「消費生活相談員レベルアップ講座」業務委託企画提案募集要項

「消費生 活相談 員レ ベルアッ プ講座 」 業 務委託 企 画提案 募集 要項
(消費者行政活性化基金活用事業)
平 成 27 年 2 月 10 日
岩手県立県民生活センター
本 要 項 は 、平 成 27 年 度 当 初 予 算 案 が 成 立 す る こ と を 前 提 に 進 め て い る た め 、同 予 算 成
立をもってはじめて有効となります。よって、成立しなかった場合又は予算額が修正さ
れた場合には、手続きを変更又は中止することがありますので、あらかじめご承知願い
ます。
Ⅰ
事業の趣旨
本事業は、消費生活相談業務に従事している県及び市町村の職員 を対象として、体系
的な研修を実施し、専門的知識及び実務能力の向上を図ることにより、県内の消費者行
政を推進することを目的とするものです。
Ⅱ
事業の概要
1
事業概要
(1) 委 託 す る 研 修 内 容
消費生活相談業務に必要な基礎的・実務的知識の習得・向上のた
めの、各分野の専門家(弁護士、監督官庁や各種団体の職員、消費
生活相談員等)による講義及び演習。
内
容
なお、カリキュラムについては別紙を参照してください。
また、次の①~③については、必須条件とします。
①カリキュラムの内容については、消費生活専門相談員、消費生
活アドバイザー等資格認定試験レベルのものとすること。
②弁護士等講師の選定にあたっては、当県在住者を率先して活用
すること。
③ 各 回 の 講 義 終 了 後 30 分 程 度 で 講 義 内 容 に 即 し た 模 擬 テ ス ト( 解
答解説含む)を行い、学習の定着を図ること。
実
施
回
数
全 10 回( 平 成 27 年 5 月 か ら 平 成 28 年 2 月 ま で の 原 則 第 2 金 曜 日( 8
月 は 第 1 金 曜 日 ) 午 後 1 時 か ら 午 後 4 時 30 分 ま で 。)
実
施
場
所
岩手県立県民生活センター
員
20 人 程 度 ( 県 ・ 市 町 村 か ら の 推 薦 )
定
研修室(使用料無料)
(2)
研修の対象者
現に消費生活相談業務に従事している県及び市町村の職員(常勤・非常勤、一
般 職・特 別 職 を 問 わ な い 。ま た 、消 費 生 活 専 門 相 談 員 等 の 資 格 の 有 無 を 問 わ な い 。)
(3) 研 修 修 了 後 に お い て 期 待 さ れ る 知 識 及 び 実 務 能 力 ( 目 安 )
・ 消費生活相談業務に必要な知識を習得するとともに、消費者に対して必要な
情報提供や解決策の助言を行う実務能力を有する状態。
消費生活専門相談員、消費生活アドバイザー等資格認定試験に対応できる知
識を有すると認められる状態。
事業の管理運営
本事業の管理運営に際し、委託者と受託者は次のとおり業務を分担します。
・
2
業
務
委
託
者
(県)
受
託
者
カリキュラム策定
◎県民生活センターにて作成
-
講 師 選 定 、依 頼 、連 絡
△必要に応じ助言
◎受託者作成
講座担当者の配置
○県民生活センターに担当者
◎担当者の配置
-1-
(団体)
配置
受講生の募集
◎県及び市町村の消費生活相
-
談窓口への周知
会場確保
◎県民生活センターにて実施
講座資料の準備
〇必要部数の印刷
-
◎受託者において原稿作成し、
事前に県民生活センターへ
データ送付
当日の運営
〇必要に応じ補助
◎受託者において対応(進行
等)
その他必要な業務
3
○必要に応じ補助
◎必要に応じ受託者が対応
委託期間
平 成 27 年 5 月 か ら 平 成 28 年 2 月 ま で を 予 定 し て い ま す 。
なお、天災地変その他事情の変更により委託業務の継続が困難と判断したとき又は
受託者による委託業務の実施が適当でないと認めるときは、契約の全部若しくは一部
を変更又は解除することがあります。
4
Ⅲ
委託費
本 講 座 に 係 る 委 託 費 の 上 限 額 は 、 1,789 千 円 ( 税 込 み ) と し ま す 。
応募要件
