知の市場 独立行政法人物質・材料研究機構 1. 2009年度の実施情況 1) 各科目の開講実績 科目 No. 科目名 開講期間 申込受 講師 応募 理期間 数 者数 受講 出席状況 修了者 修了率 者数 (回平均) 数 前 BT521a 物質材料特論 1a 期 4/10~7/24 (15) 1/5~ 5/1 15 50 41 後 BT521b 物質材料特論 1b 期 10/2~1/15 (15) 1/5~ 10/19 15 45 40 30 95 81 合 計 28.9 人 14 回まで 24.1 人 28 68% * *後期についても前期と同様に標準成績評価基準に基づいて評価し、知の市場と連名の修了証を発行 する。なお最終レポート課題は12 月 25 日に提示、修了証発行は3月の予定。 2) 応募者の分析結果 分析結果を別紙(NIMS「BT521a 受講者属性解析」)に示す。 2. 2009年度アンケート実施状況と結果 1) 各講義終了後の小レポートアンケート結果 (5 点評価の平均値) 科目 No. (1)講義に満 足しましたか (2)講義が理解 できましたか (3)講義のレベル はどうでしたか (4)講師の話は分かり 易かったですか (5)教材は分かり 易かったですか BT521a 4.1 3.9 3.3 4.0 3.7 BT521b 14 回迄 4.1 3.7 3.5 3.9 3.8 2) 各期終了後の受講者・講師アンケート 1/12 現在 a. 受講者アンケート 科目No. 前期 BT521a 後期 BT521b 科目名 物質材料特論 1a 物質材料特論 1b 実施時期 対 象 2009 年 4 月~ 受講者全員 7月 2009 年 10 月~ 受講者全員 2010 年 1 月 合 計 人数 回答数 回答率 41 23 40 * 56 81 b. 講師アンケート 科目No. 科目名 前期 BT521a 物質材料特論 1a 後期 BT521b 物質材料特論 1b 実施時期 2009 年 4 月~7 月 2009 年 10 月 ~2010 年 1 月 対 象 人数 回答数 回答率 講師全員 15 7 講師全員 15 * 合 計 30 *受講者・講師アンケートは最終講義終了後、早急に実施する予定である。 47 3) 前期終了後のアンケート回答の分析結果 前期のアンケート質問項目の一部について、分析結果を別紙(NIMS「BT521a アンケート結果」)に示す。 3. 2010年度の開講科目 独立行政法人物質・材料研究機構が知の市場と共催で前期 1 科目、後期 1 科目の合計 2 科目を開講する。 当初の予定では NIMS の研究活動を研究者自身が紹介する形で 2 年間実施することとされ、2010 年度は前 期第1回目の概要紹介を除き新たな研究ユニットが講義を担当するため新規科目とした。なお、2011 年 度以降については今年度に検討される予定である。 (シラバスは別添参照) 科目No. 科目名 副 題 前期 BT521c 物質材料特論 1c 物質・材料基盤技術とナノ材料の科学と展開 3 後期 BT521d 物質材料特論 1d 物質・材料基盤技術とナノ材料の科学と展開 4 4. 2010年度前期に向けての広報計画 2009年度と同様に実施。 ① NIMS 公式ホームページ及び知の市場ホームページへの掲載 ② NIMS イブニングセミナーのメーリングリスト及び知の市場友の会経由でのメール配信 ③ 「NIMS NOW」等 NIMS 広報誌への掲載の働きかけ ④ 業界新聞等への掲載依頼の働きかけ 5. 公開講座運営上の問題点と課題 1) 2009年度の問題点および対応 ① 講義室あるビルが古く空調が不十分なため夏季に受講生が多いと蒸し暑くなるが、扇風機を設置 する以上の良い解決法がないままとなっている。 ② 講義中の質問については、講義時間が少なくなり説明できない資料が出てくることがあるため、 開催案内時に質問は簡潔にすることをお願いしているが、一方、他の受講生の理解に役立ったり、 また研究者の生の声が聞けることもあり、その場での対応はしていない。 ③ 講義資料については前期は白黒コピーであったが、講義で使用される図やグラフの色分けが判別 しにくいため後期はカラーコピーとした。講義資料が整うのはほとんどの場合、前夜か当日午前 中のためホームページへの事前 PDF の掲載には対応できない。 ④ 受講生の知識や経験、専門性の幅が広いため、講師より講義の的が絞りにくいといわれることが 多く、実際に講義後の小レポートにおいて理解できたとする方から難しかったとされる方まで広 がっている。しかし、講師にとって様々な内容やレベルの質問がくることが良い刺激となってお り、また受講生も脱落せずに開講期間聴講を続けられているので、しばらくはこのままで進めた い。 ⑤ 講義内容に動画が多く採用されるようになり、講義室備え付けのプロジェクターやパソコン・ソ ウトでは対応が難しくなりつつある。 現在のところ講師にパソコンを持ち込んでもらっているが、 今後対応が必要な課題である。 ⑥ 講義開始時間について、現役の受講生から 18 時からにしてほしいとの希望が口頭で出ている。 2) 2010年度に向けての改善点、計画 ① 講義室の環境改善、パソコン・ソフトなど機器の更新、受講生間の交流活動の支援などの検討 を行い、改善可能なものは実施する。 6. 第1回知の市場年次大会 参加予定。 7. 知の市場および知の市場事務局への要望・提案 とくになし。
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