仕 様 書 1 業務名称 平成27年度中央区英語交流事業業務委託 2 事業目的と概要 ネイティブスピーカーの講師による英語のみの授業や課外活動を通じて、中央区在住の 子どもたちが英語に親しみ、異文化と関わる積極性や協調性、柔軟性などの多文化共生の 態度を身につけることを目的とする。 上記目的を達するために以下の観点をもって事業を実施する。 ア. 子どもたちが国際的なコミュニケーション能力の一つとなる英語に慣れ親しむ。 イ.英語を通じ国際社会に対する子どもたちの興味や関心を高める。 ウ. 異文化と関わる積極性や協調性、柔軟性など、子どもたちの多文化共生の態度を 育む。 エ.保護者に対し、国際的な舞台で活躍する子どもたちの育成にとって必要な知識 や理解を深める機会を提供する。 3 業務内容 (1)中央区在住の就学前児童(概ね5歳児)、小学校低学年生を対象とし、英語のみの授 業をベースにさまざまな課外活動を取り入れた「英語交流事業」の企画・運営及び関 係先との調整業務 ア. ネイティブスピーカーによる英語のみの授業を各クラス24回実施すること ※クラス編成について(各クラス15名程度) ・初心者クラス 就学前児童(概ね5歳児)クラス・・・1 クラス 小学校 1 年生クラス・・・2クラス 小学校2年生クラス・・・2クラス ・アドバンスクラス 小学校1年生~3年生クラス・・・1クラス ※平成26年度の参加者の中から、希望する者で編成する。 1年目の慣れ親しむ(インプット中心)から、自発的に他者に伝え る意欲と態度、表現力習得(アウトプット中心)への発展を目指し 実施する。 イ.ネイティブスピーカーの指導により、フィールドワーク、交流活動、創作体験 活動などの課外活動を各クラス3回実施すること 活動については、多様な教育要素を盛り込むこと なお3回の内、中央区内の資源を活かした課外活動を 1 回、アドバンスクラ スと他クラスとの交流体験を 1 回実施すること ウ. 発表会、レッスン参観を 1 回実施すること エ. 保護者を対象に講座を1回実施すること 国際的な舞台で活躍する子どもたちの育成にとって必要な知識や理解を深め るための保護者向け講座とすること オ. 中央区英語交流事業参加者募集の広報に関すること (チラシの作成、配布等) (2)実施報告等 事業の実施報告書(写真等の記録含む)を作成し、紙で 15 部、データでCD-R 1枚を提出すること (3)効果検証 ① 事業アンケートの実施及び意見集約・分析 ② 受講者の行動・状況の観察調査の実施及び分析・評価 (4)その他、事業目的の達成のために必要な事項、設営、準備、受付、開催、撤収等、 運営に関する一切 中央区英語交流事業参加者保護者向けに、事業開始までに説明会を実施すること また、中央区英語交流事業参加者を対象に損害賠償保険に加入すること 4 委託期間 契約日~平成28年3月31日 5 事業実施及び報告 (1)事業の進捗状況については、本市の要請に基づき、随時報告すること。 (2)個人情報の保管については、大阪市個人情報保護条例に基づき、厳重に行うこと。 (3)事業完了後に事業完了報告書、清算報告書等を速やかに提出すること。 (4)事業完了報告書類には、業務及び収支の詳細な内容を明記すること。 6 再委託 (1)業務委託契約書第16条第1項に規定する「主たる部分」とは委託業務における総合 的企画、業務遂行管理、業務の手法の決定及び技術的判断等をいい、受注者はこれを 再委託することはできない。 (2)受注者は、コピー、ワープロ、印刷、製本、トレース、資料整理などの簡易な業務の 再委託にあたっては、発注者の承諾を必要としない。 (3)受注者は、第1項及び第2項に規定する業務以外の再委託にあたっては、書面により 発注者の承諾を得なければならない。 (4)地方自治法施行令第167条の2第1項第2号の規定に基づき、契約の性質又は目的 が競争入札に適さないとして、随意契約により契約を締結した委託業務においては、 発注者は、前項に規定する承諾の申請があったときは、原則として業務委託料の3分 の1以内で申請がなされた場合に限り、承諾を行うものとする。ただし、業務の性質 上、これを超えることがやむを得ないと発注者が認めたとき、又は、コンペ方式若し くはプロポーザル方式で受注者を選定したときは、この限りではない。 (5)受注者は、業務を再委託に付する場合、書面により再委託の相手方との契約関係を明 確にしておくとともに、再委託の相手方に対して適切な指導、管理の下に業務を実施 しなければならない。 なお、再委託の相手方は、大阪市競争入札参加停止措置要綱に基づく停止措置期間中 の者、又は大阪市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札等除外措置を受けている 者であってはならない。 7 留意事項 業務実施に当たっては、以下の項目に留意すること。 (1)受注者は、この仕様に基づき常に本市と連絡を取り、その指示に従うこと。 (2)本事業における課外活動を実施するにあたり、気候・天候の条件に対応できるよ う配慮すること。また、受講者の年齢層を鑑み、安全面の確保については細心の確 保を図ること。催し等開催につき、業務を滞りなく運用できるよう、責任者を置い たうえで、必要な人員を配置し、また、催し終了後、会場内の備品・設備等の撤去、 清掃、ごみ処理等を行い、現状に回復すること。 (3)本業務において作成した図面、各種デザイン、意匠等に関する著作権は、すべて中 央区役所に帰属するものとする。 (4)本事業は、中央区役所と連携して実施することとし、本仕様書に定めのない事項につ いては、その都度、中央区役所(担当:市民協働課市民活動支援グループ)と受注者 において適宜協議、調整を行い決定する。
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