1 公益法人、民間企業、NPO法人、その他の団体であること。
2 団体が委託業務の遂行上果たす役割を明らかにする こと。
3
地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の 4 の 規 定 に 該 当 し な い 者 で
あること。
(一般競争入札の参加者の資格)
第百六十七条の四
普通地方公共団体は、特別の理由がある場合を除くほか、一般競争入札
に当該入札に係る契約を締結する能力を有しない者及び破産者で復権を得ない者を参加さ
せることができない。
2
普通地方公共団体は、一般競争入札に参加しようとする者が次の各号のいずれかに該当
す る と 認 め ら れ る と き は 、そ の 者 に つ い て 三 年 以 内 の 期 間 を 定 め て 一 般 競 争 入 札 に 参 加 さ せ
な い こ と が で き る 。そ の 者 を 代 理 人 、支 配 人 そ の 他 の 使 用 人 又 は 入 札 代 理 人 と し て 使 用 す る
者についても、また同様とする。
一
契 約 の 履 行 に 当 た り 、故 意 に 工 事 若 し く は 製 造 を 粗 雑 に し 、又 は 物 件 の 品 質 若 し く は
数量に関して不正の行為をしたとき。
二
競 争 入 札 又 は せ り 売 り に お い て 、そ の 公 正 な 執 行 を 妨 げ た と き 又 は 公 正 な 価 格 の 成 立
を害し、若しくは不正の利益を得るために連合したとき。
三
落札者が契約を締結すること又は契約者が契約を履行することを妨げたとき。
四
地方自治法第二百三十四条の二第一項 の規定による監督又は検査の実施に当たり職
員の職務の執行を妨げたとき。
五
正当な理由がなくて契約を履行しなかつたとき。
六
こ の 項 ( こ の 号 を 除 く 。) の 規 定 に よ り 一 般 競 争 入 札 に 参 加 で き な い こ と と さ れ て い
る者を契約の締結又は契約の履行に当たり代理人、支配人その他の使用人として使用し
たとき。
4
民 事 再 生 法 ( 平 成 11 年 法 律 第 225 号 ) に 基 づ き 再 生 手 続 開 始 の 申 立 て を し て い る
者 若 し く は 再 生 手 続 開 始 の 申 立 て が さ れ て い る 者 ( 同 法 第 33 条 第 1 項 に 規 定 す る 再
生 手 続 開 始 の 決 定 を 受 け た 者 を 除 く 。) 又 は 会 社 更 生 法 ( 平 成 14 年 法 律 第 154 号 ) に
基づき更生手続開始の申立てをしている者若しくは再生手続開始の申立てがされて
い る 者 ( 同 法 第 41 条 第 1 項 に 規 定 す る 更 生 手 続 開 始 の 決 定 を 受 け た 者 を 除 く 。) で な
-2-
いこと。
5
団体の代表者、役員等、団体の運営に関与する 者が、暴力団員による不当な行為の
防 止 に 関 す る 法 律 ( 平 成 3 年 法 律 第 77 号 ) 第 2 条 第 2 号 に 規 定 す る 暴 力 団 、 暴 力 団
員(同法第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)又は暴力団若しくは
暴力団員と密接な関係を有している者でないこと。
6 当業務の遂行にあたり、県の要請に応じ迅速かつ円滑に事務処理ができること。
Ⅳ
選定スケジュール及び手続きについて
1 選定スケジュール
項
2
目
日程(予定)
①
募集要項公表
2 月 10 日 ( 火 )
②
募集要項等に関する質問受付
③
募集要項等に関する質問回答の公表
④
企画提案書の受付
⑤
企画提案に係る選定委員会の開催
⑥
結果の公表・委託候補者の決定
⑦
委託契約等
2 月 10 日 ( 火 ) ~ 2 月 18 日 ( 水 )
2 月 20 日 ( 金 )
2 月 23 日 ( 月 ) ~ 3 月 13 日 ( 金 )
3 月 18 日 ( 水 )
3 月 23 日 ( 月 ) ま で の 間
