放課後子ども教室推進事業

平成 26 年度
担
第5次結城市総合計画実施計画策定及び行政評価シート 当
部
署
1.事業の概要
部 局 名 保健福祉部
課
名 子ども福祉課
係
名 子育て支援係
記入者
(2) 事務事業 放課後子ども教室推進事業
[新規又は継続]
の名称
(4) 総合計画での位置づけ
(6) 事業主体
(7) 予算・ 事業の性質
① 事業の区分 主要事業
財源等 会計区分
ページ)
② 施策コード
(総合計画掲載ページ
42301
の種別 財源区分
基本目標(政策) 4 未来を担う子どもと地域を支える市民を育むまちづくり(教育・文化)
(1) 事業種別
95
№
122
(3) 事業の
優先度
電話(内線)
継続
市
一般事業費(ソフト事業)
一般会計
県補助
基本施策
2 生涯を通じてともに学べる環境づくり(生涯学習・地域教育・青少年の健全育成)
施策
青少年の健全育成
款 10
項5
目3
予算書上の 放課後子ども教室推進事業
施策内容
学童期の各種体験活動の充実
事業名称
(5) 事業期間
開始 平成
19
終了
年
年
5
予算科目
(8)事務分類
月から
月まで(
カ年)
C
(予算書 120 ページに掲載)
自治事務
根拠法令
2.事業の目的及び内容
(1) 対象(だれに対して・何に対して行うのか)
(3) めざす姿(意図・どのような状態になるのか)
放課後子ども教室参加希望者
小学校の空き教室等を使って放課後等に子どもの安全な居場所づくり
と勉強やスポーツ・文化活動,地域住民との交流活動等を実践し,児童
健全育成を図る。
(2) 手段(事業内容・どのようなことを行うのか)
事業は,学校,保護者,コーディネーター,指導員,関係行政機関
からなる放課後子どもプラン運営委員会を設置し,学童クラブと連
携を図りつつ,地域協力者の指導のもと,放課後等に月2回から4
回,以下の活動を実施する。
・創作(紙飛行機,行燈作り,凧作り,ダンボールロボット工作等)
・体験(昔遊び,将棋,トランプ,天体観測,生け花,泥団子等)
・これらの活動を実施するため,コーディネーター及び指導員会議
を開催し,活動内容を決める。また,年度末には情報交換を兼ねて
振り返りの会議を開催する。
(4) 事業開始のきっかけや他市の状況など
(※ 1-(8)事務分類が法定受託の場合は記入の必要なし)
文部科学省の呼びかけにより県委託事業として平成16年度地域子ども教室1か所がス
タートした。平成19年度から文部科学省厚生労働省による放課後子どもプラン推進事業
としてリニューアルし,地域子ども教室は放課後子ども教室となり,学童クラブと連携して
実施することになった。連携の仕方として学童クラブ児童も参加できる活動を企画し実施
している。子ども教室の取り組み状況は,県の資料によるとH25.5.1現在44市町村で665
か所となり毎年増加している。
(5) 事業をとりまく環境の変化(社会環境,市民ニーズ等)や市民・議会の要望,意見等とそれに対する対応
各子ども教室指導員の中からコーディネーターを選出し,活動の中心として教室ごとに毎回出席していただいた。今後,開催箇所を増設
し,開催日が重なる場合を想定すると,事務局の関わり方はどうあるべきか考えていく必要がある。また,学童クラブとの連携の在り方に
ついて,子ども教室では様々な体験から学べることや子どもたちが楽しく参加できること等について理解してもらい,一緒に活動できる日
数を増やしながら,連携を深められるようにする。
3.事業コスト
行政評価
実績内容の評価
実施計画
● 予算内訳
実績額(千円)
事業内容
25
報酬費
コーディネーター等謝礼
運営委員会委員謝礼
(
事 消耗品費
業 食糧費
1 費 通信運搬費
)
事
務
事
業
費
の
コ
ス
ト 財
源
保険料
合計
国庫支出金
(千円)
県支出金
(千円)
地方債
(千円)
年度
検討・改善
検討・改善内容を反映
当初予算額(千円)
計画額・見込額(千円)
26
年度
0
890
54
241
5
48
28
0
1,095
60
271
6
52
40
1,266
1,524
843
1,014
423
1,266
510
1,524
その他特定財源 (千円)
一般財源
合計
(千円)
(千円)
補助・起債制度名
放課後児童健全育
