食物資源(生ごみ)たい肥試験ほ場観察記録 №6 観察記録№5から約1カ月が経過しました。この1カ月の間にどのようにブロッコリー が成長していったのか、見ていきましょう。 (※写真の株は、同一の株ではありません) (11月9日)№5号時点 直径約1.5cm まだブロッコリーの形が見えてきて ないです。 (11月18日) 直径約8cm だんだんと輪郭が見えてきました。 (11月28日) 直径約13cm もうここまでなると、ブロッコリー に見えますね。 (12月15日) さて、とうとう収穫の日になりました。農家さんにご協力をいただいて収穫をします! ブロッコリーはどうなっているかというと・・・ 茎も太くなりました! もうよく知っているブロッコリーの形になっています。随分と大きくなり、直径は約1 7cm もありました。スーパーマーケットで売っているブロッコリーの大きさは、直径8cm ~10cm くらいの大きさに物が多いそうですが、その大きさが適正で、実が締まってかた くなっているようです。このほ場では、それよりも大きく育ちました。 (参考) ちなみに、あまり大きくなりすぎると、実が くずれて黄色くなっていくようです。 おおっと、ヨトウムシを発見しました。食害を 引き起こすいやなムシですが、きっと葉っぱが さぞおいしいのでしょう。 観察しているうちに、農家さんがどんどん収穫作業を進めていっています。 作業がとてもはやい。1時間もしないうちに収穫終了。 わぁ! たくさん 採れたね! 写真のような大きいものがたくさん採れました。15cm 前後のものが多いようです。 収穫したブロッコリーは、小学校の学校給食に提供されます。 このほ場では収穫はこれで終わりですが、家庭菜園などでブロッコリーを作るときには、 畑に追肥をして、幹と枝の間から成長する側花蕾(そくからい)を収穫することもできる ようです。 農家のみなさん、畑づくりから収穫まで本当にありがとうございました。食物資源(生 ごみ)たい肥を畑に入れて作ったブロッコリーのほとんどが大きく育ちました。農家さん の手間とたい肥のパワーのおかげです。 生ごみから作られたたい肥で作物を作り、できた作物を食べまた生ごみが出る。それを たい肥にしてまた作物が出来る。その循環がごみの減量のためにも、環境のためにも必要 になります。ぜひ、市民のみなさんも食物資源たい肥をご理解いただいて、資源の循環、 ごみの減量にご協力をお願いいたします。
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