平成26年度 自己評価書・学校関係者評価書 ①豊かな心をはぐくむ教育

平成26年度 自己評価書・学校関係者評価書
1
①豊かな心をはぐくむ教育の推進
2 いじめや問題への対応
道徳・心の教育の充実
学校は、豊かな人間性を育む心の教育の充実に努
めていると思いますか。(礼儀、生命尊重,思い
やりなど)
学校では、いじめや問題があったとき、すぐに話
を聞いて対応していると思いますか。
3
学校の支援体制
学校は、支援を必要とする子どもの教育につい
て、共通理解を図りながら取り組んでいると思い
ますか。
保護者
保護者
生徒
生徒
生徒
教職員
教職員
教職員
0%
20%
40%
60%
80%
100%
保護者
0%
20%
40%
60%
80%
100%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
【学校から】
1:道徳・心の教育の充実に関して、保護者・教職員とも4・3の割合が90%であり、昨年度同様高い割合を示している。今後、さらに道徳教育を要として、行事や総合的な
学習などの体験的学習を通した心の教育を推進していく。また、それを保護者等に学校・学級便りを通して啓発していく。
2:いじめ対応に関しては、保護者・生徒ともに4・3の割合が80%を越え昨年より若干高い。教職員の認識は昨年と比べると低くなっている。今後、さらに生徒や保護者の
信頼を得る適切な対応の方法などを、職員研修等を通して推進していく。
3:支援体制については、昨年度と同ポイント程度であるが、保護者の4・3の割合が上昇したのに比べ、教職員の評価は下がっている。今後も特別支援コーディネーターを中
心に校内支援委員会などで検討しながら、生徒・保護者の教育的ニーズをもとに、個に応じた支援を継続・向上させていく。
①豊かな心をはぐくむ教育の推進
5 友達への思いやり
4
②学ぶ楽しさやわかる喜びのある教育の推進
6
一人一人の児童生徒の尊重
学校は、一人一人の子どもを大切にした指導や対
応ができていると思いますか。
子どもは、友だちとなかよくしていると思います
か。
意欲的な学習態度
子どもは、意欲的に授業に取り組んでいると思い
ますか。
保護者
保護者
生徒
生徒
生徒
教職員
教職員
教職員
0%
20%
40%
60%
80%
保護者
0%
100%
20%
40%
60%
80%
100%
【学校から】
4:生徒の尊重に関しては、4・3と回答した割合が、昨年度に比べて生徒・保護者は若干向上したが、教職員の評
価は下がっている。「もっとやらなければ」という意識の高まりであると思われる。
5:友達への思いやりに関しては、生徒・保護者は4・3の割合が95%と高い結果が出ている。教職員は、87%
に留まり、誰に対しても優しい思いやりを持った心で接することの大切さを今後も道徳教育や集会、学校便り等で指
導・発信していく。
8
ICT活用
先生方は、ICT機器を活用してわかりやすい授業づ
くりに努めていると思いますか。
授業力向上
先生方は、わかる授業、楽しい授業づくりに努め
ていると思いますか。
保護者
生徒
生徒
教職員
教職員
教職員
40%
60%
80%
100%
【学校から】
7:ICTの活用に関しては、4・3の割合が、生徒・
教職員とも昨年度をやや下回っている。今後も、教職員
が意図的にICTを活用した授業を実施していかなけれ
ばならない。
10
20%
40%
60%
80%
0%
100%
11
学校の施設・設備は、安全でよく整備・管理され
ていると思いますか。
保護者
生徒
生徒
教職員
教職員
教職員
40%
60%
80%
100%
【学校から】
10:健康づくりに関しては、教職員と生徒・保護者と
の意識の差が大きい。例年の傾向であるが、食について
は、出水南協同調理場の学校栄養職員との連携(給食時
間での食育)や残食調査の実施、運動・睡眠について
は、学校保健委員会や生徒会活動を通して、生徒や保護
者に啓発していく必要がある。
40%
60%
80%
100%
学校は、子どもの事故防止などの安全教育に取り
組んでいると思いますか。
生徒
20%
20%
⑥子どもたちの安全・安心の確保
12 安全と事故防止
施設・設備の安全管理
保護者
0%
100%
【学校から】
8:授業力向上に関しては、学力向上の取り組みの柱であるが、4・3の割合は生徒・保護者で80%前後、教職員
は96%と高い結果である。昨年度と比較すると、1~4%向上している。ICTの活用等が定着してきたとも考え
られるが、今年度の取り組みを継続・発展させて取り組んでいく。
9:生徒理解に関しては、昨年度の結果と同様の評価となった。さらに、生徒と教職員は4・3の割合で約20%の
開きがある。結果を真摯に受け止め、声掛けなどを根気強く行っていく必要がある。
⑤学習施設の整備
子どもは、好き嫌いなく食事をし適度な運動と十
分な睡眠に気をつけて生活していると思います
か。
80%
保護者
0%
④健康づくりの推進
健康づくり
60%
先生方は、子どものよさを見つけ、子どもを理解
しようと努めていると思いますか。
生徒
20%
40%
【学校から】
6:意欲的な学習に関しては、4・3の割合が、昨年度
に比べると生徒の評価が上昇している。それに比較して
教職員の評価は、4%減少している。授業開始時の導入
の工夫や興味・関心を高める課題の提示、学び合う学習
集団の醸成など意欲を高める手立てを行っていく。
保護者
0%
20%
③教職員の指導力向上
9 児童生徒理解
②学ぶ楽しさやわかる喜びのある教育の推進
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0%
保護者
0%
20%
40%
60%
80%
100%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
