平成26年度社会福祉法人指導監査基本方針及び重点着眼事項

平成26年度社会福祉法人指導監査基本方針及び重点着眼事項
平成26年度社会福祉法人指導監査を効率的かつ効果的に実施するため、須賀
川市社会福祉法人指導監査実施要綱第5条の規定に基づき、基本方針及び重点着
眼事項を次のように定める。
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基本方針
社会福祉法人に対する指導監査については、関係法令、通知に基づき、法人
運営、施設運営及び施設利用者の処遇が適正に行われることを目的として実施
する。
法人運営については、不祥事等不適切な運営を未然に防止し、適正な法人運
営と円滑な社会福祉事業の確保を図ることを目的に実施する。
また、社会福祉法人に対して福島県が行った過去の指摘事項に対する改善状
況報告書の回答内容を十分把握し、現状の確認、評価を行い、必要な場合には
継続指導を行うことにより確実な改善を図る。
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平成26年度指導監査の重点着眼事項
(1) 適正な法人運営の確保
理事会は、法人運営の適否を左右する重要な機関であることから、理事
の適格性や独立性を確認することにより、その役割が十分果たされるよう
指導する。
また、監事は法人の財産や理事の業務執行の状況を監査する重要な機関
であることから、監事の適格性や独立性を確認することにより、その役割
が十分果たされるよう指導する。
(2) 経営基盤の強化
不安定な経営状況にある社会福祉法人に対して、自ら経営状況の把握・
分析を行い、それに基づく経営改善計画の作成及びその実行がなされてい
るかを確認し、その適正化を図る。
(3) 適正な会計処理の確保
会計処理については、会計責任者と出納職員の兼務を避ける等、内部牽
制体制を確立するとともに、法人が定める経理規程及び社会福祉法人会計
基準等の関係通知に基づき、適切な契約事務及び適正な会計処理が確保さ
れるよう指導する。