様式1 概要

【様式1】
平成27年度 こども青少年局運営方針(案)
(局長:内本 美奈子)
◆計画
局の目標(何をめざすのか)
次代の大阪を担うこどもや青少年が個性と創造性を発揮していきいきと生きる社会、こどもを生み育てることに安心と喜びを感じることの
できる社会をつくる。
局の使命(どのような役割を担うのか)
生まれる前から乳幼児期を経て青年期に至るまでのこども及び青少年に係る施策を総合的に推進することにより、こどもの生きる力の育
成や「社会性」の涵養等による健やかな育ちを促進するとともに青少年の自立の支援に努める。
平成27年度 局運営の基本的な考え方(局長の方針)
現役世代への重点的な投資により大阪の持続的な成長を促進する観点から、次代の大阪を担うこどもたちを育む施策を推進することは
一層重要なものとなっており、以下の項目について特に重点的に取り組む。
・大阪が有する多種多様な社会資源や豊かな文化的資産、多彩な人物などの貴重な財産を生かし、こども・青少年自身が、自発的に多様
な体験や学習ができるよう取り組む。
・誰もが安心してこどもを生み、育てられるよう支援するとともに、仕事と子育てをともに選択できる社会の実現に向け、保育サービスを充実
する。
・児童虐待は依然として深刻な課題であることから、切れ目のない総合的な支援体制を整備・充実する。
・幼稚園や保育所の民営化等の施策や事業について、これまでのやり方や考え方にとらわれずにゼロベースで点検・精査を行い、重点化・
再構築を進める。
重点的に取り組む主な経営課題(様式2)
経営課題の概要
主な戦略
【経営課題1 こども・青少年の生きる力の育成】 こども・青少年自 【1-1 成長の糧となる多様な体験や学習ができる機会の充実】
身が自発的に多様な体験ができるよう取り組むとともに、こども・青少 大阪が有する多種多様な社会資源や豊かな文化的資産、このよう
年の成長を支える基盤となる多様な担い手を育成する必要がある。 な恵まれた環境のもと輩出された多彩な人材などの貴重な財産を活
かし、こども・青少年が多様な体験や学習ができる取組みを推進す
る。
主な具体的取組(27年度予算額)
【1-1-4 塾代助成事業の実施】 学力や学習意欲の向上を図り、個性や才能を伸ばす機会を提供するとともに、子育て世帯の経済的
負担を軽減するため、塾や習い事などの学校外教育に利用できるICカードを交付する。平成27年10月からの資格要件変更に伴う助成対象
者拡大にあたっては、要件確認等に必要となる事務の効率化と正確性の向上を図るため、事務管理システムの開発並びに運用を含めた
円滑な制度運用を行う。(予算額2,504百万円)
経営課題の概要
主な戦略
【経営課題2 安心してこどもを生み、育てられるよう支援する仕組
みの充実】 すべての子育て家庭が、安心して、こどもを生み、育てら
れるように、子育て家庭のさまざまなニーズにきめ細かく対応する取
組みを進めるとともに、就労を希望する人が仕事と出産・子育てを共
に選択できる社会の実現に向けて取り組む必要がある。
【2-3 保育の充実】 厚生労働省定義の待機児童の早期解消を図
るとともに、平成30年4月1日現在の保育所入所保留児童の解消に向
け、保育所等の整備を進めるため、本園や認定こども園を整備する
ほか、入所枠の拡大に伴い必要となる保育士の確保に取り組む。
主な具体的取組(27年度予算額)
【2-3-1 民間保育所整備事業】 厚生労働省定義の待機児童の早期解消を図るとともに、子ども・子育て支援制度を見据え、保育を必
要とする全ての世帯へ保育の提供を行えるよう、平成30年4月に必要と見込まれる保育ニーズに対して平成29年度までに計画的に入所枠
の確保を行うものとし、保育所の本園や認定こども園等の整備を行う。平成27年度では市内中心部での整備困難地域における保育所整備
を促進するため、新たな賃料補助を実施する。(予算額3,484百万円)
経営課題の概要
主な戦略
【経営課題3 児童虐待対策の充実】 児童虐待の発生を予防すると 【3-2 こども相談センターの虐待対応体制の強化】 虐待相談件
ともに、可能な限り早期に発見し、個々の状況に応じた適切な支援に 数が増加し続けており、深刻なケースも数多く見られる中で、24時間
つなげていく必要がある。
365日対応のホットライン及び休日・夜間対応体制を維持し、虐待通
告への適切な対応を行う。また、支援を必要としている人に迅速かつ
丁寧に対応できるように児童相談所を複数設置する。
主な具体的取組(27年度予算額)
【3-2-3 児童相談所の複数設置】 児童虐待の相談件数が増加しているため、援助方針会議や受理会議での検討件数が激増してお
り、迅速な組織判断や意思決定等効果的な業務実施の面から1箇所体制では限界にきている。また、この間の体制強化により職員数も約
1.9倍に増加しており、執務スペースの狭隘化が問題となっている。これらの課題を解消し、効果的効率的な業務の遂行を行うため、児童相
談所の複数化をめざし、市内南部に新たな児童相談所設置に着手する。(予算額64百万円)
【様式1】
「平成27年度 市政改革の基本方針(案)」に基づく取組等(様式3)
主な取組項目
子ども・子育てプラザのあり方について
主な取組項目
幼稚園の民営化
主な取組項目
保育所の民営化
◆自己評価
1年間の取組成果と今後取り組みたいこと
解決すべき課題と今後の改善方向
取組内容
・区割り案に基づき実施箇所の適正配置を決定する。
・適正配置後の28年度委託事業者について、公募により選定する。
取組内容
・市会において市立幼稚園民営化に伴う「大阪市立学校設置条例の一部を改正する条例
案」が可決された園のうち、民間移管園1園について、平成28年度からの民間移管に向け、
移管法人への引継ぎ等を実施する。廃園着手園3園について、平成28年度の全園児の募集
を停止する。
取組内容
・28年度民間移管予定保育所について、引継ぎ・共同保育を実施する。
・29年度民間移管予定保育所について、移管先法人を公募・選定する。