「高機能JIS等整備事業(JIS開発横断的推進 活動)」 公募

「高機能JIS等整備事業(JIS開発横断的推進
活動)」
公募要領
平成27年2月
経済産業省産業技術環境局基準認証政策課
「高機能JIS等整備事業(JIS開発横断的推進活動)」の公募要領
経済産業省では、「高機能JIS等整備事業(JIS開発横断的推進活動)」について、
実施者を以下の要領で公募します。
1.事業の目的(概要)
本事業は、産業競争力強化、安全・安心な社会形成を図るJISの制定・改正等に当た
って、個々の規格の内容だけでなく、関連規格との一様性、JIS全体として基本規格に
従った一貫性をもつことの重要性に鑑み、JIS開発の横断的な観点から、全てのJIS
原案の総合的な調整等を行う。
2.事業内容
平成27年度は、委託事業として、「JIS開発横断的推進活動」について、実施者を
公募します。
なお、本事業は、平成27年度予算に係る事業であることから、予算の成立以前におい
ては、採択予定者の決定となり、予算の成立等をもって採択者とすることとします。
JIS開発横断的推進活動
事業期間:委託予算額:100,000千円(上限)
本事業は、JISの制定・改正等に当たって、個々の規格の内容だけでなく、関連規格
との一様性、JIS全体として基本規格に従った一貫性をもつことの重要性に鑑み、全て
のJIS原案(500件程度)について、専門家による規格の一様性、一貫性のための調
整を行うとともに、見直し時期の到来するJISの調査、強制法規におけるJISの引用
状況の調査、緊急的なJIS作成のための調査を数件程度実施する。
3.事業実施期間
契約締結日~平成28年3月31日
4.応募資格
本委託事業に応募する場合は、次の要件を満たす必要があります。
(1)企業、民間団体など、本事業に関する委託契約を経済産業省との間で直接締結できる
こと。
(2)委託契約の締結に当たっては、当省から提示する委託契約書に合意できること。
(3)国が委託をする上で必要とする手続きに適切に対応できる能力や体制を有すること。
(4)委託事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、かつ、資金、設備等につい
て十分な管理能力を有すること。
(5)事業計画の遂行に必要な組織、人員、設備及び施設等を有すること。
(6)複数の者で共同提案するときは、事業全体の企画立案や運営管理等を行う能力や体制
を有する統括者(統括機関)を定めること。
(7)規格案の作成に際しては、特定企業の利益のみならず、我が国産業界の意見を集約す
ること。
(8)事業目的を着実に達成するため、国からの委託事業終了後も規格の制定又は改正等の
段階までフォローアップできること。
(9)予算決算及び会計令第70条及び第71条の規定に該当しないものであること。
(10)経済産業省所管補助金交付金等の停止及び契約に係る指名停止等措置要領(平成1
5・01・29会課第1号)別表第一及び第二の各号第一欄に掲げる措置要件のいずれ
にも該当しないこと。
【応募に当たっての留意事項】
○公的研究費の不正な使用及び不正な受給への対応
(1)研究費の管理・監査体制の整備と実施状況の確認
公的研究費の不正な使用及び不正な受給(以下「不正使用等」という。)については、
「公的研究費の不正な使用等への対応に関する指針」(平成20年12月3日経済産業
省)(以下、「公的研究費に関する指針」という。)に基づき、経済産業省は資金配分
機関として、本事業の委託先事業者は研究機関として研究費の管理・監査体制の整備等
の必要な措置を講じることとしています。
各研究機関における研究費の管理・監査体制の整備等については、公的研究費に関す
る指針に基づき、実施状況の報告を求める場合がありますので、求められた場合には直
ちに報告するようにしてください。なお、当該年度において、同旨の報告書を、他府省
等を含め既に提出している場合は、この報告書の写しの提出をもって代えることができ
ます。
また、上述の報告の他、各研究機関における研究費の管理・監査体制の整備等の実施
状況を把握するため、現地調査を行う場合があります。
(2)公的研究費の不正使用等があると認められた場合の措置
本事業及び他府省の事業を含む他の研究資金において、公的研究費の不正使用等があ
ると認められた場合、以下の措置を講じます。
①当該研究費について、不正の重大性などを考慮しつつ、全部又は一部を返還していた
だくことがあります。
②不正な使用を行った研究者及びそれに共謀した研究者に対し、本事業への翌年度以降
の応募を制限します。(応募制限期間:不正の程度などにより、原則、当該研究費を
返還した年度の翌年度以降1~10年間)
③不正な受給を行った研究者及びそれに共謀した研究者に対し、本事業への翌年度以降
の応募を制限します。(応募制限期間:原則、当該研究費を返還した年度の翌年度以
降5年間)
④不正な使用を行った研究に直接関与していないが善管注意義務を怠った研究者に対し、
