平 成 27 年 2 月 16 日 ASEAN 地域の情報セキュリティ強化支援のための研修を開催します ~情 報 セキュリティ強 化 を通 じた投 資 環 境 の向 上 をめざします~ 経済産業省は、平成 27 年 2 月 16 日(月)から同 25 日(水)にかけて、新興国での制度・ 事業環境整備に向けた、「ASEAN 地域の重要インフラ関係者等に対する情報セキュ リティ強化支援」研修コースを開催します。 1.経緯と目的 本研修は、平成 24 年 10 月に開催された第 5 回日・ASEAN 情報セキュリティ政策会 議の際の ASEAN 側からの要望を踏まえ、平成 25 年 2 月~3 月及び平成 26 年 1 月 に開催した「ASEAN 情報セキュリティ強化」研修に続く、第 3 回目の研修となります。 また、本研修は、平成 25 年 9 月に開催された日・ASEAN サイバーセキュリティ協力に 関する閣僚政策会議においても取り上げられた取組です。 本研修では、ASEAN 各国及び関係機関の官民参加者に対し、情報セキュリティマネ ジ メ ン ト の 国 際 規 格 に 準 拠 し た 情 報 セ キ ュ リ テ ィ マ ネ ジ メ ン ト シ ス テ ム ( ISMS : Information Security Management System)及び制御システムに関するセキュリティマ ネジメントのためのサイバーセキュリティマネジメントシステム(CSMS:Cyber Security Management System) についての研修を行います。 ISMS は、組織の情報セキュリティ管理体制整備や対外的な情報セキュリティの信頼 性の向上、インシデントの発生可能性や発生時の損害の低減につながるものです。 また、CSMS は、発電プラント等の重要インフラ等に使用されている制御システムのセ キュリティ強化を図るための規格となります。 今回の研修では、ASEAN 地域における情報セキュリティ向上のため、ASEAN 関係者 に対し ISMS や CSMS、情報セキュリティ全般の重要性について理解を深めてもらい、 参加者が自国にてそれらの取組の普及を図ってもらうことを期待しています。また、 今回は宮城県多賀城市の制御システムセキュリティセンター(CSSC)での研修も予定 しております。 ASEAN 地域における情報セキュリティの強化は、地域の投資環境の向上に繋がり、 ASEAN 地域に進出を検討している日本企業の活動に資するものです。 2.研修の概要 名称:「ASEAN 地域の重要インフラ関係者等に対する情報セキュリティ強化支援」 研修コース 日時:平成 27 年 2 月 16 日(月)~2 月 25 日(水) 場所:一般財団法人海外産業人材育成協会(HIDA)・東京研修センター (東京都足立区千住東 1-30-1) 技術研究組合制御システムセキュリティセンター東北多賀城本部(TTHQ) (宮城県多賀城市桜木 3-4-1(みやぎ復興パーク F-21 棟 6 階)) 参加者:ASEAN 加盟 8 か国(カンボジア、フィリピン、インドネシア、ラオス、マレーシア、 ミャンマー、タイ、ベトナム)の官民関係者計 30 名が参加予定。 主な研修内容 (1) 最新の情報セキュリティトレンド、情報セキュリティの重要性、ISO/IEC27000 シ リーズに関する説明、制御システムの現状と将来性 (2) ISMS 概論(ISO/IEC27001) (3) CSMS 概論(IEC62443-2-1) (4) ワークショップ (5) 企業視察 (本発表資料のお問い合わせ先) 商務情報政策局情報セキュリティ政策室長 上村 担当者:上坪、前田 電 話:03-3501-1511(内線 3964-4) :03-3501-1253(直通)
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