4月1日(水)以降
質問の受付・回答の公表
(1)
質問の提出方法
募集要項等に関する質問書(別紙)に質問の内容を簡潔に記入の上、電子メール
又 は フ ァ ッ ク ス で 提 出 し て く だ さ い 。( 電 話 等 に よ る 質 問 は 受 け 付 け ま せ ん 。)
(2)
提出先
岩 手 県 立 県 民 生 活 セ ン タ ー (「 Ⅴ
(3) 質 問 に 対 す る 回 答
問い合わせ先」参照)
競争上の地位その他正当な利益を害するおそれのあるものを除き、岩手県立県民
生 活 セ ン タ ー の ホ ー ム ペ ー ジ に て 公 表 し ま す 。(「 Ⅴ 問 い 合 わ せ 先 」 参 照 )
3
企画提案書の提出
(1) 提 出 書 類
次の書類を各5部(正本1部、写し4部)提出してください。
ア 企画提案書(様式1)
イ
ウ
見積書(様式2)
法人等の概要書(様式3)
(添付書類)
① 定款、寄附行為又はこれらに類する書類
② 法人登記事項証明書及び役員名簿
③ 直近の事業年度の事業内容及び収支内容がわかる書類
④ その他、団体の活動状況等がわかる資料(ある場合のみ添付)
(2) 提 出 方 法
持 参 又 は 「 簡 易 書 留 」 で 郵 送 し て く だ さ い 。( 電 子 メ ー ル 及 び フ ァ ッ ク ス で は 受
け 付 け ま せ ん 。)
持 参 す る 場 合 は 、 平 日 の 9 時 か ら 17 時 ま で の 間 と し 、 郵 送 す る 場 合 は 受 付 期 間
内必着としてください。持参された場合も受領のみとします。
(3) 提 出 先
岩 手 県 立 県 民 生 活 セ ン タ ー (「 Ⅴ 問 い 合 わ せ 先 」 参 照 )
(4) 応 募 に 際 し て の 留 意 事 項
ア 失格又は無効
以下のいずれかの事項に該当する場合は、失格又は無効となることがあります。
-3-
①
応募資格を有しない者から提出があった場合
②
③
提出期限を過ぎて提出書類が提出された場合
提出した書類に虚偽の内容を記載した場合
④
審査の公平性に影響を与える行為があった場合
⑤
本募集要項に違反すると認められる場合
イ 複数提案の禁止
応 募 者 は 、複 数 の 提 案 を 行 う こ と は で き ま せ ん 。ま た 、単 独 で 応 募 す る 法 人 等 は 、
他のグループの構成団体となって二重に応募することはできません。
ウ 提出書類の変更
提 出 後 の 提 出 書 類 の 変 更 、差 し 替 え 又 は 再 提 出 は 、原 則 と し て 認 め ま せ ん( 軽 微
な も の を 除 く )。 な お 、 提 出 書 類 は 返 却 し ま せ ん 。
エ 費用負担
応募に要する経費等は、全て応募者の負担とします。
オ
カ
辞退
書類を提出した後に辞退する際は、辞退届(任意様式)を提出してください。
その他
・応 募 者 は 、企 画 提 案 書 の 提 出 を も っ て 、募 集 要 項 等 の 記 載 内 容 に 同 意 し た も の と
します。
・提 出 さ れ た 書 類 の 記 載 内 容 を 確 認 す る た め 、提 案 者 等 に 問 い 合 わ せ を す る こ と が
あります。
4 受託者の選定・委託契約
(1) 受 託 者 の 選 定
本事業の目的を達成するためには、受託者において消費者問題や民事ルールに係
る一定の知識を必要とするとともに、講座の内容や講師選定等に関して質の高い企
画提案が求められます。
こ の た め 、受 託 者 の 選 定 に あ た っ て は 、競 争 性・透 明 性 の 確 保 に 十 分 配 慮 し つ つ 、
事業の実施能力、企画提案の内容を総合的に評価して決定します。
(2) 審 査 ・ 選 定 方 法
ア
企 画 提 案 の 審 査・選 定 は 、別 途 設 置 す る 企 画 提 案 選 定 委 員 会 に お い て 行 い ま す 。
なお、応募者が1者のみであった場合においても、 企画提案選定委員会を開催