本事業への翌年度以降の応募を制限します。(応募制限期間:原則、当該研究費を返
還した年度の翌年度以降1~2年間)
⑤他府省を含む他の資金配分機関に対し、当該不正使用等に関する措置及び措置の対象
者等について情報提供します。このことにより、不正使用等を行った者及びそれに共
謀した研究者に対し、他府省を含む他の資金配分機関の研究資金への応募が制限され
る場合があります。
○研究活動の不正行為への対応
研究活動の不正行為(ねつ造、改ざん、盗用)については「研究活動の不正行為への対
応に関する指針」(平成19年12月26日経済産業省)(以下「研究活動に関する指針」
という。)に基づき、経済産業省は資金配分機関として、本事業の委託先事業者は研究機
関として必要な措置を講じることとします。そのため、告発窓口の設置や本事業について
の告発があった場合の調査をお願いすることがあります。また、本事業及び他府省の事業
を含む他の研究事業による研究活動に係る研究論文等において、研究活動の不正行為があ
ると認められた場合、以下の措置を講じます。
(1)本事業において不正行為があると認められた場合
①当該研究費について、不正行為の重大性などを考慮しつつ、全部又は一部を返還して
いただくことがあります。
②不正行為があったと認定された研究の不正行為に関与したと認定された者(論文等の
著者、論文等の著者ではないが当該不正行為に関与したと認定された者)に対し、本
事業への翌年度以降の応募を制限します。(応募制限期間:不正行為の程度などによ
り、原則、不正があったと認定された年度の翌年度以降2~10年間)
③不正行為に関与したとまでは認定されないものの、不正行為があったと認定された研
究に係る論文等の内容について責任を負う者として認定された当該論文等の著者(監
修責任者、代表執行者又はこれらの者と同等の責任を負うと認定された者)に対し、
本事業への翌年度以降の応募を制限します。(応募制限期間:責任の程度等により、
原則、不正行為があったと認定された年度の翌年度以降1~3年間)
④他府省を含む他の資金配分機関に対し、当該不正行為に関する措置及び措置の対象者
等について情報提供します。このことにより、当該不正行為に関する措置の対象者に
対し、他府省を含む他の国の研究資金における事業への応募が制限される場合があり
ます。
⑤経済産業省は不正行為に対する措置を決定したときは、原則として、措置の対象とな
った者の氏名・所属、措置の内容、不正行為が行われた研究資金の名称、当該研究費
の金額、研究内容、不正行為の内容及び不正の認定に係る調査結果報告書などについ
て公表します。
(2)過去に国の研究資金において不正行為があったと認められた場合
国の研究資金において、研究活動における不正行為があったと認定された者(当該不
正行為があったと認定された研究の論文等の内容について責任を負う者として認定され
た場合を含む。)については、研究活動に関する指針に基づき、本事業への参加が制限
されることがあります。
経済産業省における研究上の不正行為、研究費の不正使用等に関する告発・相談窓口
経済産業省 産業技術環境局産業技術政策課 研究開発事業適正化推進係
〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1
TEL 03-3501-1773/FAX 03-3501-7908
E-mail [email protected]
5.契約の要件
(1)契約形態:委託契約
(2)採択件数:1件
(3)予算規模:2.に記載のある金額を上限とします。なお、最終的な実施内容、契約金
額については、経済産業省と調整した上で決定することとします。
(4)成果物の納入:事業報告書の電子媒体3部を経済産業省に納入。
※ 電子媒体を納入する際、経済産業省が指定するファイル形式に
加え、透明テキストファイル付PDFファイルに変換した電子
媒体も併せて納入。
(5)委託金の支払時期:委託金の支払いは、原則として、事業終了後の精算払となります。
※ 事業終了前の支払い(概算払)が認められる場合は制限されて
いますのでご注意ください。
(6)支払額の確定方法:
事業終了後、事業者より提出いただく実績報告書に基づき原則
として現地調査を行い、支払額を確定します。
支払額は、契約金額の範囲内であって実際に支出を要したと認
められる費用の合計となります。このため、全ての支出には、そ
の収支を明らかにした帳簿類及び領収書等の証拠書類が必要と
なります。また、支出額及び内容についても厳格に審査し、これ
を満たさない経費については、支払額の対象外となる可能性もあ
ります。
6.応募手続き
(1)募集期間
募集開始日:平成27年2月6日(金)~
締切日:平成27年3月9日(月)12時必着
(2)説明会の開催
開催日時:平成27年2月16日(月)16時30分から開催します。
説明会への参加を希望する方は、平成27年2月12日(木)12時までに、10.
