべき機能 (ア)基本性能 ・ システム管理及びコンテンツの編集管理を除くすべての機能につ いて、特定のOS(基本ソフト)及びブラウザソフトの環境に依存 せずに利用が可能であること。 ・ メンテナンス作業等を除き、常時システムの利用が可能であるこ と。 ・ システム管理及びコンテンツの編集管理にかかるシステムへの接 続については、IPアドレスによるアクセス制限を行うこと。 ・ 原則として「福岡県ウェブアクセシビリティガイドライン」を参照 の上、アクセシビリティに配慮すること。 (イ)検索等機能 ・ 海外の競技団体等が競技種目に対応した施設を検索できるシステ ムを導入すること。 ・ 海外の競技団体等が施設を検索するにあたり、欲しい情報を高速 かつ的確に検索できるようにすること。また、その方法を企画する こと。 ・ 競技施設及び宿泊施設の所在地がわかるよう、GoogleMaps 等の地 図を使用すること。また、地図上から該当施設をインターネットで 検索できるようにすること。 (ウ)システム管理及びコンテンツの編集管理機能(CMS) ・ 次のOS(基本ソフト)及びブラウザソフトの環境において、そ の他のソフトウェアやプラグインを要さずに利用が可能であること。 OS Microsoft Windows Vista、7、8 ブラウザソフト Microsoft Internet Explorer 8 以降 ・ ログインID及びパスワードのユーザ認証データを通信する場合、 SSL暗号化技術を用いること。 ・ 施設の追加、情報の更新等、県の職員がホームページを更新できる システムとすること。なお、追加等する場合の日本語以外の言語への 翻訳については、県の職員が行うものとする。 ・ データ入力時に文字制限を越える等の誤入力があった場合は、エラ ー内容を表示するなど、データ入力作業を容易なものにすること。 ・ 生成ウェブページを公開する前に、ブラウザ上で公開イメージを確 認できること。 ・ 将来的に、動画を掲載できるようなシステムとすること。 ② ドメインの取得 ・ 県名義で新たにドメインを取得し、速やかに県に無償で引き継ぐこ と。 ・ 県及び県内市町村が情報発信するサイトであることを明確に示すこ とができるドメイン名とすること。 ・ 最低限、日本の国別トップレベルドメイン(.jp)を使用すること。 ③ デザイン・レイアウトの企画 海外の利用者の視点に立ち、見やすくわかりやすい、かつ視覚的に訴え るデザインになるよう配慮すること。 (ア)トップページ 本ホームページの顔となるトップページについて、デザイン性に 優れ、使い勝手の良いものとなるよう、企画すること。 (イ)技施設及び宿泊施設を紹介するテンプレート 見出しやアイコンなど、作成ページのデザイン性を高め、必要な施 設情報及び主要空港からのアクセス時間等、県から提供する情報を見 やすくまとめ、利用者に最適なテンプレートの仕様を企画すること。 ④ 画像変換・処理 県から提供する各施設の写真について、上記ウに基づき、適切なデザイ ン・ファイルサイズとなるよう変換・処理すること。 ⑤ 翻訳等 日本語で作成したサイトを基に、多言語(英語、フランス語、アラビア 語、スペイン語)への翻訳を行い、 当該サイト内で言語の切替えが行え るようにすること。翻訳にあたっては、ネイティブ及び日本語のバイリン ガル能力を有する者が、翻訳文章全体の調和等の観点も含めた検証を行い、 適宜修正すること。 また、機械翻訳は不可とし、ウェブページ制作後は、文字化け及びレ イアウト崩れ、不適正位置などの不具合を必ずチェックすること。 なお、翻訳結果に対して問題があると県が判断した場合は、再翻訳 や翻訳者、ネイティブチェッカーの変更を指示することがある。 ⑥ 管理・運営 構築したシステムは次のとおり管理・運営すること。 (ア)原則として祝日を除く月曜日から金曜日の午前10 時から午後6(以 下「受託者営業時間」という。)、電話又は電子メールにより対応す ること。 (イ)障害を県及び受託者が確認した場合、受託者は速やかに対応するこ と。 (ウ)受託者営業時間外等の緊急時に備え、県が公開ページを一時的に閉 鎖することができるような対策を講じること。 (エ)障害を復旧した場合、復旧後に、障害状況・発生原因・事後対策等 についての報告を行うこと。 また、契約期間終了後もしくは契約解除に伴い、県が新たに契約す る同業務の受託事業者への円滑な業務移行が可能となるように、汎用 性のあるシステムを構築するとともに、権利関係や特殊費用の発生等 が生じないような処置を行うこと。 ⑦ 校正 日本語で企画・編集を行い、日本語以外の言語に翻訳する前に県者と協 議を行うこと。 