ジュニア NISA の口座受入は 28 年 4 月開 始 NISA 上限は 28 年から年間 120 万円に 平成 27 年度税制改正の中で、注目される項目の一つとして挙げ られるのが、未成年者口座内の少額上場株式等に係る配当所得及 2015 年(平成 27 年) 2 月 5 日(木) 発行:JP税務戦略研究会 監修:税理士法人 総和 Scope NISAの改正 び譲渡所得等の非課税措置、いわゆる「ジュニア NISA」の創設だ。 その年 1 月 1 日において 20 歳未満である居住者等が、未成年者 口座に設けた非課税管理勘定及び継続管理勘定において管理され ている上場株式等の配当等及び上場株式等の譲渡所得等について は、所得税が課されない。 非課税管理勘定は、平成 28 年から平成 35 年までの各年に設け ることができ、毎年 80 万円を上限に、新たに取得した上場株式等 の受け入れあるいは同一の未成年者口座の他の非課税管理勘定か ら移管される上場株式等の受け入れが認められる。非課税となる 期間は、非課税管理勘定を設けた日の属する年の 1 月 1 日以後 5 年を経過する日までの期間とされている。 継続管理勘定は、平成 36 年から平成 40 年までの各年に設ける ことができ、毎年 80 万円を上限に、同一の未成年者口座の非課税 管理勘定から移管される上場株式等の受け入れが認められる。配 当及び譲渡所得等が非課税となる期間は、その継続管理勘定を設 けた日からその未成年者口座を開設した者がその年 1 月 1 日にお いて 20 歳である年の前年 12 月 31 日までの期間とされている。 未成年者口座内の上場株式等及び課税されなかった配当等は、 災害等やむを得ない事由がない限り、満 18 歳となるまでの間は払 い出しが認められない。 払出制限について要件違反があった場合には、過去の利益につ いて 20%税率で源泉徴収されることになる。 未成年者口座を開設している者が 20 歳に到達した場合には、ジ ュニア NISA から NISA への移管が認められる。 なお、今回の改正は、平成 28 年 1 月 1 日以後に口座開設の申し 込みがされ、同年 4 月 1 日から同口座に受け入れる上場株式等に 適用される。 27 年度改正では、NISA につ いても改正が行われていま す。年間の投資上限額(現行 100 万円)を毎月の定額投資 に適した金額として、平成 28 年から年間 120 万円(毎 月 10 万円×12 か月)に引き 上げることとされていま す。世帯単位でみた非課税 投資可能額の引き上げを狙 ったもので、夫婦子 2 人の 世帯をモデルとすると、こ れまで非課税額の累積は夫 婦 2 人で 1,000 万円でした が、改正後は世帯合計で倍 の 2,000 万円となります。
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