の問い合わせ先まで連絡してください。
連絡の際は、メールの件名(題名)を必ず「高機能JIS等整備事業(JIS開発
横断的推進活動)説明会出席登録」とし、本文に「所属組織名」「出席者の氏名(ふ
りがな)」「所属(部署名)」「電話番号」「FAX番号」「E-mailアドレス」を明
記してください。
なお、会場の都合により、説明会への出席者は、原則として、応募単位毎に2名ま
ででお願いします(共同で応募される場合、応募される複数組織を一応募単位としま
す。)。説明会の会場は、記載された、「E-mailアドレス」に送付します。2月13
日(金)17時までに当方より連絡がない場合は、申し訳ございませんが、10.の
問い合わせ先までお知らせください。また、出席者多数の場合は説明会の出席人数を
調整させていただくことがありますので、予めご了承ください。
(3)応募書類
①提案書の提出部数は、正1部、写2部とします。
・提案書は、「別紙」に基づいて作成してください。
・提案書は、日本語で作成してください。用紙サイズはA4版縦置き、横書きを基
本とします。
・提案書の提出時に「提案書受理票」1部を併せて提出してください(できるだけ)。
②提案書には、次の資料又はこれに準ずるものを添付してください。
・会社経歴書
2部
・最近の事業報告書(1年分)
2部
・当該事業に関する事業部、研究所等の組織等に関する説明書
2部
・経済産業省から提示された契約書に合意することが委託先選定の要件となります。
参考として、この要領とともに契約書例(平成26年度版)を掲載いたしますの
で、契約書の内容について疑義がある場合は、その内容を示す文書3部(正1部、
副2部)を添付してください。なお、契約書は平成27年度に変更する可能性が
あることをご承知ください。
・応募者が外国企業等であって、提案書を日本語以外の言語で作成し、日本語に翻
訳したものである場合は、参考としてその原文の写1部を添付してください。
③ 提出された応募書類は本事業の採択に関する審査以外の目的には使用しません。
なお、機密保持には十分配慮いたしますが、採択された場合には、「行政機関の
保有する情報の公開に関する法律」(平成11年5月14日法律第42号)に基づ
き、不開示情報(個人情報、法人の正当な利益を害する情報等)を除いて、情報公
開の対象となりますのでご了承ください。
④ 応募書類等の作成費は経費に含まれません。また、選定の正否を問わず、提案書の
作成費用は支給されません。
⑤ 提案書に記載する内容については、今後の契約の基本方針となりますので、予算額
内で実現が確約されることのみ表明してください。なお、採択後であっても、申請
者の都合により記載された内容に大幅な変更があった場合には、不採択となること
があります。
(4)応募書類の提出先
応募書類は持参又は郵送により以下に提出してください。
〒100-8901
経済産業省
東京都千代田区霞が関1-3-1
産業技術環境局
基準認証政策課
「高機能JIS等整備事業(JIS開発横断的推進活動)」担当あて
① FAX及び電子メールによる提出は受け付けません。また、応募要件を満たさない
者や不備がある提案書は、受理しない場合があります。
② 提出された提案書を受理した場合は、提案書受理票を申請者に通知します。
③ 受理した提案書は返却できませんので、予めご了承ください。
④ 提案書類に不備があり、提出期限までに整備できない場合は、当該提案書は無効と
なりますのでご了承ください。なお、この場合、提案書その他の書類は返却いたし
ます。
⑤ 締切を過ぎての提出は受け付けられません。郵送等の場合、配達の都合で締切時刻
までに届かない場合もありますので、期限に余裕をもって送付ください。
