平成 26 年度 部 局 健康福祉部 担当課 指定管理者制度導入施設の概要調書 子どもしあわせ課 担当者 小倉、川浪 連絡先 734-5320(直通)、内線 5122 1.施設概要 (1)施設名称 青森市立すみれ寮 (2)場 所 児童福祉法第 38 条に基づく母子生活支援施設として、配偶者の (3)設置目的 いない女子又は、これに準ずる事情のある女子とその者の監護す (4)面積・施設内容 べき児童を入所させて保護するとともに、自立の促進のためにそ の生活を支援するため設置する。 青森市大字石江字江渡 59 番地 2 敷地面積 3,143.40 ㎡ 建築面積 908.82 ㎡ 建物面積 1,491.25 ㎡ 壁式鉄筋コンクリート造 2 階建 2.指定管理者に委ねようとする業務の範囲 (1)歳出予算内容 ① 現 ② 行(H26 年度) 指定管理者制度導入後(H26 年度) ア.人件費 ア.人件費 嘱託 0 名、合計 0 名、 43,038 千円 1 名、 職員 6 名、 臨時職員 30,582 千円 すみれ寮運営事業 865 千円 すみれ寮自立支援事業 320 千円 1,185 千円 12,456 千円 0 名、合計 7 名、 イ.ソフト経費 イ.ソフト経費 節減効果額(H26 年度)※①−② ア.人件費 管理責任者 正職 7 名、臨職 0 名、 ③ イ.ソフト経費 すみれ寮運営事業 865 千円 すみれ寮自立支援事業 320 千円 1,185 千円 すみれ寮運営事業 0 千円 すみれ寮自立支援事業 0 千円 ※内訳別紙積算シート ※内訳別紙積算シート ※内訳別紙積算シート ウ.運営管理費等 ウ.運営管理費等 ウ.運営管理費等 ・運営管理費 3,364 千円 ・光熱水費等 2,598 千円 合 計 5,962 千円 50,185 千円 ・運営管理費 3,364 千円 ・光熱水費等 2,598 千円 合 計 5,962 千円 37,729 千円 ・運営管理費 千円 ・光熱水費等 千円 合 計 0 千円 0 千円 12,456 千円 〔補足事項〕 当該施設は平成 23 年 12 月1日から改築工事のため一時休止しており、H26 年 2 月からの供用開始を予定している。H25 年度の配置職員は、当課の子ども支援 センター所長がすみれ寮長を兼務している。また、予算については、通年予算が計上されていないことから、H26 年度については所要の経費を見込むものである。 (2)指定管理者が実施する業務及び、市が引き続き実施する業務 ①現 行 業 務(H 24 22 年度) 指定管理者制度導入後(H26年度) 指定管理者に委ねるメリット及び市が引き続き実施する理由 ◆指定管理者が担う業務 ・必要な資格を有した職員を配置し、母子の生活 ・青森市児童福祉施設の設備及び運営に関する を安定させ、児童の健全育成を支援すること。 施設管理・運営業務 基準を定める条例(第三章 母子生活支援施 設)に基づく施設・設備及び配置職員 の基準 ・民間事業者の有する専門的な知識を持つ職員が支援を行うことと なり、入所者へのサービスの向上が見込まれる。 ・指定管理者が行うことで人件費の経費節減が見込まれる。 ・施設の維持管理に関すること。 ・組織的に安定的な体制で運営できる。 を守り、児童福祉法第 38 条の規定に基づき母 子の生活を安定させ、児童の健全育成を支援 ◇制度導入後も市が担う業務 すること。 ・入所及び退所に係る決定に関すること。 ・母子保護の実施の可否は、市長から福祉事務所長への委任事務で あるため。 ・施設の維持管理に関すること。 ・母子保護の実施に係るに費用の徴収事務 ・当該徴収金は、費目としては措置費の負担金に当たり、関係法令 に私人への収納事務の委託が可能である旨の規定がないため。 ◆指定管理者が担う業務 ・入所者の自立を促進するため、「自立支援計画 ・入所者の自立を促進するため、 「自立支援計画」 ソフト事業 を作成し、その「自立支援計画」に基づき、 情報提供や相談支援を行うなど、入所者の自 作成」や相談体制の整備等を行うこと。 ・「自立支援計画」に基づき、情報提供や相談支 ・民間事業者の有する専門的な知識を持つ職員が対応することで自 立支援計画の内容や相談体制が充実することなど、入所者へのサ ービスの向上が見込まれる。 援を行うなど入所者の自立を支援すること。 立を支援すること。 ◇制度導入後も市が担う業務 ◆指定管理者が担う業務 上記以外の業務 ・その他母子の自立支援に? がること。 ・民間事業者のノウハウを活用することで、入所者へのサービスの 向上が見込まれる。 ・その他母子の自立支援に? がること。 ◇制度導入後も市が担う業務 3.指定管理者制度を導入するに当たってのメリット (1)市民サービス向上のメリット【制度を導入することによって現状に加え、どのような市民サービスの向上を期待するのか】 児童福祉分野の専門的な知識、経験を活用した安定的な運営が期待できるとともに、専門的な知識を持つ職員が行う支援により、心のケアを含めた入所者の自立がより早期に より確実となることや退所者に対してのアフターサービスの充実など効果的な事業展開が見込まれことから、利用者の利便性が向上することが期待できる。 (2)経費節減効果のメリット【上記2(1)③の節減効果額を説明】 指定管理者制度を導入することにより、賃金単価が「市職員」人件費でなくなることから、人件費を縮小できると見込まれる。 (3)人員削減効果のメリット 職種内訳 その他 技能主事 技能技師 保育士 ①―② 化学 人員削減効果 建築 (H26 年度)② 土木 指定管理者制度導入後 機械 ① 電気 現行(H26 年度) 事務 正職員 臨時 再任用 職員 職員 嘱託員 備 考 正職員内訳 7 7 0 施設長 1 名 保育士 6 名 正職員内訳 7 0 7 0 施設長 1 名 母子・少年指導員 6 名 0 7 -7 0 (4)利用料金制導入について ①【H24 使用料等の実績(見込み)】 名 称 【H25 予算額】 金額 名 称 金額 千円 千円 千円 千円 千円 千円 ②利用料金制導入の可否 1.利用料金制の導入 考 2.一部利用料金制の導入 3.導入しない(指定管理料のみ) 青森市立すみれ寮は、児童福祉法第 38 条の規定に基づいた母子の自立に向けた生活を支援する母子生活支援施設であり、入所に要する費用は利用者の負担能力に応じて え 市が徴収するものであることから、利用料金制の導入は馴染まない。当該施設の指定管理者は、指定管理料の範囲内で管理運営することとする。 方 4.選定にあたっての公募・非公募の選択 公募 ①その理由(「指定管理者制度導入基本方針、P4、3−(1)公募の実施:非公募の要件①②」を参考に記載) 指定管理者の選定にあたり、市民サービスの向上や管理経費の縮減等の競争原理を働かせることを目的とする。 ②指定管理者となりうる民間事業者等の有無(他団体の動向等も確認しながら、記載すること) 入所している母子の家庭生活の状況に応じ、就労、家庭生活及び児童の養育に関する相談、助言及び指導並びに関係機関との連絡調整を行う等の支援を行う必要があり、施設 に従事する職員は、母子生活支援施設の職員として必要な資格を有すると同時に専門的な知識が必要となることから、これらの職員を安定的に有し、社会福祉事業を行うことを 目的とする社会福祉法人を想定している。
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