所沢にゆかりのある絵画展 所沢市では、山路眞護、内田晃、上村次敏など、所沢にゆかりのある画家の皆様か ら多くの絵画作品が市に寄贈され、収蔵されております。 この貴重な所蔵美術品を市民にお披露目する機会として、今回「所沢にゆかりのあ る絵画展」を企画いたしました。今回の絵画展では市所蔵美術品のうち洋画界で活躍 した山路眞護、内田晃、上村次敏3氏による29作品の展示と、所沢市美術連盟洋画 部門の協力により、現在画壇で活躍されている所沢の誇る洋画界の代表作家8名の展 示も同時におこないます。この機会にぜひ、ごゆっくりご鑑賞ください。 山路眞護「巴里」 内田 晃「パリー裏通り(B)」 所沢市美術連盟代表作家 安食 一雄 倉橋 寛 澤村みちる 清水 要 杉 僑二 清田 博義 博 徳田 宏行 筒井 [50音順] 上村次敏「ウーヴルB」 2015年2月26日(木) 3月1日(日) 所沢市民文化センターミューズ展示室 入場無料 午前10時~午後5時(最終日は3時まで) 主催:所沢市教育委員会、公益財団法人所沢市文化振興事業団 共催:所沢市美術連盟 問い合わせ先: 所沢市教育委員会社会教育課 04(2998)9242 所沢にゆかりのある絵画展 内田 山路眞護 略歴(1900年~1969年) 山路眞護は、明治33年に所沢で生まれた画家で す。昭和5年から7年までパリに滞在し、エコー ル・ド・パリの画家たちと同時代を過ごしていま す。帰国後は、二科展を中心に活躍しました。ま た、昭和12年に、東京・ロンドン間の飛行記録を 作った朝日新聞社「神風」号の塗装デザインを行 うなど、航空の歴史とも深いつながりがありま す。 所沢市所蔵…「巴里」他 計23点 所沢市所蔵…パリ青年ビエンナーレ出展作品3点 略歴(1918年~2004年) 内田晃は、大正7年に川越市で生まれた画家で す。当初は白日展に出品し、昭和33年に白日会 会員に推挙されましたが、昭和42年から第一美 術協会に転じ、昭和44年第一美術展最高賞を受 賞、その後、大調和会が復活すると参加し、昭和 49年同会会員となり、平成元年大調和展文部大 臣賞(最高賞)の栄に浴しました。晩年は所沢市、東 村山市で過ごし、ヨーロッパの風景を叙情的に描 いた絵画や個性的な人物画で人気を博しました。 所沢市所蔵…「パリー裏通り(B)」他 計3点 上村次敏 略歴(1934年~1998年) 上村次敏は、昭和9年福岡県に生まれ、昭和42 年から亡くなるまで所沢市に在住していました。 若くして、植物のような形が増殖する強烈な色彩 の水彩画で知られるようになり、昭和38年にはパ リ青年ビエンナーレに選ばれています。1980年 代からは、テンペラの技法によって、天地が反転 する不思議な空間を描きました。イタリアの都市 やブリュゲールなどの名画を、複数の視点から細 密に描いた作品は、まるで迷宮に迷い込んだかの ような感覚をもたらします。 晃 所沢市美術連盟代表作家(8名) 安食 清水 筒井 一雄 要 博 倉橋 杉 徳田 寛 僑二 宏行 澤村みちる 清田 博義 [50音順] 今回展示していただく8名は、「所沢市美術展」 洋画部門の審査員を務めており、所沢市のみなら ず、国内においても活躍しており、二科会評議委 員、太平洋美術会会長、月刊社会教育表紙絵画 家、旺玄会理事、行動美術協会会員、光風会会員 、白日会会員など顔ぶれも多彩で、所沢の誇る洋 画界の代表作家です。 展示作品…13点(予定) 展示作品一覧(所沢市所蔵作品29点) (山路眞護)巴里、受胎告知、漂流、寂寥orアンジュラス、旗とポーリー、二人の天使、慕情、季節 継承のエスプリ、tete de Meduse、王様歯医者へ行こう、神託を信ずる男、時計師、白い猫 ANIMAL(1)、ANIMAL(2)、洋裁師、靴を磨く、テレビタレント、忘却の祖国、消ゆる栄光 マフラーの原画、VIVE ROI (内田 晃)晩秋の古都、パリー裏通り(B)、構図 (上村次敏)ウーヴルB、ウーヴルD、ウーヴルE 所沢市民文化センターミューズ案内図 交通案内 西武新宿線「航空公園」駅より徒歩約10分 西武新宿線「航空公園」駅東口より約3分 「文化センターミューズ」下車すぐ 関越自動車道所沢I.C.から約30分 駐車台数:350台 料金:1回500円 会場:所沢市民文化センターミューズ展示室 〒359-0042 所沢市並木1-9-1
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