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西日本建設業保証の九州地区公共工事動向(1月)
累計請負額 前年比6%減の1兆5,259億6千余万円
1月度請負額924億2千余万円(前年同月比8.5%減)
西日本建設業保証㈱福岡支店がまとめた九州地区公共工事動向によると、1月の請負額
合計は前年同月比8.5%減の924億2,300万円、件数で同13.9%減の2,7
35件。また、26年度累計請負額は前年度比6%減の1兆5,259億6,200万円、
件数で同10.9%減の37,307件となった。
1月請負額の県別内訳は、
「福岡県」が前年同月比9.4%減の211億500万円(件
数505件)
、「佐賀県」同73.2%増の89億300万円(同233件)、「長崎県」同
22.4%減の89億7,600万円(同279件)、「熊本県」同5%減の111億9,
200万円(同402件)
、「大分県」同38.3%増の93億8,600万円(同348
件)、「宮崎県」同27.2%増の81億6,800万円(同328件)、「鹿児島県」同3
5.3%減の103億3,200万円(同373件)、「沖縄県」同28.4%減の143
億5,900万円(同267件)
。
26年度の累計請負額は「福岡県」が前年比2.7%減の4,007億3,200万円
(件数8,077件)、「佐賀県」同0.4%減の1,048億4,200万円(同2,6
80件)
、
「長崎県」同10.8%減の1,501億9,500万円(同3,901件)、
「熊
本県」同20.5%減の1,761億4,500万円(同5,526件)、「大分県」同1
0%減の1,277億1,700万円(同3,415件)、
「宮崎県」同13.1%減の1,
254億3,000万円(同4,217件)、「鹿児島県」同7%減の1,946億8,3
00万円(同5,858件)
、
「沖縄県」同11.6%増の2,462億1,300万円(同
3,633件)
。沖縄の伸びが目立っている。
発注先別の累計請負額では、
「国」が前年度比9%減の2,662億800万円(件数2,
160件)、
「独立行政法人等」同26.8%減の708億3,500万円(同478件)、
「県」同1.9%減の4,778億4,400万円(同14,167件)、
「市町村」同2.
6%減の6,246億4,600万円(同19,508件)、
「その他公共的団体」同18.
4%減の864億2,600万円(同994件)となっている。
1月の大型工事は、九州地方整備局の「大分川ダム建設(一期)工事」(請負額157億
4,000万円)、長崎県の「26県庁舎第1―2号長崎県庁舎行政棟新築工事」(請負額
124億9,500万円)、最高裁判所の「福岡高地家簡裁庁舎新営建築工事」(請負額1
13億700万円)などがあった。