納税義務者は住民票の世帯主となっております。世帯主本人が国保加入者でなく ても、世帯の中に一人でも加入者がいれば納税義務者となります。なお、社会保険等 への加入や脱退など、国保資格に変更があった場合は、変更日から14日以内に市役所総合サービス課、 長沼支所・岩瀬支所市民サービス課で手続きをしてください。 ≪国民健康保険税の決まり方≫ 国民健康保険税(国保税)は、国保加入者の医療費を賄う大切な財源です。国保税の総額については、 平成26年度に見込まれる支出額から国・県などからの補助金等の収入額を差し引いた額となります。 国保税の総額=支出 ・医 療 分(医療費や出産育児一時金など) ・支援金分(後期高齢者医療費への支援金) ・介 護 分(介護保険事業にかかる費用) - 収入 (国や県からの補助金等) ≪国保税の計算≫ 国保税の計算は、下表のとおり3つの内訳(医療分、支援金分、介護分)があり、それぞれ所得割、 均等割、平等割の3区分に分かれています。なお、本年度の税率は据え置くこととしましたが、課税限 度額は支援金分と介護分がそれぞれ2万円引き上げられました。 介護分については40歳以上の方が介護保険の給付を受けるために課税されます。ただし、65歳以 上の方は国保税とは別に介護保険料として納めます。 国保税=国保加入者全員の所得割の合計+(均等割×加入者数)+(平等割) 内 訳 所 得 割 均 等 割 平 等 割 課税限度額 医 療 分 (所得額-33 万円(基礎控除))×7.53% 23,200 円 23,200 円 51 万円 支援金分 (所得額-33 万円(基礎控除))×2.51% 7,700 円 7,700 円 16 万円 介 護 分 (所得額-33 万円(基礎控除))×1.95% 8,200 円 5,600 円 14 万円 ・所得割:世帯の国保加入者の所得金額により算出される金額 ・均等割:世帯の国保加入者の人数により算出される金額 ・平等割:国保加入者1世帯あたりの金額 ※ 所得額は平成25年中の額です。 ※ 国保税は加入した月から、脱退した月の前月までの月割課税となります。 年齢別による国保税 国保税は、年齢の区分により2つ又は3つの区分の合計額となります。 A 40 歳未満の人 B 40 歳以上 65 歳未満の人 C 65 歳以上 75 歳未満の人 医療分+支援金分 医療分+支援金分+介護分 医療分+支援金分 例)4 人世帯でAが 1 人、Bが 2 人、Cが 1 人の場合 ・医 療 分=4 人 の 所 得 割 の 合 計 +(23,200 円(均等割)×4)+(23,200 円(平等割)) ・支援金分=4 人 の 所 得 割 の 合 計 +( 7,700 円(均等割)×4)+( 7,700 円(平等割)) ・介 護 分=B2人の所得割の合計 +( 8,200 円(均等割)×2)+( 5,600 円(平等割)) 裏面もご覧ください。 ≪国保税の軽減≫ ◎ 低所得者に対する均等割額と平等割額の軽減 所得に応じて均等割と平等割を7割、5割、2割の軽減を行います。特に手続きは必要ありませんが、 所得が未申告の場合は判定ができませんので、必ず所得申告をするようにしてください。 なお、今年度から5割、2割軽減の範囲が拡大されました。 軽減割合 7割 判 定 基 準 判定基準所得額が 33 万円以下 判定基準所得額が(被保険者等※の人数×24.5 万円+33 万円)以下 判定基準所得額が(被保険者等※の人数×45 万円+33 万円)以下 5割 2割 判定基準所得額=擬制世帯主(国保に加入していない世帯主)を含めた被保険者全員の所得の合計 ※ 被保険者等・・・国保被保険者と国保から後期高齢者医療制度に移行した人をいいます。 ◎ 非自発失業者に対する軽減 次の要件全てに該当する方の国保税を算定する際に、前年の給与所得を3割に減額して行います。 なお、軽減期間は離職した次の日から翌年度末までとなります。 ・該当要件 ① 倒産や解雇、雇い止めなどで離職された方 ② 雇用保険受給資格者証の離職理由が「11,12,21,22,23,31,32,33,34」のいずれかである方 ③ 雇用保険により失業給付を受ける方 ・手続きに必要なもの 雇用保険受給資格者証(ハローワークで発行) ≪納付方法と納期≫ 普通徴収と特別徴収があります。ただし、年度の途中で普通徴収から特別徴収に切り替わる場合があり ます。 ◎ 普通徴収 特別徴収以外の方は納付書で金融機関、コンビニエンスストア、本年度から開始しましたクレジッ トカード(インターネット利用のみ)にて納付していただきます。なお、納付には金融機関での口座 振替が便利ですのでご利用ください。 期 別 納期限 第1期 第2期 第3期 第4期 第5期 第6期 第7期 第8期 7 月 31 日 9月1日 9 月 30 日 10 月 31 日 12 月 1 日 12 月 25 日 2月2日 3月2日 平成26年度分を7月から翌年2月まで8回での納付となります。ただし、7月以降に加入手続きをさ れた場合には、手続きをした月の翌月からの納付となります。 また、加入手続きをした時点で所得額を他市町村に照会する必要がある方につきましては、照会の結果 所得割が増額した場合には、再度税額を変更した納付書を送らせていただきますのでご了承願います。 ◎ 特別徴収 対象は国保加入者全員が65歳以上で世帯主が年金を年額18万円以上受給している世帯です。国 保税は平成26年度分を4月から翌年2月までの計6回、年金を世帯主の口座に振り込む前に年金か ら差し引きとなります。なお、滞納のない方は希望の口座から引き落としにすることもできますが、 そのためには「特別徴収から口座引き落としへの切り替えの申請」が必要となります。 年金支給月 4月 6月 8月 10月 12月 平成26年度国保課税額 差し引き額 平成26年2月と同額 [問い合わせ先] 総合サービス課国保係(市文化センター内) 残りの額/3回 88-9135 2月
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