成事業費補助金
放課後児童健全育
成事業費補助金
27
年度
28
年度
29
年度
4.指標の検証(活動指標・成果指標)
指標の名称
単位
25 年度
26 年度
27 年度
28 年度
29 年度
4
5
6
7
150
170
190
80
100
120
140
80
77
100
100
100
57.1 %
55.0 %
2,120
3,000
3,400
3,800
1,881
2,120
3,000
3,000
3,000
49.5 %
55.8 %
(1) 活動指標(実施した事業の内容)
目標値
指 開催学校数
標
名 参加登録児童数
実績(見込)値
目標値
実績(見込)値
校
人
4
4
106
126
106
(2) 成果指標(事業実施によるめざす姿の達成度)
目標値
のべ開催日数
実績(見込)値
指
標
名
日
達成率
目標値
のべ参加児童数
実績(見込)値
達成率
人
5.事業評価
(1)平成25年度の行政評価結果をうけて,平成25年度に取り組んだ改革改善点があれば記載してください。
各子ども教室指導員の中からコーディネーターを選出し,活動の中心として教室ごとに毎回出席していただいた。今後,開催箇
所を増設し,開催日が重なる場合を想定すると,事務局の関わり方はどうあるべきか考えていく必要があるが,行政主体の運営
から地域のコーディネーターを中心とした運営に変わったことは大きな成果である。
(2) 項目別評価
評価項目・客観的評価
理由
事業の必要性
A
必要性は高い
放課後の子どもの安全な居場所づくり,勉強やスポーツ・文化活動,地域
住民との交流活動等のために,放課後子ども教室の必要性は高い。
実施主体の
妥当性
A
妥当である
行政が行うことで,保護者も安心して子どもを参加させることができる。
手段の妥当性
A
妥当である
子どもの安全な居場所が確保されている。
効率性
コスト効率
人員効率
A
改善の余地はない
謝金については,県交付要項に従って支払っている。
公平性
受益者の偏り
B
どちらとも言えない
未開催箇所があるため,今後開催校を増やすことが課題である。
有効性
成果の向上
A
上がっている
放課後の子どもたちの安全な居場所づくりと様々な体験活動実施の場を地
域の大人やヤングボランティアが関わりながら実践している。
進捗度
事業の進捗
A
順調である
今後,子ども教室の開催箇所は増えていくことが予想される。
必要性
妥当性
(3)総合評価 上記評価を踏まえて事業全体について評価し,問題点・課題等を指摘してください。
ヤングボランティア担当の生涯学習課へ子ども教室の活動実施日を連絡し,市内の高校生や中学生で子ども教室へボランティアとして参加
できる生徒の報告をいただき,子どもたちと一緒に活動していただいた。生徒の中には,子ども教室の卒業生もおり,児童健全育成の目標が
達成されているものと考える。今後は,未実施小学校へ事業実施に向けて理解を得ることや協力できる地域の指導員確保に努めていくとと
もに,学童クラブへも連携して活動できるように働きかけていく。しかし,そのためには謝金等予算の確保が不可欠となる。
(4)対応策・提言等 この事業を今後どのように改善・改革をしていきますか?
今後,市内全部の小学校と特別支援学校で実施できるよう毎年増やしていく予定であるが,未実施校における地域の指導員,
学生等のスタッフの確保と学校の空き教室を確保する必要がある。増設するにあたっては,子ども教室専任のコーディネーター
を配置し,連絡調整しながら実施することが理想であり,未実施校へ子ども教室について理解と協力をいただくこと,児童の参加
についてのニーズ状況の調査が欠かせない。
6.事業の方向性判断
評価主体
26年度以降の事業の方向性
評価理由・根拠
改善・改革しながら継続(成
(1)記入者評価 果向上・コスト維持又はコスト削
記入者が評価を行う 減,成果維持・コスト維持又はコス 注)記入者は「5.事業評価」を記載するため,この欄は未記入で結構です。
ト削減)
(2)一次評価
学童クラブとの合併がむずかしい。今後,継続するか検討。
(3)最終評価
上記評価のとおり。
事業の方向性については,課内で再検討し,意思統一を図られたい。
現状のまま継続
担当課長が評価を行う (改善・改革なし)
企画調整会議において
評価を行う