【学校から】
11:安全管理に関しては、どの対象者も昨年度とほぼ同じ割合である。日常の安全管理(安全点検)、安全教育を
さらに充実させていく。
12:事故防止に関しては、教職員の評価が昨年度より高いのに対して生徒の評価は下がっている。安全に関する意
識・態度や知識の向上を目指した指導の充実が求められている。
13
⑦家庭や地域社会の学校教育活動への参画・支援
14 家庭や地域との連携協力
教育方針・目標の理解
学校は、教育方針や教育目標などを、子どもや保
護者地域にわかりやすく示していると思います
か。
学校は、家庭や地域と連携・協力しながら教育活
動を進めていると思いますか。
保護者
保護者
生徒
生徒
教職員
教職員
0%
20%
40%
60%
80%
0%
100%
20%
40%
60%
80%
100%
【学校から】
13:教育方針・目標の理解に関しては、昨年度に比べ生徒・保護者の評価が高くなった。これに満足せず、各種会
合、学校便り、PTA総会などを通して教育方針や目標の推進を行っていく。
14:家庭・地域との連携協力に関しても、保護者の評価が高くなっている。これまで見られた保護者と教職員との
認識の差がほとんど見られなくなった。今後も様々な場面や手段を活用して家庭や地域との連携を図っていきたい。
本校の教育
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16
挨拶・礼儀の励行
子どもは、挨拶がきちんとできていると思います
か。
17
規範意識
子どもは、規則やマナーを守っていると思います
か。
環境の整理・美化
学校では、校舎内外(花壇や掲示物など)がきち
んと整理されていると思いますか。
保護者
保護者
生徒
生徒
生徒
教職員
教職員
教職員
0%
20%
40%
60%
80%
100%
【学校から】
15:挨拶・礼儀に関しては、昨年と比べて全体的に若
干向上しているものの教職員と生徒の間に20%ほどの
開きがある。生徒がどの場面でもきちんとした挨拶がで
きるよう生徒会の活性化を図り、生徒からの挨拶向上を
行っていく。また、礼儀作法については、全校集会や儀
式的行事前の指導、日常的な授業や生活の中で随時指導
を繰り返していく。
保護者
0%
20%
40%
60%
80%
100%
【学校から】
16:規範意識に関しては、生徒・保護者・教職員とも
に昨年度の割合とほぼ同程度である。教職員の評価が低
いのは、現状に対しての課題意識が高いものと捉えた
い。学校全体としての取り組みや生徒への個別のかかわ
りをさらに推進し、三者とも向上するように家庭と連携
し行っていく。
0%
20%
40%
60%
80%
100%
【学校から】
17:環境の整理・美化に関しては、昨年度の割合とほ
ぼ同程度である。生徒の評価が低くなっているが、生徒
の評価を高めるために、生徒会活動などより生徒が主体
となって実践するような活動を推進していくことが必要
である。
来年度の具体的な取り組みについて
①生徒:生徒の評価で4・3と回答した割合が低かった項目は、「生徒理解」「施設・設備の安全管理」「一人一人の児童生徒の尊重」「ICT活用」であっ
た。「生徒理解」「一人一人の児童生徒の尊重」については今後、さらに生徒へ日ごろの観察を行い、積極的なかかわりや声掛け、個別指導を行う必要があ
る。、また、[施設・設備の安全管理」をさらに徹底し、わかりやすく楽しい授業を構築することで、安全・安心で楽しい学校づくりを推進していく。
②保護者:保護者の評価で4・3と回答した割合が低かった項目は、「一人ひとりの児童生徒の尊重」・「家庭との連携」であった。昨年と比べると向上して
いるが、学校便りや学級通信や個別の家庭連絡、PTA活動への教員の参画などに取り組んでいく。さらに、生徒との関わりを通して、生徒理解と保護者との
連携を行っていく。
③教職員:教職員の評価で4・3と回答した割合が低かった項目は、「健康づくり」「挨拶・礼儀の励行」「規範意識」であった。健康づくりでは、給食時間
を活用した食育の推進(学校栄養職員との連携)、学校保健委員会での啓発やその内容の広報・周知、昼休みの運動推進などに取り組んでいく。食・保健・体
育ともに生徒会活動を中心に学校全体で取り組む方策を検討していく。また、健康づくりは、家庭との連携が重要であるため、PTA役員や専門委員会との連
携を行い、講演会の実施などの啓発・広報活動の取り組みを検討していく。挨拶に関しては、生徒会や部活動生徒による朝の挨拶運動を継続していくととも
に、挨拶の意義や具体的な挨拶のポイントなどを明確に伝え、挨拶に対する意識付けを重ねていく。
学校関係者評価
〇昨年度に比べて、評価値が向上している項目が多くあり、学校の取り組みの成果がとてもうかがえる。
○地域での生徒の様子から、一時期に比べて学校がとても落ち着き、生徒たちの心の教育がきちんとできていると感じる。先生方の努力に敬意を表したい。
〇あいさつについては、校内でのあいさつが活発になってきているのに対して、地域の中で登下校時などのあいさつがまだできない生徒を多く見受ける。
●校内でのあいさつをさらに活性化、定着させるとともに、それを地域での生活の中でも意識できるよう、取り組みを継続していく。
○学校の状況や課題を保護者・地域に伝えていくための学校ではどのような取り組みをしているのか?
●保護者会や学年・学級懇談会などの場で積極的に学校の状況を伝えていくとともに学校便りを発行するなど、開かれた学校づくりに今後も取り組んでいきた
い。
○不登校生徒の現状とその対応策はどのように取り組まれているのか?
●不登校状況の改善は担任だけでなく、養護教諭やSC、SSW、ユアフレンドなどの関わりやフレンドリーなどの関係機関などとの連携など多様な対応をし
ている。