当日説明資料(スライド1)

(仮称)小柴貯油施設跡地公園整備計画
環境影響評価方法書説明会
平成27年2月
建 築 局
環境創造局
都 市 計 画 課
公園緑地整備課
説明内容
公園整備計画
1. 計画地の概要
2. 計画内容
3. 整備スケジュール
環境影響評価
1. 環境影響評価制度
2. 環境影響評価方法書の内容
3. 縦覧及び意見書
公園整備計画
1.計画地の概要
案内図(金沢区区民生活マップ)
京急富岡駅
並木中央駅
能見台駅
幸浦駅
産業振興
センター駅
計画地
福浦駅
海の公園柴口駅
金沢文庫駅
八景島駅
至金沢八景駅
市大医学部駅
接収から返還までの経緯
昭和23年10月3日
旧日本海軍の施設が米軍により接収された。
昭和56年10月13日
6号タンクが爆発し、火災が発生したが、市消防局消防
隊と米軍消防隊との共同活動で消火された。
平成16年10月18日
日米合同委員会において、一部返還の方針が合意。
平成17年10月18日
日米合同委員会において、陸地部分全域と制限水域の一
部の平成17年末を目途とする返還予告及び保持される制限
水域に係る名称・使用条件の変更が合意。
平成17年12月14日
小柴貯油施設の陸地部分全域と制限水域の一部が返還。
航空写真(南東側からの鳥瞰)
敷地面積:約55.6ha
対象事業実施区域(概要)
撮影:平成26年6月
計画地の状況(1)
1
1
2
3
3
2
対象事業実施区域(概要)
撮影:平成26年6月
計画地の状況(2)
4
5
4
5
対象事業実施区域(概要)
撮影:平成26年6月
計画地の状況(3)
7
6
7
対象事業実施区域(概要)
6
撮影:平成26年6月
地下タンク等の状況
凡 例
大型地下タンク
11基
小型地下タンク
14基
地上タンク
5基
廃油タンク
4基
地下トンネル
小柴貯油施設跡地
返還後の経緯
2.計画内容
公園計画の基本テーマ
「緑からつくり育む環境体感公園」
森と海に抱かれた自然空間を、市民が憩い、集い、
楽しむとともに、みどりアップや生物多様性、地球環境
の大切さを、市民が感じ、学び、育てる緑の拠点としま
す。
また、これまでの計画等を踏まえ、「緑」、「環境」、
「歴史と景観」の3つのつながりに重点をおいた計画と
します。
ゾーニング
ゾーニング(緑の広場空間創造エリア)
エリアの考え方
ゾーニング
草地広場ゾーン
平坦な地形を活かした広場を中心 センター広場ゾーン
とした空間とし、樹木だけでなく彩
りのある花も含めた新たな緑の創 多目的レクリエーション
広場ゾーン
造を図る。
また、管理センターや駐車場など 駐車場ゾーン
管理施設を配置する。
小柴埼緑道の一体整備
ゾーニング(里山空間再生エリア)
エリアの考え方
ゾーニング
計画地南側の市民農園(柴シーサイド 谷戸空間再生ゾーン
ファーム)に隣接し、ホタルなどが生息す 里山農体験ゾーン
る細長い谷戸地形となっている。
生物の生息環境の再生や市民協働によ
る樹林地の保全などを行いながら、農体
展望広場ゾーン
験もできる里地里山空間の再生を目指
す。
ゾーニング(自然環境保全エリア)
エリアの考え方
ゾーニング
旧来の樹林地など自然環境の保全を
自然環境保全ゾーン
基本とする。
ゾーニング(活動・体験・学習エリア)
エリアの考え方
ゾーニング
緑化・環境体験
地下タンクなどの処理を行いながら、緑の ・学習ゾーン
再生を図るとともに、緑や環境に係る様々
な活動や体験、学習の場を目指す。
タンク広場ゾーン
基本計画図
主な課題への対応方針(1)
貯油タンクの処理
敷地内には大型、小型の地下タンクや地上タンク
などがあり、調査によって安全性を確認しながら
次の方向性で具体的な方法を検討します。
大型地下タンク
躯体は撤去せず、他の公園緑地工事等で発生した土で
埋め戻して、広場等の利用を基本とし、一部を歴史的遺
構として保全活用
小型地下タンク
躯体は撤去せず、太陽光発電の設置や敷地内の発生土
の処理等に活用
地上タンク
一部をモニュメントや壁面緑化等の見本園、拠点施設と
して活用し、残りは撤去
主な課題への対応方針(2)
土壌汚染対策
• 国の調査により、タンクや地下トンネル、パイプラ
インの周辺を中心に鉛等の土壌汚染が確認され
ており、モニタリング調査を実施しています。
• 土壌汚染対策法等に基づいて、盛土や土の入れ
替え、立入禁止などの対策を行い、入れ替えた土
は敷地内の地下タンクを活用して処理します。
• 地下水については、モニタリング調査による監視
体制を継続します。
主な課題への対応方針(3)
防災への配慮
• 広域避難場所を想定して、災害時に活用が可能な
広場を確保します。
• かまどベンチや非常用トイレなどを設けるほか、
管理センターなどの建物や照明、太陽光発電などの
施設が災害時にも活用できるよう工夫します。
主な課題への対応方針(4)
動線計画
• 歩行者動線は、既存ゲートを活用するほか、
柴シーサイドファーム口などの出入口や、
小柴埼緑道と一体利用できる園路を設置します。
• 金沢緑地の一部施設改良整備が予定されており、
今後その整備計画に併せて本事業の動線計画を
見直します。
• 園路については、通常時の公園利用だけではなく、
災害時の利活用や工事期間中の利用者の安全確
保等を想定した規模や構造等を検討していきます。
3.整備スケジュール
整備スケジュール(予定)
平成26~
平成29~
平成35~
平成39~
28年度
34年度
38年度
44年度
環境影響評価
都市計画手続等
平成31~32年度一部供用開始
第1期
第2期
第3期
樹林地保全管理・植樹等
タンク処理、樹林地保全管理・植樹等