7.審査・採択について
(1)審査方法
採択にあたっては、第三者の有識者で構成される委員会で審査を行い決定します。
なお、応募期間締切後に、必要に応じて提案に関するヒアリングを実施します。
(2)審査基準
以下の審査基準に基づいて総合的な評価を行います。
①事業目標が明確であり、経済産業省の意図と合致しているか。また、目標達成に向
けて十分な内容となっているか。
②提案の方式・方法等、提案内容が優れているか。また、提案内容に実現可能性があ
るか。
③委託事業分野の標準化に関する十分な知見や実績等を有しているとともに、JIS
原案の作成等に必要な能力や体制等を有しているか。
④委託事業を実施するために必要な組織、人員、設備及び施設等を有しているか。
⑤委託事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、資金、設備等について十
分な管理能力を有しているか。
⑥業務委託管理上、計画変更等経済産業省の必要とする措置を適切に遂行できる体制
を有しているか。
⑦複数の者による共同提案の場合は、それぞれの事業実施体制において、共同実施者
それぞれの実施内容や役割分担等が明確であり、かつ、十分な連携が図れる体制を
有しているか。また、事業全体の企画立案や運営管理等を行う能力や体制を有する
統括者(統括機関)を定めているか。
⑧提案内容の予算配分が効率的なものとなっているか。
⑨JIS原案の作成に当たっては、特定企業の利益のみならず、生産・消費(流通)
・中立といった適性比率に基づく利害関係者の意見を集約し、合意形成が図れる調
整能力を有しているか。
⑩事業目標の確実な達成に向け、国からの委託事業終了後もJISの制定又は改正等
の段階までフォローアップできる能力や体制等を有しているか。
(3)採択結果の決定及び通知について
採択された申請者については、経済産業省のホームページで公表するとともに、当
該申請者に対しその旨を通知します。
8.契約について
採択された申請者について、国と提案者との間で委託契約を締結することになります。
なお、採択決定後から委託契約締結までの間に、経済産業省との協議を経て、事業内容・
構成、事業規模、金額などに変更が生じる可能性があります。
契約書作成に当たっての条件の協議が整い次第、委託契約を締結し、その後、事業開始
となりますので、あらかじめ御承知おきください。また、契約条件が合致しない場合には、
委託契約の締結ができない場合もありますのでご了承ください。
なお、契約締結後、受託者に対し、事業実施に必要な情報等を提供することがあります
が、情報の内容によっては、守秘義務の遵守をお願いすることがあります。
9.その他の留意事項
(1)提案書を作成する上で前提となる条件等が不明な場合には、事項に従って質問を行う
か、又は応募者の判断として想定した前提条件を明記の上記載してください。
(2)応募者等が所有する特許権等を使用する場合は、提案書の中にその旨を明記してくだ
さい。また、使用条件等について提案等がありましたら、併せて提案書の中に明記して
ください。
10.問い合わせ先
本件に関する問合せは日本語とし、下記の電子メール、FAXにて受け付けます。電話、
来訪等による問合せには対応いたしません。
担当者:経済産業省産業技術環境局基準認証政策課
鈴木、土佐
E-mail:[email protected]
FAX:03-3580-1418
なお、問い合わせは、原則3月3日(火)以降は受け付けません。問い合わせの際は、
件名(題名)を必ず「高機能JIS等整備事業(JIS開発横断的推進活動)」としてく
ださい。他の件名(題名)ではお問い合わせに回答できない場合があります。
以上