平成２７年２月１０日企画調査課長藤崎誠 TEL(０８２ )２２４－５６３３中国地域大型小売店販売動向（平成２６年速報）１．大型小売店（全店舗）の動向 (1) 販売額・前年比増減率２６年の販売額は１０，０６２億円で前年比０．４％と、６年ぶりに前年を上回った。百貨店は２，９３２億円で同▲０．０％と、１７年連続で前年を下回った。ス－パ－は７，１３１億円で同０．５％と、２年ぶりに前年を上回った。 (2)商品別合計「飲食料品」が同１．３％、「その他の商品」が同１．１％など４商品が前年を上回った。「婦人・子供服・洋品」が同▲２．８％、「身の回り品」が同▲０．７％など５商品が前年を下回った。百貨店「その他の商品」が同４．２％、「身の回り品」が同０．０％など４商品が前年を上回った。「飲食料品」が同▲０．８％、「婦人・子供服・洋品」が同▲１．８％など５商品が前年を下回った。ス－パ－「飲食料品」が同１．６％、「家庭用電気機械器具」が同４．６％など３商品が前年を上回った。「その他の商品」が同▲０．５％、「婦人・子供服・洋品」が同▲４．４％など６商品が前年を下回った。 ※ 既存店・・・調査当月と前年同月でともに存在した店舗２．大型小売店（※既存店）の動向 (1)前年比増減率２６年の販売額は前年比０．２％と、１８年ぶりに前年を上回った。百貨店は同１．１％と、２年連続で前年を上回った。ス－パ－は同▲０．２％と、２２年連続で前年を下回った。 (2)商品別合計「飲食料品」が同０．２％、「その他の商品」が同２．１％など５商品が前年を上回った。「婦人・子供服・洋品」が同▲１．７％、「紳士服・洋品」が同▲１．０％など４商品が前年を下回った。百貨店「飲食料品」が同０．２％、「その他の商品」が同５．０％など７商品が前年を上回った。「婦人・子供服・洋品」が同 ▲ ０．８％、「その他の家庭用品」が同 ▲ ０．９％と前年を下回った。ス－パ－「飲食料品」が同０．１％、「その他の商品」が同０．５％など４商品が前年を上回った。「婦人・子供服・洋品」が同▲３．３％、「紳士服・洋品」が同▲３．０％など５商品が前年を下回った。販売額及び前年比増減率（）内は既存店（調査当月と前年同月でともに存在した店舗）全国中国地域販売額(億円) 前年比(％) 販売額(億円) 前年比(％) 合計百貨店スーパー２０１，９４２１．７（０．９） ▲０．０（１．１）６８，２５１１．６（２．０）０．５（▲０．２）１３３，６９１１．８（０．３）１０，０６２０．４（０．２）２，９３２７，１３１ ★★２６年のうごき・一口メモ★★ 【百貨店】年初の消費増税前の駆け込み需要もあり、時計や宝飾品、化粧品の販売が好調だったほか、ハンドバッグやアクセサリーなど身の回り品にも良い動きがみられた。４月以降は駆け込み需要の反動により低調。また、天候不順の影響などにより、夏物衣料の販売が低調だった。なお、前年の１月と２月に一店舗ずつ閉店し、全店の売上額が減少している。【スーパー】年初の消費増税前の駆け込み需要により、調味料や酒類などの販売が好調だったほか、年間を通じて生鮮食品が相場高だったこともあり、飲食料品は好調に推移した。４月以降は駆け込み需要の反動や天候不順の影響などにより、衣料品全般の販売が低調だった。 1 ３．県別動向 (1)前年比 (既存店 ) 鳥合計取県島根県岡山県広島県山口県 ▲1.1(▲1.7) 1.9(▲1.2) ▲0.4(▲0.5) 0.8(0.4) ▲0.4(▲0.2) 百貨店 ▲2.2(▲0.7) ｘｘ 1.7(2.3) ｘスーパー ▲0.6(▲2.2) ｘｘ 0.2(▲0.8) ｘ注１：（）内は、前年の確報値（年間補正済）注２：「ｘ」は申告者の秘密保持のために秘匿にした箇所 (2)県別商品別動向 (注：前年比増減率は既存店 ) 鳥取県は、「身の回り品」、「家庭用電気機械器具」など５商品が前年を上回った。「飲食料品」、「婦人・子供服・洋品」など４商品が前年を下回った。全体としては前年比 ▲ １．１％と１７年連続で前年を下回った。島根県は、「飲食料品」、「家庭用電気機械器具」など６商品が前年を上回った。「婦人・子供服・洋品」、「紳士服・洋品」など３商品が前年を下回った。全体としては同１．９％と２年ぶりに前年を上回った。岡山県は、「その他の商品」、「身の回り品」など４商品が前年を上回った。「飲食料品」、「婦人・子供服・洋品」など５商品が前年を下回った。全体としては同▲０．４％と１８年連続で前年を下回った。広島県は、「その他の商品」、「飲食料品」など５商品が前年を上回った。「婦人・子供服・洋品」、「その他の衣料品」など４商品が前年を下回った。全体としては同０．８％と２年連続で前年を上回った。山口県は、「飲食料品」、「家庭用電気機械器具」など３商品が前年を上回った。「婦人・子供服・洋品」、「紳士服・洋品」など６商品が前年を下回った。全体としては同 ▲ ０．４％と２２年連続で前年を下回った。４．商品別動向商品名衣料品百貨店ス－パ－前年比前年比前年比前年比（既存店）（全店舗）（全店舗）（既存店） ▲ 1.4% ▲ 0.3% ▲ 4.6% ▲ 3.4% 「紳士服・洋品」（ ▲ 0.3%）（ 1.1%）（ ▲ 4.3%）（ ▲ 3.0%）「婦人・子供服・洋品」（ ▲ 1.8%）（ ▲ 0.8%）（ ▲ 4.4%）（ ▲ 3.3%）（2.1%）（ ▲ 6.6%）（ ▲ 5.6%） 0.0% 1.9% ▲2.1% ▲ 1.1% 「飲食料品」 ▲0.8% 0.2% 1.6% 0.1% 家庭用品 ▲ 1.6% 0.2% 1.1% 1.3% （ ▲ 1.1%）（ 1.3%）（ 4.1%）（ 4.9%）（ 5.7%）（ 5.7%）（ 4.6%）（ 4.4%）（ ▲ 2.6%）（ ▲ 0.9%）（ ▲ 1.2%）（ ▲ 1.3%）「その他の衣料品」「身の回り品」「家具」「家庭用電気機械器具」「その他の家庭用品」「その他の商品」（0.5%） 4.2% 2 5.0% ▲0.5% 0.5% 3