また、翻訳後は、ネイティブによるチェックを2回以上行うこと。 ⑧ 情報セキュリティ 情報セキュリティについては、次の要件を満たすものとする。 (ア)第三者機関によるセキュリティ監査等、サイトの脆弱性を常に把握 し、脆弱性が確認等できた際には、速やかに対応を行い、県へ報告す ること。 (イ)不正アクセスがあった場合は、直ちに県に報告するとともに、被害 の調査・対応、原因究明及び再発防止対策を行うこと。 ⑨ その他 (ア)アクセス数等の実績確認 当該サイトへのアクセス数・ページビュー数等の実績について、 県の職員が容易に確認できるようにすること。 (イ)マニュアルの作成 契約期間終了後も県の職員がホームページの更新作業を行えるよ う、マニュアルを作成すること。 (ウ)問い合わせ先の情報 県が指定する問い合わせ先を必ず掲載すること 5 成果物の提出 (1)提出期限 平成27年3月31日(火) なお、非公開の状態で提出すること。 (2)場所 福岡県庁5階 新社会推進部県民文化スポーツ課 (福岡市博多区東公園 7 番 7 号) (3)成果物 WEB ポータルサイト(サイトの完成をもって成果物の提出とする) なお、バックアップ用として、当初のサイトの様子がわかるよう、適 宜データを提供すること。 6 特記事項 (1)ライセンス契約及び著作権 ア ライセンス契約 ・ システムの稼動に必要なソフトウェアのライセンス(使用許諾権) の取得は、全て受託者の責任と負担において行うこと。なお、使用 許諾権に期限(月ごとのライセンス等)がある場合は、平成32年 度まで有効なライセンスを取得すること。 ・ 全てのライセンス契約について、必要な権利の登録作業を行う こと。 イ 著作権 (ア)著作権の帰属等 ・ 受託者がこの委託業務を履行する以前から権利を有している著 作物の著作権は、受託者に留保されるものとする。 ・ 本委託業務で新たに生じた著作物の著作権(著作権法(昭和 45 年 法律第 48 号)第 21 条(複製権)から第 27 条(翻訳権、翻案権 等)及び第 28 条(二次的著作物の利用に関する原著作者の権利) まで)に規定する全ての権利については、県に無償で譲渡するもの とする。 ・ 県は、成果物について自己使用の範囲内で自由に使用すること が でき、著作権法第 20 条第2項第3号又は第4号の規定に基づく改変、 著作権法第 47 条の3の規定に基づく複製、翻案を行うことができる ものとする。 (イ)著作者人格権の不行使 ・ 受託者は、県の書面による事前の同意を得なければ著作権法第 18 条(公表権)及び第 19 条(氏名表示権)を行使することができな い。 (ウ)成果物の任意の改変等 ・ 県は、著作権法第 20 条(同一性保持権)第2項第3号又は第4 号に該当しない場合においても、その使用のために、成果物として 指定している物件を改変し、また、任意の著作者名で任意に公表す ることができるものとする。 (エ)第三者が権利を有する著作物 ・ 納入される成果物に第三者が権利を有する著作物(以下「既存著 作物」という。) が含まれている場合は、県が特に使用を指示した 場合を除き、受託者の責任と負担において、当該既存著作物の使用 承諾契約に係る一切の手続を行うこと。 (オ)第三者との紛争処理 ・ 本委託契約に基づく作業及び成果物に関して、第三者との間に著作 権に係る権利侵害の紛争等が生じた場合は、受託者の責任と負担に おいて一切を処理すること。 (2)情報セキュリティ ア 成果物及び打合せ等の際に、県に提供するデータや記録媒体につい ては、必ずウィルスチェックを行うこと。 イ その他、情報セキュリティの確保については、県の指示に従うこと。 7 その他 (1)業務の引継ぎ 委託期間終了後に他の事業者が本業務を引き継ぐ場合、その時点で蓄 積されたデータの引き渡しや業務の引き継ぎについて、サービス継続に 支障がないよう協力するものとする。 (2)業務の連絡調整 ア 業務を適切かつ円滑に実施するため、県と受託事業者は常に連絡 をとり、定期的に打合せを行うとともに、業務の方針等について、十 分な調整を図ること。 なお、打合せ等は日本語で行うこと。 イ 業務の実施にあたり、この仕様書に定めのない事項及びこの仕様 書に関し、疑義が生じた場合は、事前に県と協議し、その指示に従う こと。 (3)資料等の返却 受託者は、県から資料等の貸与を受けた場合は、本業務以外にそれを 使用してはならない。なお、業務完了後は県の指示に従い、速やかに返 却又は破棄すること。
© Copyright 2025 ExpyDoc