し、本事業を実施するにふさわしいか否かを 審査することとします。
イ 審査の方法は、応募者の企画提案書、見積書その他の関係書類について、別表
の選定基準、審査項目及び審査内容により、各委員が事前に評価・得点化し、後
日開催する企画提案選定委員会において審議します。
ウ 審 査 の 結 果 、最 も 優 れ て い る と 判 断 さ れ る 提 案 を 行 っ た 者 を 委 託 候 補 者 と し て 、
次いで優れていると判断される提案を行った者を次点者として選定します。
(3) 契 約 締 結 交 渉
県 と 委 託 候 補 者 と の 間 で 、仕 様 書 の 内 容 等 を 協 議 の 上 、契 約 締 結 交 渉 を 行 い ま す 。
なお、委託候補者が「Ⅲ 応募要件」に合致しない場合や、契約締結の協議が整
わない場合は、契約の締結を行わないことがあります。この場合は、次点者と契約
の締結交渉を行います。
(4) 契 約 に 際 し て の 留 意 点
ア 契約額
当初提出していただいた見積書の額が契約額とならない場合があります。
イ 契約保証金
契 約 金 額 の 100 分 の 5 以 上 の 額 と し ま す 。た だ し 、免 除 と な る 場 合 が あ り ま す 。
ウ 契約となった場合の委託料の支払方法
-4-
原 則 と し て 精 算 払 い で す 。た だ し 、事 業 の 執 行 計 画 等 に 応 じ て 、部 分 払 、前 金 払
が認められる場合があります。
(5) 結 果 の 通 知 及 び 公 表
選定結果については、岩手県立県民生活センターのホームページにより公表する
ほ か 、 応 募 者 に 対 し 速 や か に 文 書 で 通 知 し ま す 。(「 Ⅴ
なお、電話等による問い合わせには応じません。
Ⅴ
問い合わせ先」参照)
問い合わせ先
岩手県立県民生活センター(消費生活相談員レベルアップ講座担当:泉田)
住
所
〒 020-0021 岩 手 県 盛 岡 市 中 央 通 3 -10-2
電
話
F A X
Eメール
※
019-624-2586
019-624-2790
[email protected]
岩手県立県民生活センターのホームページ
岩 手 県 公 式 ホ ー ム ペ ー ジ ( http://www.pref.iwate.jp/ )
⇒ トップページ「くらし・環境」⇒「消費生活」⇒「岩手県立県民生活センター」
-5-
【別表】
選定基準及び審査内容、配点
選定基準
1
事業目的
審査項目
趣
旨
等
等
審
査
内
容
配
点
・委託業務の趣旨を理解し、消費者行政の推進
のために求められる成果を把握した提案と
なっているか。
10 点
20 点
事 業 目 的
・委託業務の目的を理解し、適切な企画提案、
スケジュールとなっているか。
2
企画提案
企 画 内 容
内容
10 点
・研修対象者にとって、受講者が期待を持てる
ような有効な研修内容であり、想定する研修
受講者数が集まるような企画提案となってい
15 点
るか。
事 業 効 果
・研修修了後において、受講者の知識及び実務
能力が想定するレベルに到達することが期待
できる研修内容・講師選定となっているか。
管 理 運 営
体制が構築されているか。
事業実施
見 積 内 容
と整合性がとれているか。
確実な運営が期待できるか。
運営が期待できるか。
その他特
に優れた点
10 点
30 点
・組織体制や類似の業務実績から、確実に本事
業を遂行できる能力を有し、または、良好な
4
10 点
・団体の運営基盤(財政、人材)が確保され、
的確な事業運営、事業実績報告等、適正かつ
業 務 実 績
10 点
・予算の範囲内で、事業の積算に係る単価や経
費が妥当かつ必要最小限で、業務の提案内容
経 営 基 盤
40 点
・講師、研修受講者との連絡調整、研修の実施
等について、円滑に運営できるよう管理運営
3
15 点
10 点
・1~3の項目以外に、本事業の成果をより効
果的なものにする提案や工夫が認められる
か。
合
計
10 点
10 点
/ 100 点
-6-