別 紙 9第 67 回全国植樹祭活動事業交付金 平成27年度の変更点について 平成 27 年度の交付事業については、次の点を変更して実施します。 1.重点テーマを設定し、交付金を優先的に分配します。 交付金の有効活用と全国植樹祭事業の推進を図るため、重点的に推進するテーマを設け、重点 テーマのいずれかに該当する事業には交付金を優先的に分配します。 【平成 27 年度重点テーマ】 ◎ 事業の効果が「第 67 回全国植樹祭」又は「第 45 回全国林業後継者大会」 (※別記)の事業に 直接結びつくもの 事業の内容が「第 67 回全国植樹祭基本構想」に掲げる3つの開催理念のいずれかに一致し、 かつ、事業効果が全国植樹祭や全国林業後継者大会の事業に直接結びつくと客観的に判断できる ものが該当します。 (※単なる全国植樹祭の“意識啓発” “PR活動”だけでは該当しません。) 開催理念 事 例 理 念 1 植えて・育て・利 ・苗木のホームステイに取り組む一般市民等を対象としたNPOの活動 用する「森林・林 ・苗木のホームステイ用のプランター等を製作する木工教室の開催 業のサイクル」を、 ・地区の植樹イベントにおける苗木のスクールステイ・ホームステイへの参加 促進活動 取り戻そう (注:苗木のスクールステイ・ホームステイについては、当初の受付期間を延長する予定です。)) 理 念 2 森林や身近な緑の 恩恵を、もう一度 見つめ直そう ・地域住民等と協働で行う県民植樹会場周辺の環境整備活動 ・林業士や林業研究グループ等が行う全国植樹祭関連事業への支援活動 理 念 3 森林と共に生きる 人々の思いを、伝 えよう ・林業従事者が行う苗木のスクールステイに取り組む学校等への支援活動 ◎ 障がい者や若年層(概ね 10 代後半~30 代前半) 、シニア・シルバー世代(概ね 65 歳以上)又 は女性の参画・活用を図っているもの 『しあわせ信州創造プラン(長野県総合5か年計画)』の実現に向け、多様な県民による社会 参加の促進と「健康長寿県ながの」の発信を図ります。 例 ・イベントのスタッフやボランティアとして大学生を活用 ・イベントで配布する普及啓発物品の準備作業を障がい者施設に依頼 ・女性限定の緑化・植樹イベントや森林整備活動 (なお、いずれの場合でも、全国植樹祭の関連事業であることが前提となります。) 2.交付額の上限額を設定します。 (1団体あたり概ね 80 万円まで) 交付金を県下全域に配分できるよう、1団体あたりの交付額の上限額を概ね 80 万円とします。 ただし、応募の状況や申請された事業の内容、地域の特殊性等により、実行委員会が特に必要 と認めた場合には、上限額を超えて交付します。 -1- 3.事業に付随する経費(注)の総額は、交付対象事業の直接的経費の概ね 20%までとします。 当交付金は「緑の募金」を財源としていることから、募金の趣旨に沿い、できる限り活動の成 果が還元される直接的経費に活用すべきと考えます。そこで、事業に付随する間接的経費の上限 額(目安)を設けることとし、交付金の内示又は交付決定にあたっては、原則、このルールに従 って金額を決定します。 ただし、事業内容によっては、これによりがたい場合もあるため、実際には個別に判断してい きます。 (注)事業に付随する経費:広報・宣伝費、ポスター・チラシの印刷代、郵送代、振込手数料 など、事業の執行に直接影響を及ぼさない間接的経費をいう。 4.第 67 回全国植樹祭との連携を強化します。 (1) 全国植樹祭事業の推進を図るためには、交付事業者とも連携して進めていく必要があります。 そこで、交付事業者は実行委員会からの依頼に応じて、全国植樹祭事業に協力することを努力 規定として追加しました。 【交付要綱に条項を追加(第 18 第 1・2 項) 】 (協力の例)交付事業者が作成するチラシの中に全国植樹祭のPRや公募情報を掲載する。 交付対象事業のイベントにおいて全国植樹祭関連のチラシを配布する。 (2) 交付対象事業は全国植樹祭の関連事業として位置づけられることから、全国植樹祭の記録と しても残していく必要があります。そこで、交付事業者は実行委員会からの依頼に応じて、交 付対象事業の活動の様子を撮影した写真や動画(ビデオ等)を実行委員会に提供することを要 件としました。 【交付要綱に条項を追加(第 18 第 3 項) 】 (3) 交付対象事業が「第 67 回全国植樹祭関連事業」に位置付けられていることをより明確にし、 また全国植樹祭のPR効果を高めるため、交付金を活用して整備した施行箇所や製作物等に、 交付金の交付を受けた旨の表示をすることを義務化(改正前は努力規定)しました。 【交付要綱第9(5)を改正】 (例)イベント名への併記、ポスター・チラシ・啓発物品等への表示 など 【※別記】 「第 45 回全国林業後継者大会」とは 第 67 回全国植樹祭の関連行事として、全国の林業後継者が一堂に会し、森林を育む担い手として果 たす役割について意見を交わし、健全な森林を持続的に育成することにより、豊かな社会を築くこと を全国に発信することを目的に開催されます。 ○ 開催日時:第 67 回全国植樹祭開催日の前日(平成 28 年春季) ○ 開催場所:飯山市「飯山文化交流館」 -2-
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