早稲田大学本庄高等学院の情報環境について

2015/2/18
2015 年度早稲田大学本庄高等学院新入生へ
早稲田大学本庄高等学院情報科主任 半田 亨
早稲田大学本庄高等学院の情報環境について
新入生諸君、合格おめでとうございます。4 月から一緒に授業ができることを楽しみにしております。
例年 4 月以降の授業において質問を受けることが多いため、1 年時から展開される情報科の授業についての疑
問を少しでも解消すべく、ここでいくつかの事項をご案内いたします。
1.本校の情報環境
本校には、第一情報処理室・第二情報処理室の2つの PC 室、特別な作業を行うメディアルームがあります。
この他に英語科が管理する CALL 教室があります。OS は現在 Windows7、ソフトウェアの仕様は早稲田大学と
ほとんど同一です。Office、Firefox、Explorer、Chrome 等の基本ソフトの他、本校情報教育の特色である画像
処理を行うための Photoshop、GIMP、その他高級統計処理ソフト R 等多様なソフトを使うことができます。2
つの PC 室は常時開放しており、授業のない休み時間・放課後に調べもの・課題等に利用することができます。
早稲田大学の学生に対して入学時に、早稲田大学のネットワーク環境を使うためのアカウント(ID とパスワ
ード)が付与されます。この ID とパスワードは、最初の情報の授業で自分の使いたいものに変更します。一旦
変更したら、大学卒業まで(あるいは一生)使うことができますが、再変更はできませんので設定の際には注意
してください。
校内は無線 LAN が通っています。自分のノート PC やスマホをネットワークに接続することができ、資料検
索等に役立てることができます。
2.1 年時の授業内容
1 年時は基本的なアカデミックリテラシー(論文リテラシー)養成に特化し、以下の内容を行っています。
(ア)1 学期
課題「私が今、夢中なもの」、PowerPoint、全員に 3 分間のプレゼンテーションを義務付ける。
成績は課題と中間考査の成績の総合
(イ)2 学期
課題「身の回りの?なもの」、Word によるレポート A4 版 4 枚。
成績は課題と中間考査の成績の総合
(ウ)3 学期
課題「Tipping Point の秘密を探る」、Excel によるデータ分析と Word による小論文作成 A4 版 4 枚以
上。優秀者を表彰。
成績は課題のみ。
3.Q&A
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Q「ノートパソコンは購入した方がいいですか?」
A「この質問については、『あった方がいい』という言い方になります。購入は義務付けていません。
学院入学後は、情報科以外でもレポート課題が出されます。本庄学院は、卒論の伝統があり、他に SSH
活動等もありレポートや論文、プレゼンテーションの盛んな学校です。2 年生から全員卒業論文に取り
組むことになります。自宅にデスクトップの PC がある場合は、それだけでも大丈夫だと思います。入
学後、しばらく様子を見て必要なようならば購入を考える、という判断もあります。
」

Q「授業に合わせて、ソフトウェアを購入したいと思いますが、何が必要ですか?」
A「Microsoft Office の Word、Excel、PowerPoint は必須です。大学進学後も必須になりますので、
ソフトウェア購入を検討されている場合は最優先となります。家電屋さんで PC を購入すると自動的に
インストールされている場合もありますが、PowerPoint だけ入っていない場合がありますのでご注意
ください。情報科では画像処理技術に力を入れています。Photoshop Elements もよく使っています。
ただ画像処理ソフトはフリーソフトの GIMP でも代用できます。
」

Q「どこで購入するのがいいですか?」
A「学生の場合、Office や Photoshop のような教育の場でよく使われるソフトウェアはアカデミックラ
イセンスで購入した方が大幅に安く済みます。早稲田大学生協で購入すると基本的にアカデミックライ
センスで購入することができます。また、新しく PC を購入する場合のことを考え、生協と相談を重ね、
ノート PC とソフトウェアの『本庄学院版』のセットを作ってもらっています。新しく PC を購入なさ
る場合は、ご検討ください。」
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Q「iPad 等タブレット端末でノート PC の代用ができますか?」
A「上記の課題等へ対応できるのであれば、かまいません。
」

Q「附属品で用意するものはありますか?」
A「課題等を保存する USB メディアが必要になります。紛失しやすいのでストラップを付け、名前を
書いておいてください。16GB 位で十分です。家電屋さんの安売りで、1000 円程度で購入できます。」